小さな恋   作:恋空

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〜席替え、そして気持ちの変化〜

SHRの時間。

担任がいきなり

「もうそろそろ1学期も半分になってきたな。おい委員長、なんかしたいことあるか?」

みんながえっ?なんの事?と疑問を浮かべていたら、委員長が思いついたように

「あっ、席替えがしたいです!」

その言葉が出た瞬間みんながはしゃぎ喜んでいた。

茉莉奈は元々後ろの方だったので微妙だったが、窓際の席を狙っていた。

が、席替えを決める手段はまさかのクジ引き……。

茉莉奈は大のクジ運なしがなかったため、床に崩れ落ちた。

「なんでクジ引きなんよ……」

「ま、まぁまぁ。もしかしたら、後ろのやつ引くかもしれないじゃん。」

とフォローされながら、クジを引く。

番号は10番。

始まる前にランダムに数字が並んだ枠が書かれていたので見てみると……

……一番前。しかも教卓にすごく近いところ。

茉莉奈は泣き崩れそうになった。

友達もまじかと唖然していた。

……嘘でしょ、もう終わったな……

席は次の日から交代だった。

 

* * * * * * * * * * * * * * *

 

朝練が終わり、教室に入ると私の新しい席に物が移動されていた。

……やっていけねぇ……

気持ちが沈んだまま1時間目が始まった。

2時間目が終わり3時間目が始まる頃、土居先生がやってきた。

土居先生は周りの変化に気付き、

「あ、席替えしたんだね。」

と言った後に私と目が合い

「恋空さんが前になったんだね、良かったいろいろ聞けそうだね。」

と何かに安心したような笑みで話しかけてきた。

……ちゃんとそんな顔できるんだ。なんか可愛らしいわ……

茉莉奈も自然に笑顔になり、そうですか?と返事をした。

席が前になった事で利点も発見できた。

それは、土居先生が話しかけてくれるようになった事。茉莉奈はそれが嬉しかった。

それから、田中先生とは違う愛が芽生えた気がした。

茉莉奈にとって田中先生は恋愛という恋。

でも、土居先生は違う。なんだろ、恋愛じゃないんだけど、土居先生を見ると何故かほっとするというか、ときめくと言うか表現しづらい。

だけど、毎日会うにつれ凄く毎日が楽しい。

嫌いだった英語もすこし楽しい。

これも土居先生のおかげなのかな?

 

* * * * * * * * * * * * * *

 

席が変わって2日目の午後。

担任がある事を発言し、不安になった。

「いつまで経っても提出せん奴らがおるんだ、そいつらはもう前の席や!」

えっ!?そんな事したら話せなくなるじゃん!

でも、自分はとっくに出してるし、かといって他のを出さずにいくと成績に響くし、まさかの2日で終わりなの…

こればっかりは茉莉奈にはどうする事も出来なかった。

放課後、部活を抜け出し教室の中を覗くと席順の紙に印をされ、黒板に移動という文字が。

茉莉奈は一番後ろの席になっていた。

……仕方ないよね、次の席替えに託そう。……

そう思い部活に戻った。

しかし、翌朝、教室に行くと席が変わっていなかった。

黒板に書かれていたものも消されていた。

…えっ、なんで?消されてる。……

茉莉奈はほっと肩をなでおろし安心した。

…良かった、また土居先生と話せる……

そうして、また一週間が始まっていった。

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

こんにちは!恋空です。

この頃最近田中先生への愛が膨れ上がっています。

大好きすぎてます笑笑

また次回も見てください

恋空でした(*^^*)

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