読者の皆様、本当に申し訳ないです。
自己紹介が終わり、授業も終わり、休み時間となった。
織斑一夏は早速、俺の所に来ようとした所を篠ノ之箒に呼ばれ、廊下に出て行ってしまった。つまり教室には俺一人になると言うわけで。二人しかいない男性が一人減ったという事はその分俺に視線が集中するという事。つまりいろんな人に見つめられるという訳で。
色んな学年の、色んな人種の、色んな考えの下俺と一夏を見に来たのだが一夏は幼馴染に連れられて不在。で残りのもう一人はどう見繕っても地味としか言い様がない格好。その証拠にチラホラ聞こえてくる声は大体こんな感じ。
「あの人?二人目の男性適合者って」
「……なんか地味だね」
「織斑くんはかっこよかったのにね~」
そんな感じの囁きが周りから聞こえてくる。フ、フフフ地味だなんだと言われていますがそれこそ俺の思惑通り。俺はこのIS学園にいる間は地味な格好で地味に過ごしていくと決めたんだ。原作なんてそれこそ原作主人公に投げつけて俺はそれを横から傍観するんだ。
そんな風に心の中で今後の生活プランを考えていたら、やってきました。厄介事が。
「ちょっと、よろしくて?」
チョロコット、もといオルコット嬢が。
「なんですか、えっと……チョロコット?さん」
「だ、だれですかチョロコットって。セシリア・オルコットですわオ・ル・コ・ッ・ト」
「そうでした。すみません。オルコットさん……で、何か用ですか?」
「全く、コレだから男と言う物は……ハッ、コホン。用と言うのは……」
オルコットさんがドヤ顔で何か言おうとしたのだがその直後教室のスピーカーから流れる鐘の音。
「「あ」」
話しかけてくるのが遅かったせいか授業開始の鐘の音が鳴ってしまった。
「こ、今回はコレまでにして差し上げます」
何がコレまでなのかは分からないのだが、そそくさと席に戻るオルコットさん。
(なんという小物臭w)
そして授業が始まる。その後はまあ原作と同じ様な展開で終った。オルコットさんは先ほどの事で話すタイミングを見失ったようで今日は話しかけてこなさそうだ。
そして放課後。
「織斑君に一二三君いますか~」
山田先生が俺達を探していた。
「何か用ですか、山田先生?」
「あ、一二三君。織斑君は見ませんでしたか?」
「いえ、見てません」
「そうですか。では先に一二三君に渡して置きますね」
山田先生から渡されてのは番号が書いてあるカギだった。
「……ああ。寮のカギですか」
「はい。そうですよ。一二三君のルームメイトは1年4組の子になりますから仲良くしてくださいね」
「はい」
山田先生と別れ、寮の部屋へと向かう。向かう間こっそりと「八卦龍」を起動させてIS学園の監視カメラの画像をハッキングして監視カメラの隅にしか映らないように無駄に洗礼された無駄な動きをしながら移動。
「此処か」
何処かの朴念仁のようにいきなり入るような事はせず、とりあえずノックをしてみる。
「誰か、居ますか?」
「………はい」
「今日からこの部屋のルームメイトになった者ですが」
「………どうぞ」
……今気が付いた。原作で1年4組には“原作ヒロイン”がいたことを。
「で、では、失礼します」
気が付いた事実に冷や汗をかきながら、意を決して入った部屋に居たのは
「……誰、貴方」
メガネを掛けた青髪の少女だった。
これから物語が加速していきませんがよろしくお願いいたします。