誰かこんなチート狂人を倒す手段教えてください(´;ω;`)
「いや本当にすまんの。儂もできればお前にはホグワーツに通っていて欲しかったが、ファッジが全吸魂鬼とディメント家を駆り出すよう命令してきおった。よっぽど、シリウスを捕まえたいんじゃろう。皆、シリウスを家族だと思っておる。思ってくれておる。魔法省の頭でっかち共以外は捕まえる気はあらん。
ふむ、ハーマイオニー・グレンジャーと言ったかのう?ほれ、お前と同じ寮の天才少女。あの子に教えて貰えば良かろうて。
え?取っている科目が違う?ならハリーに教えて貰え。どうせ同じのを取ってるんじゃろ?お、図星かのう?ホッホッホ……アイタッ!ちょ、これ、叩かないでくれ!暴力反対!」
ひとしきりウィル爺をしばいて、部屋を後にする。大丈夫、あのくらいじゃウィル爺には一切ダメージは無い。自分がどこの担当が聞いたが、ホグワーツ内とその周辺、具体的にはホグズミード村までが、私が見回る範囲らしい。
周りの吸魂鬼の話を聴いているが、誰も彼もがやる気がない。そりゃそうだ。
新学期が始まったら、まずは行きのホグワーツ特急の護衛だね。その後は、ハリーが校内に居る時はそっちの見回りを、村に行ってる時はそっちの見回りをしよう。
九月一日。ホグワーツ特急に乗っているハリーはふと、寒気を感じた。彼の隣ではロンとハーマイオニーが、彼について心配してくれている。彼らはまだ、シリウス・ブラックが脱獄囚ではなく、ハリーを守ろうとしている一人だと気付いていないのだ。そのロンたちも同様に、寒気を感じて窓の外を覗く。空は暗く、バケツをひっくり返したどころか、ナイアガラの中に突っ込んだんじゃないかと思うくらいの大雨が降っていた。
窓ガラスは凍りつき、吐く息はことごとく白くなる。突然汽車が止まり、中の灯りが全て消える。周りが慌てふためく中、ハリーは一人、微笑んでいた。
彼らが、僕のもう一つの家族が、僕の愛しい彼女が、悪戯しに来た、と。
『死神の目』は『直死の魔眼』に進化しました。