簪さんの食事管理を始めて数日後。いよいよクラス代表戦が行われる事となった。アリーナ内は何所からか聞きつけてきた全学年の生徒で埋め尽くされていた。
熱気に溢れるアリーナ内とは打って変ってアリーナ内の控え室は気まずい雰囲気になっていた。
「……で、織斑。お前の専用機は?」
「……まだ、来てない」
そう、原作通り一夏の専用機は試合開始5分前になっても未だに来る気配が無かった。アリーナの使用時間は決まっており、かつこのクラス代表戦は全学年が注目しているので時間を延ばすわけにはいかないのだ。つまり
「仕方が無い。一二三、先に試合をしてもらう」
こういう事になる。
「……ハァ。分かりました」
「一二三、がんばれ!!」
一夏が応援してくれるが、こうなったのはお前が原因の一つって分かってるのか?分かってないんだろうなぁ。ちなみに今回俺が使用する機体は純国産の第2世代型ISである打鉄である。「八卦龍」内の仮想空間での戦闘訓練で「八卦龍」に次いでもっとも長く使っていた機体である。これならIS初心者の振りを上手く出来るだろう。
さて、と……行こうかな。“IS初心者”として。
「よく逃げ出さずに来ましたわねって、一二三さん?わたくしの最初の相手は織斑一夏だと聞いていましたが」
「それなんだが、織斑の専用機が開始5分前になっても到着しなくて急遽順番が俺と変わったんだよ」
「そうでしたの。試合5分前になっても来なかったんですか……え?」
「その気持ちは十分に分かるが、試合を始めようか。アリーナの使用時間は決まってるし」
「え、ええ。そうですわね、始めましょうか」
お互いに一定の距離を開けた所で開始のブザーが鳴り響く。それとほぼ同時に放たれるレーザー。それが発射されたのを“視認”してから俺は回避運動を行った。行ったのだか打鉄は“反応”しなかった。
「ッ!!」
その結果、オルコットのレーザーライフルの直撃を受け、シールドエネルギーが削られる。
「しっかりと避けなければすぐに終ってしまいますわよ」
俺が攻撃に反応できなかったと思ったオルコットは前後左右に動き回り攻撃を仕掛けてくる。その攻撃に俺自身は反応出来ているのだが、俺の反応に打鉄が付いて来れていなかった。
(クソ、仮想空間内で使っていた打鉄は俺の反応速度についてこられるようにカスタムされていたけど、カスタムされていない打鉄の反応速度じゃあ全く付いて来れていない。それに)
何テンポも遅れながら反応する打鉄で何とか反撃を試み、IS用サブマシンガンで反撃するのだが
(このサブマシンガン、“反動が小さすぎる”いや“反動を押さえ込めてしまう”!!ISの操縦も射撃武器の使用も殆ど始めてのはずの俺が反動で銃身をぶれさせる事も無く使えるのはおかしく見られてしまう。これなら他の武器も殆どぶれさせずに扱えてしまうぞ)
サブマシンガンと言う銃弾を連射する銃器を使用しながら反動の一切を押さえ込める。それがどれだけ異常なのかは誰が見ても明らかである。
(なんてこった。仮想空間内の銃器もカスタムしてしてたから反動も大きくなっていたのに長年扱ってきたせいで反動に慣れてしまっていた。この程度の反動じゃあカードリッジ全部使っても殆どぶれないぞ)
ISは自分自身の反応について来れず、銃器は逆に熟練した扱いを出来るがISを碌に扱えない素人が銃器だけ熟練した扱いを出来るというのは不自然である。
「攻撃も当てずっぽうでは当たりませんわよ」
「IS素人に言ってくれる」
「素人であろうとも試合に出た以上そんな言い訳は通用しませんわ」
「ごもっとも」
結局、俺はオルコットのシールドエネルギーを殆ど削る事が出来ずにシールドエネルギーをゼロにされて負けた。負けたとは言っても20分ぐらい粘ったのでまあ、一夏の専用機の一次移行は何とか終っているだろう。これで最低限の勤めは果したな。そう思って俺が控え室に戻って最初に目に付いたのは、俺の事を心配そうに見つめていた一夏だった。その後ろに“灰色のままのIS”を残したまま。
「一二三、そのがんばったよお前は」
「……なあ、織斑」
「な、なんだ一二三」
「お前の専用機、今来たのか?」
「え?」
「今来たから未だに一次移行も出来てないんだよな?そうだよな?」
「え、あ、うん。ソウダヨ、イマキタンダヨ」
「なら俺の目を見て言えよ」
そっぽを向いてだらだらと冷や汗を流しながら片言で話す一夏。こいつは……。
「……ハァァ。まあいいや、次はお前の番だ。さっさと行って来いよ」
「お、おう」
俺から目線を離していそいそと自身の専用機に乗り込み飛び出していく一夏。それを俺は冷ややかな目で見ていた。
IFルートのお仕置きの内容を知りたがる変態と言う名の紳士諸君らが多すぎてワラタ。
そしてその内容をR-18で表現しようとしている作者はオワタ。
本来のお仕置きの内容はこんな感じ
(こ、こは……)
束が目を覚ました時、最初に目に映ったのは薄暗い壁だった。
(私は、確かあのタンパク質モドキからISモドキを奪おうとして……ッ!?)
