小さな恋   作:恋空

5 / 6
今日は開校記念行事!
なんだけど、まさかあんなことが起こるとは……。


〜バレた…〜

単語テストで気を落としたが、その分授業はいつも以上に集中して聞いた。

…テストで点を取れなかったんだもん……

そういえば、土居先生この頃変わってきてるんだよなぁ。

いつもなら茉莉奈が通り際に挨拶すると普通に返してくるのが、最近はうっす。と体育系になってきている。

……慣れてきてるのかなぁ……

少し茉莉奈は嬉しく思った。

…このまま仲良くなれたらいいのに……

 

* * * * * * * * * * * * * *

 

そして、今週最後の日。

雨で延期となった開校記念行事が始まった。

開校記念行事では、学年別リレー、綱引き、グループ対抗リレーが行われる。

茉莉奈のクラスは黄色のグループ。

田中先生は赤色、土居先生は白色のグループとなり別々になってしまった。

…どっちかぐらい一緒になってもいいじゃないの……

多少ふてくされ気味であったが、楽しみにしていた。

準備運動をし終わり、まずは学年別リレー。

女子もなかなか早かったがまずまずの結果に、男子はどれも接戦だったが、同じくらいの結果。

綱引きは赤色と対戦し、見事勝利。

しかし決勝戦の白色とは残念ながら敗北、しかし2位という結果になった。

行事も終盤にかかっていた時、茉莉奈は友達の影に隠れながら、椅子に座っている田中先生を撮っていた。

するといきなり

「何を撮りよんぞね〜」

担任の先生がニヤニヤしながらいきなり聞いてきたので慌てて

「何も撮ってませんよ、背景です背景!」

と誤魔化したが、

「ふーん、好きな人でもおるかね?笑」

完全にバレてる……。そう思いながらも

「いない!いないですって!」

必死に隠した。

その後、担任の先生は疑いつつ何処かに去って行った。

茉莉奈は焦りながら、

「危ない、危ない。バレよったわ」

「もうある意味バレてたけどね」

と友達にいわれ、ですよねと同意した。

しかし、この後まさかの悲劇があるとはまだ知らなかった。

 

* * * * * * * * * * * * * * *

 

悲劇が起こったのは、グループ対抗リレーが終わった後のことだった。

リレーが終わった瞬間、田中先生のところに走っていき、

「写真お願いします!」

「もう恒例だなぁ笑」

笑いながらも隣に行って写真を撮ろうとした時に、カメラを持っていた友達の背後に担任の先生がいた。

担任の先生が振り向いた瞬間、ニヤッと笑った。

一瞬顔が青ざめた。

……やばぁーーーーーい!!!!……

田中先生にお礼を言って、すぐに担任の先生のもとへ走り、

「先生、ゆっくり話しましょう。」

と先生の肩に組みながら説明しようとした。

「ほぉー。田中先生だったのねぇ。ふーん。」

ニヤニヤしながら行ってきたものだから、茉莉奈は愕然とし、認めざるを得なかった。

「他の先生には言わないで下さいよ!」

念入りに言っておいたが、いつバレるかはわからなかった。

……はぁ、マジかよ……

写真を撮れたのはすごく嬉しいんだけど、バレたことにはショックです。

ちなみに土居先生とは今回は撮らず、隠し撮りだけにしました。

…楽しそうに笑ってたな……

そうして開校記念行事は幕を下ろした。

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

恋空です!

なかなかドキドキすることなくてすみません。

もっとアタックしたらいいんですけどね……

なかなか恥ずかしくて無理です…笑

また次回も読んで下さい!

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。