そんな読者の皆様にこの言葉を送ろう。
“一体いつから姉妹ルートは更識姉妹だと錯覚していた”
先日高校受験に向かった四五六です。
Q さて、今俺がいる場所は何所でしょう?
A IS学園内1年1組
そう、原作主人公、織斑一夏がいる1年1組の教室内です。なぜ、高校受験に向かった俺が此処にいるかと言うと、ええ、そうです。俺がISに乗れるという事がばれました。理由としては簡単な事で、一夏がISに乗れる、という事が発覚してから世界中の国で男性を対象とした適性検査が行なわれたからです。(俺が住んでいた地区はどうやら受験シーズンと被ったためか受験のついでに適性検査をしたみたいだった)
で、それに見事引っかかったのが俺、と言う事だ。
10年以上「八卦龍」を扱い続けていたのに対策をしていなかったのか?と言われれば対策は“していたが意味が無かった”としか言い様が無かった。意味が無い、と言うのはこの「八卦龍」、登場した作品内ではIS扱いなのだが、厳密に言えばISではないのだ。
ISではない以上俺がISコアに反応しないように設定しようとしてもISではないので意味が無いのだ。一応「八卦龍」は俺以外には一切反応しないようにしたが。
さらに言うと仮に「八卦龍」のコアを「八卦コア」と区別するとこの「八卦コア」は、ISコアと同等の機能を持ちながらも数段上の性能と量産可能かつ“性別による搭乗制限”が無いのだ。同じ機能を持ちながらも、数に制限があり女性しか乗れず、コアの中枢はブラックコアで開発者しか分からない物と数に制限が無く誰でも乗れて、コアの中枢はごく一部を除いて解析が可能と言う物。どちらが優秀かなんて誰にでも分かる。俺でも分かる。
つまり「八卦コア」の情報が少しでも外部に漏れた場合、冗談抜きで第三次世界大戦の引き金になりかねないのだ。しかも国と国ではなく男と女と言う厳密な終わりが分からない戦争の引き金である。
……個人の手には余りすぎます。とても余りすぎます。余り過ぎて死にそうです。
さてそんな風に自分の未来に絶望していたら原作であった織斑姉弟のやり取りが終わり、俺の自己紹介になった。
「はじめまして。漢数字で一二三四五六と書いてひふみしごろ、と言います。好きな事は一人でいること、音楽を聴くこと、嫌いな事は、不特定大多数の人が居る場所にいること、勝手に物事を進める人です。ISに“何故”か適正があり、この学園につれて来られました。ISの”知識”に関しては何も知らない素人なのでいろいろ足を引っ張ると思いますが、よろしくお願いします」
そうい言って頭を下げ席に戻る。クラスの反応はまあ、ぼちぼちと言ったところだ。俺の前の織斑姉弟のやり取りのせいも有るが一番の理由としては俺の見た目だろう。
本来俺の見た目は、サラサラの銀髪に深い色合いの赤と青のオッドアイで、顔つきもかなり整っている。冗談抜きで下手なモデルよりかはかなりカッコいいと言ってもいい。いいのだが、正直いらないです。こんな中二病が考えた“僕の考えたカッコいい主人公”な姿で名前は漢数字オンリーって似合わないにも程があるだろう。おかげで小中学校共にいじめられましたよ。マジで。精神年齢が前世あわせて成人越してなかったら確実に引き篭もってたよ、ホントに。
なので、中学校に上がる前から髪は黒に染め黒のカラーコンタクトをつけ、地味な黒ぶちメガネをかけて地味な格好をしてカモフラージュしてました。結局ばれていじめられたが。まあ、この格好と全身から溢れ出す地味オーラ(目立ちたくないと言う一心で習得した)のおかげでクラスの女子の殆どは一夏に興味がいっている様で何よりだ。
俺は確かに前世とこの世界に生まれた直後はハーレムだの原作ヒロインを恋人にだのと思っていた。だがそれはあくまでも現実では有り得ない事だからそう思っていただけで、いざ現実に起こってみると正直キツイ。元が小心者だった俺には今現在の姿と二次元の存在だったキャラが現実に存在し目の前にいるという事実はかなりキツイ物がある。
別に俺は主役になりたい訳じゃない。“原作”と言う物語を脇から見ている傍観者になりたいだけなんだ。トラブルやパニックなんてお呼びではないのだ。
まあ、「八卦龍」と「八卦コア」の事がばれて命を狙われたくないって事も有るがな!!
掛かったな馬鹿め!!前書きのあれは嘘だ!!