神の不注意によりチートな2ndライフ始めました。 作:じじぃ♀
更にブラコンに磨きがかかってきもくなるアレンと、それに気付く由もない純粋なエース。
エースが兄のブラコンに気付くのは当分先になりそうです。
それからタイトルでネタバレしている通り、とんでもない(?)拾い物をします。
そんなこんなの第4話。どうぞ
「能力者ってのはな━━━海のあくまって呼ばれることもあるあくまの実ってのを食べると、とくべつな能力を得られるんだ。でもその代わりに海にきらわれて、一生およげない体になる」
エースは眉をひそめた。
「じゃあアレンはもうおよげないのか?」
「まぁそういうことになるね」
俺の返事を聞いてエースは残念そうに肩を落とした。
「なんだ?海にでも行きたかったのか?」
エースは俯いたままこくりと頷く。
何この可愛い生き物。可愛さが破壊的だな。
え?ブラコンですが何か?言っておくが俺はブラコンだ!
「うーん…およぐのはどうしようもないなぁ。あ、でもおれの能力なら海に入れるかも」
「『入れる』?どういう…?」
「まだちょっと調節してないからわかんないけど…まぁ見てて」
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青い海!照りつける太陽!きらきら光る波が眩しいね!!
…はい。簡潔に言うと、思ってたのと形は違えど一応は出来ました。
俺が思ってたのは、パラパラの実で俺の能力の変更が出来るなら、基本のとこを、魚人みたくエラ呼吸にすれば泳げなくても海ン中で呼吸出来るかなーって考えてたんだけど、本質は変えられなかった。
でもその代わりに、特殊能力の部分に動物との意思疎通を加えてみたんだよ。
そしたら大成功。運良く近くを通ったデカいカモメが背中を貸してくれて、エースが魚を獲ろうと奮闘してるのをソイツの背中から観戦してます。
既に俺が持ってきてた網の中は小さいのから大きいのまで、大量の魚でいっぱいだ。
「おーいエース!そろそろ帰るか?」
ちょうど海から顔を出したエースに声をかければ、エースは獲った魚を掲げて笑った。
「今行く!」
もう可愛いね、エース。原作ではお兄ちゃんだからって気張ってたけど、今は弟だしすごい可愛い。
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家に帰り、大量を魚を捌いてる間、エースには悪いけど洗濯物を畳んでもらった。
もうね、よく働くね。原作じゃもっとなんか生意気な感じだったはずなんだけど、変に原作知識(5年も経ってるとあまり覚えてはいないのだが)があるからか、ギャップで更に萌えるね。
ふと、捌いた割と大きめの魚の腹わたを見て、完全に思考がストップした。
否、腹わたそのものではない。そこから覗く、明らかに不自然なものに、だ。
「……手錠?」
海軍が持っているはずの海楼石の手錠だ。しかもご丁寧に鍵まで一緒に紐で括りつけてあった。
確認程度に触れてみて、ひどい虚脱感に襲われたので間違いない。
「どういうことだ…?」
普通にこういうのが落ちて(?)ていいのか?
海軍……あ。
最近この近海に来たのってガープの船団じゃね?一番可能性高いじゃんか!あの人の性格とかも全部含めて一番怪しいよ!
いくら強いからって、こんな適当なやつがこんな上にいていいのかよ海軍……。
「アレン?どうしたんだ?」
洗濯物を畳み終わったらしいエースがキッチンにひょっこりと顔を出した。
この手錠さえなければ俺はたぶんエースが可愛いとか脳天気なこと思ってたんだろうな。
「いや、な。これ…見ろよ。海軍の手錠だ」
エースは訝しげに片眉を釣り上げた。
「ジジィのか?」
「…たぶんね」
つい推測を口にして、やばいと思って口を押さえたが時既に遅し。ニヤリと意地悪く笑ったのは他でもない、エースだ。
あー、絶対悪いこと考えてる顔だなぁ、こりゃ。
「ジジィには返さねぇで、もらっちまおうぜ、これ」
はい犯罪ですねー。
海楼石についての説明は既に済ませているのでどんなものなのか知ってるはずなんだが?否、知ってるからパチろうとしてるのか?
「いや、じぃちゃんの物とはかぎらねぇけど、返しといた方がよくないか?」
一応言ってみるがエースは聞く耳持たず。触れない俺の代わりそれを手に取った。
「いいじゃねぇか。おれはいつかかいぞくになるんだ。海軍から何かとったって変じゃねぇだろ?」
まぁそうですけど。そうなんですけど!
……あ。
エースと海軍…それからガープと言えば?
マリンフォード!…だっけ?やばい忘れてた!!
処刑じゃんか…血の繋がりがないとはいえ、もう本当の兄弟も同然…。処刑はやだなぁ。
よし、決めた。エースの処刑止めさせよう。
俺の目標決定!!ちなみにこの間0.5秒。
「……まぁそうだな。じぃちゃんにはひみつにしよっか」
ごめんガープ。取り敢えずこれ貰っとく。
たぶん、これもあのくそ髭じじいの図ったことだろうし。
使えるもんは全部使おう。
……よし。これからは取り敢えず鍛えよう。
今でも、二人掛かりでならこの山の猛獣の比較的弱い奴から普通(それでも一般人は瞬殺で殺られる程度)のやつなら倒せるけど、さらに上だ。
10歳までには1人でこの山の主をボコれる程度に!
「なぁエース、おれのしゅぎょうに付き合ってくれよ」
そんなこんなで俺の楽しい修行の日々が始まった!……はずだったんだが。
現実(?)はそんなに甘くはなかった。
俺とエースは主に炊事洗濯に追われる主夫になってました。
なんでだ!?!?俺、ちゃんと鍛えれんのかコレ?!!
炊事に洗濯…完全に主夫でした。
アレンは無事に第1の目標である山の主に辿りつけるんでしょうかね。
それからアレンの紹介がまだでした。
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モンキー・D・アレン(5)
黒髪、碧眼。
髪はストレートとも癖っ毛とも言い難いすごく微妙な癖毛。前髪が短いサンジみたいな髪型。
将来有望なイケメン予備軍。
2歳で既に能力者になった。
マキノさん曰く、アレンがお腹が空いたと訴えてきた時にちょうど柔らかそうなバナナみたいな果物があったから剥いてあげたらしい。100%善意だったが、すごく反省しているとのこと。
パラパラの実を食べたパラメーター人間。
他人と自分の能力値を入れ替えたり、イジったりできる。何より、悪魔の実の食べられる上限を変えられるらしいが、本人はまだ気付いていない(後に自分で発見する)。
5歳にして原作改変を心に決め、修行を始めようとするが大量の家事によって阻まれた。
しかし既にコルボ山の猛獣の下っ端の方(一般人なら確実に殺られるやつ)なら1人で倒せると思われる。
エースより強い。
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…もうエース超えちゃってるね!!当たり前か。お兄ちゃんだもんね!!
ごめんなさい黙りマス。
次回は修行のことと、ついに後のもう一人の兄弟登場です!