日曜日、私たちはお昼ご飯を食べて、『隠れ穴』まで煙突飛行ネットワークを使って移動した。
「お、到着したみたいだな!」
「よう、リーナ。このヌガーを食ってみてくれないか?」
ウィーズリー家のキッチンに到着し、フレッジョから歓迎を受ける。フレッドからヌガーを差し出されたけど、遠慮しておいた。嫌な予感しかしない。
テーブルには、ロンと二人の知らない人が座っていた。多分、ビルとチャーリーだろう。
「こんにちは。あなたがチャーリーでいいのかな?」
「ああ。君がリーナかい?こんにちは。あのリッジバック──ノーベルタは元気にしてるよ。君に会ったら、まずはそのことを伝えようと思っていたんだ」
チャーリーと握手する。よかった、ノーベルタは元気なんだ。
ハリーが到着して、ウィーズリー夫人にも挨拶しに行く。その時、ハーマイオニーとジニーも夫人と一緒に現れた。
夫人は挨拶もそこそこに、フレッドが持っているヌガーを見て、何やら怒り出した。ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ?
ロンの先導で部屋に向かう。途中でパーシーと一悶着あったけど、特に問題はなかった。
ロンの寝室のドアを開けると、中にはドラコがいた。
「やあ、久しぶり」
「久しぶりだね、ドラコ」
「久しぶり。よく許可取れたね」
「……母上には感謝するしかないよ」
ドラコは苦笑いしている。ナルシッサさんに大きな借りが出来たようだ。
「ピッグは……元気にしてるね。でも、全然
「あー、本来はピッグウィジョンって名前なんだけど……こいつ、僕が名前変えようとしたら、他の名前だと反応しなくて。ジニーがつけた名前なんだけどね」
あらら、それはそれは……。
夕食は庭で食べることになった。十三人も居るから、部屋に入りきらない。パーシーはウィーズリー氏と色々話してる。クラウチさんクラウチさんうるさい。それに、例の極秘だかなんだか。あと──バーサ・ジョーキンズ?アルバニアに行った……ウィル爺に調べてもらおう。
チャーリーとフレッジョはワールドカップの話をしていた。この様子だと当日、勝敗で賭けでもするんだろうな。
ウィーズリー夫人が学用品を買って来てくれると言っていたけど、私とハリーは辞退した。すでに買っちゃったし。
こうして、夜は更けて行く。明日に待って居る事件のことなど微塵も感じさせずに。
「──ああ、来たのか、『死』よ。まさか、俺様の命を取りに来たとでも?」
「いやいや、そんなことはしないさ。それに、そこで震えてる男の命も取りはしないよ。前も言っただろう?僕は全てを愛するって。君が世界に受け入れられない存在だろうと、僕だけは君を愛そう。君の存在を愛そう。君の全てを愛そう。君の思想を愛そう。
──さあ、君が今年何をするのか、期待しているよ。僕の愛するヴォルデモート卿」