吸魂鬼に転生してしまいました。   作:零崎妖識

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お久しぶりです。ようやく三巻を手に入れたので続きを投下。



いえ、決してPixivで2ちゃん風小説投降したり新作を投降して遅れた訳じゃありませんよ?違うったら違う。

あ、新作はハガレン×Fate/GOで、「Fate/GrandOrder 円環支配国家アメストリス」です。ぜひご一読を。最終的にはイベントクエストらしく、グダグダに終わる可能性が高いですが。


ダンブルドアとの対話

「わしは、二人に礼を言わねばならん。『秘密の部屋』の中で、君たちはわしに真の信頼を示してくれたに違いない。それでなければ、フォークスは君たちのところに呼び寄せられなかったはずじゃ」

ダンブルドアは、膝の上で寝ている不死鳥を撫でた。フォークスは彼の手に頭を擦り付けている。凄い信頼関係があるようだ。

「それで、君たちはトム・リドルに会ったわけだ。

リーナ、君は日記から出てきた彼に対して、どう思った?」

ダンブルドアが私を見る。嘘をついてもバレる。そう思った私は正直に答えた。

「とても、とても薄い存在。そこに姿を現わすのが精一杯な、残留思念」

「……正解じゃ。君が分霊箱を知っていたのは、ウィルが教えたのかね?」

「はい。一通りの魔法や、魔法で作られた物品も見させられましたが、分霊箱は話だけ。実物を見たのはその日記が初めてです」

「そうか……スネイプ先生から話は聞いておる。ハリーの中にも、ヴォルデモートの魂のカケラが入っているそうじゃな……もしや、いや、まさか……」

ダンブルドアが悩み出す。おそらく、彼の懸念は当たっている。ハリーは何が何だかわからないようだが、いずれ、気付くだろう。

「……今は言わんでおこう。さて、ハリー、君はトム・リドルとは違う、それはわかっておるな?」

「はい、先生。僕の中にヴォルデモートの魂が入ってることには驚きましたけど、僕とあいつは違う。でも……」

ハリーが言い淀む。そこから先を口にしたく無いかのように。もしかして、あの時のことかな?

「ハリー、言いたくないのなら言わなくてもいい。これだけ答えてくれればいい。君は、校長室に行った時に、組分け帽子に何か言われたの?」

「……うん。『私が言った言葉は今も変わらない。君はスリザリンでうまくやれる可能性がある』って」

だから、ハリーは悲しそうな顔をしていたのか。でも、組分けはハリーをスリザリンに入れずにグリフィンドールに入れた。

「ハリー、よくお聞き。組分け帽子は確かに、君がスリザリンでうまくやれる可能性があると言った。君のスリザリンとしての素質を見抜いた。しかしじゃ、その上で君をグリフィンドールの入れたのじゃ。君は自分の意思で、自分の選択でグリフィンドールに入った。ハリー、この剣をよおく見るといい」

ダンブルドアは手を伸ばし、銀の剣を手に取った。

ルビーが暖炉の灯りにきらめき、吸い込まれそうなほどだ。つばのすぐ下には、誰かの名前が刻まれている。

「この剣が誰の物だったのか、わかるじゃろう?」

「……ゴドリック・グリフィンドール、サラザール・スリザリンの友の剣、ですね?」

「そうじゃ。そして、この剣は真のグリフィンドール生だけが、帽子から取り出してみせる事ができる」

ダンブルドアは少し黙り、マクゴナガル先生の机の中から羽根ペンとインク壺を取り出した。

「君たちはゆっくりと休みなさい。お祝いの宴に行って、美味しい料理を食べるとよい。わしはウィルに手紙を出して、ハグリッドを返してもらわねばならんのでな。それに、『日刊予言者新聞』に出す広告も書かねば。

『闇の魔術に対する防衛術』の新しい先生が必要じゃのう。なんとまあ、またまたこの学科の先生がいなくなってしもうた。しかも、二人ともハリーとリーナが捕まえたようなものじゃ。……ところで、クィリナスは元気にしとるのかの?」

「情報収集やら雑用やらをしていますよ、元気に悲鳴をあげながら」

ハリーと共に立ち上がり、ドアへと向かった。

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