IS 転生して貰った物は!?   作:マーシィー

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今重大な事に気が付いた。これに気が付いたせいで下手したらこの作品自体を一度全話書き直さなくてはいけなくなるほどの重大な事に気が付いた。

……作者は第二話で言いました。それはもう大きな声で、姉妹ルート確定だと。更識姉妹ルートだと。ええ、作者はいいました。


なのに、なのに















 更 識 楯 無 が ま だ 出 て い な い ! ?


その13

 朝のSHRが始るまでの間の雑談の中、本音さんに俺の料理スキルをばらされた。まあ、隠していたわけではないからいいのだが。で今は一時間目と二時間目の間の休憩時間。俺は一夏に捕まっております。

 

「えっと、何か用か?」

 

「ああ。俺って一二三と一緒に食事した事って無かっただろ。だから今日は一緒に食べないかなって思ってさ」

 

「え、あー……本音さんも一緒でもいいなら」

 

「おう、大丈夫だ。ならお昼に一緒に飯食べような」

 

「ああ」

 

 遂に原作主人公と一緒に食事をする事となった。いやまあ、今まではすぐに教室から出て人っ気の無い場所で食べてたからな。……ぼっち飯って言った奴誰だ!!

 で、4時限目が終わり昼食の時間となった。

 

「ごろーちゃん、お昼にいこ~」

 

「ああ。そうだ、織斑も一緒になったけど良いかな?」

 

「おりむーも?いいよ~」

 

 笑顔で許可してくれたので一夏に先に席を取って置くといって本音さんと先に食堂に向かう事に。

 

「ごろーちゃんは今日もお弁当なの?」

 

「そうだよ。本音さんも少し食べる?」

 

「いいの?」

 

「せっかく食堂に来たんだし俺も何か食べてみたいしね」

 

 そんな感じの会話をしている内に食堂に到着。食券販売機で惣菜関係を数品選び席を探す。で、数人がけのテーブルが空いていたのでそこに座る。

 

「はやくおりむー来ないかな~。おなか空いたよぅ」

 

「すぐに来るはずだから、もう少し待とうよ」

 

 目の前に昼食に視線を向けながらそう呟く本音さんにそう返す俺。その数分後、一夏が来た。オルコットさんと篠ノ之さんを連れて。

 

「待たせたな、一二三」

 

「いや、そんなに待ってないよ……で、織斑。後ろの二人は?」

 

「え、ああ。セシリアと箒か?どうせなら皆で食べた方が美味しいだろ」

 

「……そうか」

 

 ……いかん、今気が付いた。三人以上の人数かつ同年代と食事したのこの世界に生まれて初めてだ。小中学校はぼっち飯。家では両親は基本食事の時間をずらすからたまに3人で食べるかどっちかと食べるか一人で食べるかだったからな……。

 

「一二三、どうしたんだ」

 

「え?ああ、ちょっと目にゴミが入っただけだ」

 

「大丈夫か?」

 

「もう取れたから大丈夫だ。さ、食事にしよう。せっかくのご飯を冷やすのはダメだろう」

 

「そうだな、じゃあいただきます」

 

 いただきます、と挨拶をしてから始った食事。俺は鞄から弁当を取り出して広げる。それを驚いた風に見てくる一夏たち。

 

「一二三それって弁当か?昼食にしては少ないと思ったけど」

 

「ああ。基本俺は弁当を作って食べるからな」

 

「自家製なのか?」

 

「そうだよ。ってか俺以外に作る人がいないだろう?」

 

「それもそうか」

 

 一夏と話しながら小皿に弁当のおかずを取り分けて本音さんに渡す。

 

「じゃあこれ、どうぞ」

 

「ありがと~。ごろーちゃんの料理は美味しいんだよね~」

 

 にこにこしながら俺が渡したおかずを食べる本音さん。そんな本音さんを見て明らかに俺の弁当のおかずに注目している一夏たち。

 

「……食べる?」

 

「い、いいのか?」

 

「まあ、おかずは食堂のがあるし」

 

 そう言いながら一夏たちの食器に弁当のおかずを載せていく。一夏には一口ハンバーグ、オルコットには鳥のから揚げ、篠ノ之には出し巻き卵。それぞれがいただきます、と一言いって食べる。もぐもぐと咀嚼してから一言。

 

「すっげ、一二三すっごく美味かったぜ」

 

「とっても美味しかったですわ」

 

「……美味かった」

 

「それはよかった」

 

 一夏は素直な賞賛だと思うのだが、オルコットと篠ノ之は何と言うか複雑な表情だった。こう負けちゃいけないことに負けた、みたいな。

 

((明らかに私より美味しく作れてる……))

 

 まあ、いいか。そんなこんなでこの世界にまれて初めての三人以上かつ同年代との食事は楽しく終る事が出来た。

 ハァ。原作に関わりあいたくないとか言っておきながら、誘われたらほいほい付いていってしまう。やっぱり心のどこかで寂しがってるのかな俺。流石に前世の記憶があるとは言っても10年以上ぼっちだったのは問題だったのかな……。

 

 そんな事を思ってしまったのがフラグだったと気がついたのはその直後でした。

 

「じゃあ、また後『生徒会から連絡です。1年1組一二三四五六君1年1組一二三四五六君。生徒会室まで来てください』で……」

 

「一二三、何かしたのか?」

 

「何もして無いよ!!」

 

 何故今更担って生徒会が接触して来るんだ!?生徒会のメンバーに関わった事なんて……あった。本音さんって生徒会のメンバーじゃないか!!だ、だが関わったといっても一緒に食事をしただけだ。それ以外に生徒会のメンバーと接点なんて……あったね。うん。途轍もなく大きい接点があったよ。

 生徒会長は、簪さんのお姉さんだったね。それで今現在簪さんに食事を作ってるのは俺だ。しかもつい最近簪さんに抱きしめられたよね……。

 

 

 

 ごめんよ、簪さん。もう君にお弁当を作って上げることは出来ないかもしれない……。




最近、心に残った言葉。

いいか、みんな。『小五』と『ロリ』では単なる犯罪だが、二つ合わされば『悟り』となる



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