神の不注意によりチートな2ndライフ始めました。 作:じじぃ♀
感想欄にて「パラパラの実を他の作品で見たことがあるのでパクリと言われるのでは」というご指摘をいただきました。
パラメーターとかイジって悪魔の実いっぱい食べれたら最強なんじゃね(黒ひげ的な)!?という軽いノリでしたので、類似作品には注意を向けていませんでした。
パクったつもりは微塵もありませんので、気分を害された方がいらっしゃいましたら、申し訳ありません。
ご指摘ありがとうございました。
そんな感じで温かい(?)目で見ていただけてるんだなーと調子に乗って第5話です!
さて。俺は自分の夢…とも言えないか。最終目標を決め、そのための第1の目標も決めたわけだが……。
俺は(同じく海賊に目標を定めたエースもだが)未だに本格的な修行に取り組めず、家事の最中やその合間にちまちま、ちまちまとスクワットやら腹筋運動やら腕立て伏せやら、基礎筋力を鍛える運動を続けて早いものでもう半年…。
これがどういうことかお解りだろうか。
「まじで何っにもできねぇ!!!!」
晩飯用の寸胴鍋2つ分のクリームシチューをかき混ぜながら思わず声を荒げた。
あれから俺はエースとともに主夫として多忙を極め、一般の家事と、普通の主夫としてはあり得ない猛獣相手の食料確保等、修行もくそもない半年を送っていたわけで。
まぁ猛獣相手の食料確保は少しは修行になるのだが、それだけでは足りないのが現実だ。
エースも不満らしく、洗濯物を終わらせた後、料理の手伝いもそこそこに山賊たちの手伝いに出ることも増えた。
うん。俺は完全に不完全燃焼。
エースは山賊についていくことで発散できてるかも知れないが俺はずっとキッチンに磔だ!!!
まじで何っにもできないんだよ!!!
まぁそれでも俺はまだエースよりは強い。
原作でもあった試合形式のあれ、俺が提案して至極たまにやってるからそれは確実だ。
あ、ちなみに今はこの場にエースはいない。
俺の手伝いで山菜採りに行ってくれてんだよ。優しいね。修行もあんまりできなくて不満なのにね、手伝ってくれるんだよ。
お兄ちゃん泣いちゃう!!
スミマセン、黙ります。
「おいアレン!すげぇいっぱい採れたぜ!」
そんなこと考えてるうちに、エースが帰ってきた。
その腕には色んな山菜が山盛りのデカいざる。今にも溢れんばかりだ。
めっちゃ嬉しそうな笑顔が眩しい。てか可愛い。超可愛い。
「おお!さんきゅ!今日は野菜炒めだな!」
俺がそのざるを受け取って野菜炒め宣言をすると、エースはすげぇ笑顔になった。
大好物なんだよな、俺の野菜炒め。原作では野菜嫌いなのかなーとか思ってたんだけど、今はすごい喜んで食べてくれる。
皆!俺はここに宣言しよう!!
手料理を美味しいって喜んでくれる人がいれば料理は上手くなれる!!
実際俺もそうだ!なんかもう、喜んでくれんのがすげぇ嬉しくて頑張ってるうちにいつの間にかシチューとか作れるようになったよ!!すごいね!!!!
…はぁ。俺は何を目指してんだ……。
「アレン?どうかしたのか?」
エースが心配そうに俺を覗き込んだ。
天使かっ…!やばいブラコン悪化してるわ笑
「いや、ちょっと何を目指してんのかわかんなくてさ。それより、このシチュー混ぜといてくれないか?焦げ付いちまわないようにしないと」
笑ってエースにお玉を渡し、俺は野菜炒めの準備を始めた。
え?シチューが危ない?もうそんなことないんだな、それが。
エースは、俺のつまみ食い防止プログラムによって食べ物の大切さを知ってくれた!よってつまみ食いはかなり腹が減ってるときでないと発生しなくなった!
そして俺は皆の腹がひもじくないように量もハーブも工夫するようになったから腹は減らさせない!!つまりつまみ食いはない!!!
