一部の予想では、ファンタスティック・ビーストの日本語版書籍は2018年に発売されるかもしれないとのこと。いやあ、待ちきれないですね。
「ようし、ハリーとネビルだな。そんじゃ、ハリーはバックビークとやってみよう。ネビルは、そうだな、クラーフィルとだ」
ハグリッドは群れの中から、灰色のヒッポグリフと焦げ茶色のヒッポグリフを連れてきた。
ハリーが灰色のヒッポグリフの前に立ち、ネビルが焦げ茶色の前に立つ。
「さあ、落ち着けよ、二人とも。目をそらすな。なるべく瞬きもするな。こいつらは目をショボショボさせるやつを信用せんからな」
二人は瞬きせずに、それぞれのヒッポグリフをじーっと見つめた。二匹はそれに応えるかのように彼らの方を向き、じーっと見返した。
「そうだ。それでええ。それ、お辞儀をするんだ。お前さんたちなら、必ずあいつらは返してくれるはずだ……」
二人はお辞儀する。一呼吸おき、顔を上げる。しかし、ヒッポグリフたちはお辞儀を返していない。
「あー、下がっといた方がいいかもしれん……ほれ、ゆっくりと……」
ハグリッドが二人を下がらせようとする。その時、二匹が前足を折り、お辞儀をした。
「やったぞ、二人とも!」
心配そうに見ていた周りの生徒たちも、ハグリッドも、嬉しそうに拍手していた。
「よーし、触っても平気だ!ほれ、くちばしを撫でてやれ。こいつはくちばしを撫でられるのが好きなんだ」
ハリーが、バックビークのくちばしをゆっくりと撫でる。ネビルも、少し迷った後にクラーフィルのくちばしを撫で始めた。二匹はそれを楽しむかのように、目を細めている。……良いなぁ。
「ふむ、二人とも、ちょーっちいいか?こいつらはお前さんらを背中に乗せてくれるはずだ。なあに、心配はいらん。心を許した相手には優しいんだ」
ハリーたちは恐る恐るヒッポグリフの横へ回り、ハグリッドの指示に従って背中へ登った。
「そーれ、行ってこい!」
ハリーたちが慌てて首筋にしがみつくのと同時に、ヒッポグリフたちは翼を広げ、大空へと飛び上がった。
二人とも初めは怖そうにしていたが、時間が経つにつれて、歓喜の気持ちが強くなっていた。
二頭はホグワーツの敷地内をぐるりと回っていたが、その内の一頭ーーバックビークが、上空からハリーたちのことを見ていた私の元に近づいてきた。
「見つけたよ、リーナ」
「見つけちゃったか、ハリー」
「そりゃあ、上からじーっと見られてたらね。
そうだ!今度、昼休みに会えないかな?みんながリーナの事心配してて」
「知ってる。見てたからね。私の正体を伝えたいって訳だ」
「正解。大丈夫、心配はいらないよ。みんななら、受け入れてくれる」
「そうだね。私もそう信じてるよ。それじゃあ、明々後日でどう?」
「木曜日ね。それじゃ、僕は戻るよ」
そう言って、ハリーとバックビークは放牧場へ戻っていった。
その後も見ていたけど、特に問題は起きなかった。一部のスリザリン生がヒッポグリフを怒らせていたけど、怪我はしていない。ドラコや、彼の考えが変わっても彼についていくつもりらしいクラッブとゴイル、グリーングラス、パーキンソンが下がらせていたから。彼は、結構カリスマらしい。
そういえば、さっきから複数人のハーマイオニーが見えてるけど、どうしたんだろう?
前話にリーナが出ていない?残念!ずっと語り部してました。ホグワーツ上空を旋回しつつ、ハリーのことをじーっと見ています。
あと、ドラコにカリスマを付与しました。クラッブ、ゴイル、グリーングラス、パーキンソンはドラコの味方です。それ以外はその時次第の日和見多数。
クラーフィルと言う名のヒッポグリフはオリキャラ(?)です。ネビルの分どうしようかと。