吸魂鬼に転生してしまいました。   作:零崎妖識

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短いです。


番外編もしくは後日談

プリベット通りからアズカバン島へ移動する。クィレルの様子を見るためだ。が、私は驚くことになった。

 

「なんで海に白ラギアがいるのさ?」

 

ラギアクルス亜種 in the アズカバン島近海。

 

「……研究室に行ってみるか」

 

犯人はあいつだろう。

 

 

 

 

「ああ、俺が作ったよ」

 

ブライト・ディメント。吸魂鬼きってのマッドサイエンティスト。最近はSCPオブジェクトを生成してたはずなんだけど。

 

「なんでモンスター作ってるの?」

 

「かっこいいだろう?それに、防衛に役に立つ。攻撃されることもあるが」

 

研究室の中にはリオレウスの幼体やギィギなどもいた。何作ってんだこいつ。

 

「メインはSCPオブジェクトだよ。研究の一環さ。『アベル』とか『不死身の爬虫類』とか作れないかなって。あ、そういえばフラッフィーだっけ?リーナが引き取った三頭犬。炎を吐けるようにしておいたよ。いわゆるケルベロスだ」

 

誰かこいつを止めてくれ。

 

 

 

 

「リゼー、いるー?」

 

〔おー、いるよー〕

 

「箒作って欲しいんだけどー」

 

〔んー?リーナかハリー、箒壊したの?〕

 

「いや。友達の箒を作ってもらおうとね」

 

ヒュルンッ

 

「よしきた。何人分だい?」

 

「ロン、ハーマイオニー、ネビル、ドラコの四人分」

 

「わかった。新学期までに完成出来るよう努力する」

 

「頼んだよ」

 

「任せなって」

 

そのうち、フーチ先生用にも箒作ってもらわなきゃかな?

 

 

 

 

クィレルが入っている独房。クィレルはだいぶ苦しそうだった。

 

「調子はどうかな?」

 

「答える義理があると思うか?」

 

「ないね。ま、安心しなよ。もうしばらくでユニコーンの呪いを治せる薬が出来るらしい」

 

これを聞いて、クィレルが驚く。

 

「ユニコーンの呪いを解く薬?そんなものが!?」

 

「ま、超技術みたいなものさ。治っても君は終身刑だけどね」

 

「そうか……覚悟はしていたさ。『闇の帝王』に味方したんだしな」

 

「そう。潔いね」

 

「『闇の帝王』に味方した時点で諦めたよ。そうだ、ハリー・ポッターと付き合い始めたんだって?おめでとう」

 

「ありがとう」

 

 

 

 

帰り掛けに、ドラゴンボールのスカウターみたいなサングラスを首にかけた吸魂鬼と出会った。まだ挨拶したことのない人だ。

 

「ちょっといいかい?」

 

「なんです?」

 

「来年度、また何かに巻き込まれるみたいだよ」

 

彼は、手に持ったぼんち揚げを食べながら告げ、去っていった。

 

「……二年もか。あ、あの人の名前を聞くのを忘れてた」

 

振り向き、さっきの人を捜す。しかし、見つけることはできなかった。

 

 

 

「しかし、面白い運命だ。少なくとも六年間は面倒ごとに巻き込まれるなんてね。だが、どんなルートを通っても『あの人』は復活するみたいだな。この実力派エリートも、そろそろ暗躍を始めますか!」

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