すごいよ!ハーブって。
食欲を抑える働きをするやつとかあるし、重宝させてもらってる。
「な、アレン。今日森で変なやつに付け回されてよ。なんかすげぇ見られてたんだ。昼飯終わったら来てくれないか?」
俺の言った通りにシチューを混ぜながら、エースはそう切り出した。
「ほー。いいぜ、でもどんなやつだったか覚えてるか?」
「……あ、なんか、子どもだった。よく見えなかったんだけど、帽子は見えた。変な帽子だったぜ」
現在エースは5歳。5歳で出会う、エースがあまり見ない帽子を被った誰かと言えば?
そう、サボだ。サボ!
YES!!!
心の中で盛大にガッツポーズを決め、手は平静を装って山菜を一口サイズに切っていく。
やっと!やっとサボだ!!
……でもなんでエースは俺を呼んだんだ…?貴族降りたてのサボよりエースはずっと強いだろうに、何故俺を?
うーん…俺が兄貴分だからか?だとしたらすげぇ嬉しいんだけど…。
ま、いっか。俺イレギュラーなんだし。ちょっとくらいそういうとこ変わっちゃってもどうしようもできないよね。
そんな風なことを考えながらでも野菜炒めを作る手は止めず、さっさと手際良く作る。
シチューの火も止め、野菜炒めが出来上がる頃には日は頂点に達し、山賊の皆も腹が減ったとキッチンに顔を出しに来る。
それぞれ皿に装い給仕しながら、ダダンに声をかけた。
「なぁダダン、俺さ、修行したいんだけど朝飯か洗濯物の仕事、返上していいか?」
ダダンは片眉を釣り上げる。いかにも不満そうだ。
「何言ってんだい。仕事しねぇなら放り出すよ!」
「お、いいね、俺それでもいいよ。エースと二人で家造っから」
「なっ…!?」
「うそうそ。でもちょっと暇が欲しいな、俺としては」
ダダン可哀想だし、割と本気で家出を考えていたとは言わないでおこう。
ニコニコ、ニコニコとダダンに向けて笑顔で待機。
至極穏やかな笑みを浮かべているつもりだが、ダダンは青くなった。なんでだ?
「す、好きにしな!」
「よっしゃああああ!!!エース!これで取り敢えず朝は修行できるぞ!!」
遠巻きに俺とダダンの様子を伺っていたエースを振り返り、ピースサインを送る。
何故かエースの顔が引き攣ってたが、気にしないで………っていうのは無理だった。
「なんでそんな微妙な顔してんだよ、エース?」
「いや、なんか…。気温が下がった気がした」
なんだそれ…。
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そんなこんなで昼飯を済ませ、洗濯物はまだ乾かないのでそのままエースについて森に入った。
サボかぁ…てか5歳のサボってどんなだろ…?
とか考えてたら早速何かの視線を感じた。
あ、言ってなかったけど俺、見聞色の覇気的なのが使えるみたいだ。そこまで強力でもないが、軽く気配を感じる程度…。
今までずっと背後からのエースの視線とかを感じてたのはコレらしかった。
「そこだ!」
10時の方向に、思いっきり小枝を投げた。
「うぉっ!?」
びっくりして転がり出てきたのは…案の定ちっさいサボだ。
え!?何やだ可愛い!!ちっさいサボ可愛い!!!!
「誰だてめぇ…」
エースが威嚇して低く構える…が。今はサボはまだ一般人だ。
「エース、止めろ。一般人だぞ、可哀想だ」
いくら下っ端とはいえ、一般人なら瞬殺のコルボ山の猛獣相手にいい勝負ができる5歳児(エース)なんだ。
流石にサボが可哀想…。
「…で、あんた名前は。」
エースを右手で抑えながら詰問する。
サボはキッと俺を睨むが…うん。あんまり怖いとは思わない。
「…サボだ」
サボは警戒心丸出しで俺たち二人を睨みつけたままだ。まぁでも答えてくれる辺り、人の良さと育ちの良さが覗える。
少し落ち着いてきたらしいエースから手を離した。
サボはそれを見て身構えたが、エースが飛びかかることはなかった。
「じゃあ、サボ。今朝俺の義弟のこと付け回したんだって?」
…はぁ。昨日の朝から体調崩して今朝にはゲロリーナしました。つらたん(´・ω・`)
細菌入ったかもしんないです…。しんどい。
ずっと寝てるし、テストゥなので投稿ペース落ちるかもです。
勉強はしない主義です。
次回はサボとの馴れ初め(笑)です。