吸魂鬼に転生してしまいました。   作:零崎妖識

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闇の陣営側に、バランスブレイカーを投入します。この章のラスト辺りからすこーしずつ出てきますけど、本格的に力を見せるのは大戦の時かと。本気出したらヴォルさんですら敵わないヤバ目の狂人になっちゃったし。実力あるペテルギウスとかなんだよ本当彼は。今の所、倒す手段が全く思い浮かばないんですよ。人間LOVEすぎて(ころ)したいほど愛してて、体表には死の呪文が這いずり回り長身針金のような体躯で直死の魔眼装備。前口上言ってる間にホグワーツが倒壊する未来が見えたし。SCP-682でも死ぬ。死ねる。一突きされて終わる。
誰かこんなチート狂人を倒す手段教えてください(´;ω;`)


信用と信頼は別

「いや本当にすまんの。儂もできればお前にはホグワーツに通っていて欲しかったが、ファッジが全吸魂鬼とディメント家を駆り出すよう命令してきおった。よっぽど、シリウスを捕まえたいんじゃろう。皆、シリウスを家族だと思っておる。思ってくれておる。魔法省の頭でっかち共以外は捕まえる気はあらん。

ふむ、ハーマイオニー・グレンジャーと言ったかのう?ほれ、お前と同じ寮の天才少女。あの子に教えて貰えば良かろうて。

え?取っている科目が違う?ならハリーに教えて貰え。どうせ同じのを取ってるんじゃろ?お、図星かのう?ホッホッホ……アイタッ!ちょ、これ、叩かないでくれ!暴力反対!」

ひとしきりウィル爺をしばいて、部屋を後にする。大丈夫、あのくらいじゃウィル爺には一切ダメージは無い。自分がどこの担当が聞いたが、ホグワーツ内とその周辺、具体的にはホグズミード村までが、私が見回る範囲らしい。

周りの吸魂鬼の話を聴いているが、誰も彼もがやる気がない。そりゃそうだ。お父さん(シリウス)は十年以上、ここにいる皆んなと付き合いがあったんだから、魔法省よりも信用がある。と言うか、現大臣のファッジとその部下のアンブリッジに対して、誰も信用も信頼もしていないんだよね。アンブリッジは見たことないけど、見た人曰く、「吐き気を催す」「人の形をしたナニカ」「あれを人間だと思いたくない」「あれ人間だったの?突然変異のガマガエルかと」「ニャル様の化身の膨れ女かもしくは深き者どもと思えばなんとか」「新種のSCPじゃねぇの?少なくとも、俺はあいつにゃ関与してねぇし、関与したくもない」「いや、正直直視したくない。悲惨な末路が待ってるってことはわかるからそれだけが救いだな」「クトゥルフ共直視するよりもSAN値直葬されそう」と大人気だ。質問した人全員が、「あれにはもう会いたくない」というような答えを返してくれた。

新学期が始まったら、まずは行きのホグワーツ特急の護衛だね。その後は、ハリーが校内に居る時はそっちの見回りを、村に行ってる時はそっちの見回りをしよう。

 

 

九月一日。ホグワーツ特急に乗っているハリーはふと、寒気を感じた。彼の隣ではロンとハーマイオニーが、彼について心配してくれている。彼らはまだ、シリウス・ブラックが脱獄囚ではなく、ハリーを守ろうとしている一人だと気付いていないのだ。そのロンたちも同様に、寒気を感じて窓の外を覗く。空は暗く、バケツをひっくり返したどころか、ナイアガラの中に突っ込んだんじゃないかと思うくらいの大雨が降っていた。

窓ガラスは凍りつき、吐く息はことごとく白くなる。突然汽車が止まり、中の灯りが全て消える。周りが慌てふためく中、ハリーは一人、微笑んでいた。

彼らが、僕のもう一つの家族が、僕の愛しい彼女が、悪戯しに来た、と。














『死神の目』は『直死の魔眼』に進化しました。
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