そこまで思い出した束の後頭部に鈍い痛みが走る。
「目が覚めたようだな」
真後ろから声がかかり束はとっさに振り向こうとして体が全く動かない事に気がついた。
「妙な事ができない様に拘束させてもらった」
その言葉と共に薄暗い部屋に光が灯る。暗闇になれた目に急に光が入り目をつむる束。目が光に慣れてきてから目線だけで自身の体を見た束は目を見開く。
なぜなら束の体は足先から指先までをガムテープでギチギチに固定されていたからだ。
「私に、天才の私にこんな事して「黙れ!!」っ!?」
自分をこんな目に会わした男に束は罵りの言葉を吐こうとして男に頬を叩かれた。束は生まれてこの方誰かに暴力を振るわれた事などなかった。親友の千冬に叩かれた事はあってもそれは暴力ではなく束にとっては千冬の愛情表現と思っていた。
故に束にとって男に頬を叩かれた事に、呆然とし、叩かれた事を理解した後憎悪の表情を見せた。
だが、この後男が取った行動にその表情は変わる事となる。
「お前!!私に!!この私に!!」
束は目の前の男に考え付くありとあらゆる罵詈雑言を浴びせたが男はそんな束の行動を見ても最初の時と変らない冷めた目線を向けていた。
男の変わらない目線にさらに男に対しての憎悪がます束。さらに激しくなった罵詈雑言を聞き流しながら男は束に見せ付けるように
男はそれを束の目の前で弄くり太く硬く大きくしていった。
束は自分の記憶の中にそれがどういうものかは記録してはいた。だがそれが此処まで変貌するとは思いもしなかった。
そして今の自分の状態と男が出したそれを見てこの後起こるであろう事を想像し、青ざめた。
「……流石天才様。この後何が起こるか理解できたようだな」
「じょ、冗談でしょ?」
「……」
男は無言で束に近寄り無造作に髪の毛を掴み上を向かせる。
「俺を怒らせた事を後悔するんだな」
男は束の口の中に握り締めたそれをねじ込んだ。
「ムグゥ、ひゃめ、ヒャウン!」
束は口の中に入れられた異物を舌で押し出そうとするが男が許すわけもなくそれを奥歯に擦りつけるように押し込んだ。
一体何時間もの間その姿勢をしていたのだろうか。
体から滲んだ汗によって着ていた服は汗ばみしっとりと濡れ、濡れた服は彼女のボディラインをくっきりと浮かび上がらせていた。人並み以上の豊満な胸と弛みなど全く無いくびれ。染み一つ無い綺麗な肌は長時間の拘束によって薄っすらと赤みを帯びていた。
「んっ、ふぁ、ぁぅあ」
拘束された彼女は口から涎がたれる事も構わずに大きく口を開けて息を吸おうとして
「まだまだ、俺は満足して無いぞ」
男の手によって再び口を閉ざされる。
「ご、んなひゃ、も…ゆるひ」
「だから、俺はまんぞくしてねぇんだよ!!」
何とかして許しを得ようと言葉を言おうとするも男の手によってすぐさま閉ざされる。
「はは、にがいだろう?くるしいだろう?」
男は笑いながら手を使い彼女の口を上下させる。
「ヒィ、うぁあっ、ああぁぁ!!」
苦悶の表情を浮かべ涙を流しながら許しを請う彼女に歪んだ笑みを浮かべて男は呟いた。
「丸めたアルミホイルを奥歯で噛む味は」
ねぇねぇ 今どんな気持ち?エロ事を考えてしまったのに全然別の事の描写だった事について、ねぇ今どんな気持ち?ねぇねぇったらー