5月21日追記
まさかの日間ランキング入り。マジか。
オリバンダー杖店に到着した。え?道中?何もなかったからスルー。
中に入ると、天井まで積み上がった箱だらけだった。崩れそう。
「いらっしゃい」
……いつの間に。最初はいなかった筈の老人がいた。この人がオリバンダーだろう。
「この子の杖を選びに来たんじゃが」
「ふむ……おお!ポッターさんですか!ああ、そう言えば今年でしたか。ようこそ、オリバンダー杖店へ。どこの杖よりも優秀な杖を取り扱っておりまする。最も、ディメント家の皆様が使う杖には丈夫さと言う観点で負けてしまうかもしれませんがね」
「早よ選んでやれ」
「ええ、ええ。杖腕はどちらで?」
「利き腕なら、右です」
「どれ」
オリバンダー老はメジャーを取り出し腕の長さを測っていく。それどころか、腕以外の場所も。メジャーが勝手に測ってるけど、どんな魔法だろう。
「ふむふむ。柊にドラゴンの琴線、26センチ、丈夫で頑固。……振ってみなされ」
「えっと……うわっ」
ランプが小爆発を起こした……。あ、オリバンダー老が杖を引ったくった。
次の杖。握った瞬間取られた。次、振ったら火が出た。次、箱から出してもハリーの手に渡る前に箱に戻された。中々決まらないみたいだ。
「ふむ、ここまで難しい客は久しぶりじゃのう。……珍しい組み合わせじゃが、柊に不死鳥の尾羽、28センチ、良質でしなやか」
ハリーの手に渡る。途端、金の火花が現れた。
「その杖に選ばれるとは……これも何かの因果かのう」
「?どう言うことだい?オリバンダー老」
「お嬢さん、わしは売った杖を全て覚えておる。誰にどんな杖を売ったかさえも。そして、店の杖の材料となっておる素材は、一つとして同じ個体からは提供されておらん。……その杖と、その杖の兄弟杖を除いて」
それがどうかしたのだろうか。
「その兄弟杖が、ポッターさんの傷を作ったのじゃ」
「…それって……」
「ああ、34センチのイチイの木じゃった。ポッターさん、あなたは『あの人』に並ぶ偉大な事をするのかもしれん。願わくば、闇へ向かう事の無いよう……」
「ハリーが闇へ向かったら私がとっちめるから大丈夫だよ」
「それは頼りになる。頼みましたぞ」
「頼まれた」
意外な、それでいて何か納得のできる事実を知り、私達はマダム・マルキンの洋服店に向かう。……ハリーが闇に堕ちるようなら、私が止めてみせるし、もし、止まらないようなら、
私が、ハリーを殺す。
☆
「あら、お客さん?ホグワーツの新入生かしら。さあさあ、こっちへ。すぐに寸法してあげる」
私とハリーは店主の元へ行き、さっきも見たメジャーに身を委ねる。……くすぐったい。
少ししてメジャーが店主の元に戻る。寸法が終わったようだ。ハリーを測っていたメジャーも戻っていく。
「さあ、坊ちゃんにお嬢ちゃんの制服は少ししたら出来上がるからね。その間に教科書とかを買ってくるといいわ」
「期待してるよ、マダム」
「ふふ。何年、ホグワーツの制服を作ってると思ってるの。そんじょそこらの洋服には負けないわよ」
頼もしい。
☆
その他教科書や鍋、天秤などを買って、最後に向かうのは魔法生物ペットショップ。さて、
「私が選ぶけど平気かい?」
「リーナなら安心出来るよ」
「それ、ワシが選ぶのは安心出来ないって言ってるのと同じじゃと思うんじゃよ」
何か言ってるウィル爺は置いてといて、私はペットショップの中に入る。ここはスタンダードにフクロウで良いかな。……お、この子可愛い。
「君は飛ぶのに自信は?」
(あるよ?もしかして買ってくれるの?)
「ああ。けど、主人は私じゃ無い」
(飛べるのなら別に良いわ。それにどんな人が主人でも、精一杯飛ぶだけだもの)
「名前は?」
(周りの
「ふふっ、私はリーナ。君の主人とは仲が良いからよく関わることになると思う。よろしく」
「ハリー、買ってきたよ」
「ありがとう。どんなの?」
「この子。シロフクロウのヘドウィグ。名前は元から持ってたよ。因みに雌」
「へぇ、よろしくね、ヘドウィグ!」
(よろしく、ご主人!)
「ヘドウィグ、ハリーには聞こえないから」
ハリーのペットも買った私達は、マダムの店に戻り、彼女の言ったとおりの、素晴らしい出来の制服を受け取って、プリペット通りの家へと付き添い姿くらましした。
そして、9月1日。
少しの間、具体的には一週間くらい更新出来ません。
追記設定
リーナは基本的に闇は「やばいようなら断罪」「微妙なら能力で確認して決める」「まだ何もしていなければ様子見」です。が、強い者が闇に堕ちた場合、光に引っ張り上げようとして、無理なら無力化ーー殺します(親しい者に限る。吸魂鬼はどっちつかずなので何もしない。他の人は殺します)。
ハリーはリーナに対して友達以上恋愛未満の感情を持っています。が、なぜかリーナはこの感情を読み取れず。リーナからハリーは、幼馴染みとしての好き(若干依存の可能性あり?)と言った感じです。いやあ、なんとも甘酸っぱい。