IS 転生して貰った物は!?   作:マーシィー

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加筆、修正がめんどくさくなったら、IF編を10話五分おきに投稿する。




その7

 先日、オルコットさんと一夏に今回のクラス代表戦がどういう事態を招くか言って見た次の日、オルコットさんは朝からとても気分が悪そうにしていた。まあ自分の発言で自分の築きあげてきたものを無くしそうになっていたらそうなるな。

 

 ちなみに一夏はと言うと、普段と変わらずに普通の態度で登校して来た。あいつも自分の立場を考えれば気楽にしていられる立場じゃないはずなんだが……。

 

 それはさておき、今は今回行なわれる試合で俺がどういう風にするかを考えなければ。

 

 原作でのクラス代表戦は一夏が一次移行するまでの間ひたすらに避けて一次移行した後、後一歩まで追い詰めるも単一仕様のせいでエネルギー切れを起こして負ける、と言う展開だったが其処にもう一人の人間が入るとなると話しは変わってくる。

 

 一夏の専用機が搬入されるのはクラス代表戦当日。しかも試合が始まる直前である。原作では時間が無かったために試合中に一次移行をすると言う明らかな暴挙に出ていたが、俺と言うもう一人がいることによって話が変わってくる。つまり一夏と一夏の専用機の一次移行する間に俺とオルコットの試合をしてしまえばいいのだ。つまり試合順としては俺対オルコット、オルコット対一夏、一夏対俺と言う順になるだろう。原作通り一夏の専用機が当日ギリギリに来た場合は。まあ、たぶんギリギリにくるんだろうけど。

 

 さて、俺の予想通りに一夏の専用機が試合当日に来るとして、俺とオルコットが試合をした場合の戦い方を考えないといけない。正直な所、今現在のオルコットでは俺の相手にはならない。なぜなら「八卦龍」の仮想空間内で10年以上の間、ひたすらに戦闘訓練をしてきたおかげで今現在の俺のISの操縦技量はブリュンヒルデと同等かそれ以上なのだ。さらに仮想空間内での戦闘データの中には原作の専用機持ちのデータも入っており、対オルコット戦も数え切れないほど戦ってきた。しかも俺の技量に合わせてオルコットの戦闘データも上昇していったので最終的にどこぞの新人類の如くBTを4機同時に操りながら精密狙撃と近接戦を仕掛けてくるようになりしかも偏向射撃で4回以上屈折させながら攻撃してくるようになったからな。避けたビームが複数回屈折して予想外の場所から飛んでくるんだ。しかも4箇所同時に。場合によっては12箇所以上。

 そんな戦闘能力になってしまったオルコット相手に俺は量産機である打鉄で勝ちをもぎ取ってきたんだ。無論量産機とは言え俺の反応速等についていけるようにカスタマイズされている物だが。そんな戦闘技量を持っている俺だが、今回のクラス代表戦でその技量を見せるわけにはいけない。ダメ、絶対。

 

 何故か?簡単な事だ。現実の俺はISの起動時間が“10時間にも満たない”からだ。代表候補生と言うならば起動時間は3桁に上るだろう。そんな相手が起動時間が2桁にも満たないかつISに関しては素人同然の相手に完封負けした、なんて事になったら大変な事になる。オルコットの立場もそうだが俺の立場も大変な事になる。

 IS素人であるはずの俺が代表候補生に圧倒的な戦い方で完封勝利した、などと言えるのは二次創作までだ。現実でそんな事したら、織斑先生から始まり、クラスメイト、IS学園生徒、日本政府、海外企業ならびに国家、犯罪組織等々あらゆる所から目を付けられてしまう。そんな事になったら「八卦龍」に引き篭もって雲隠れするしかなくなるじゃないですか、やだーー。

 

 そんなわけで勝つわけにはいけなくなってしまったが、(いや戦い方しだいでは勝っても問題ないだろうが)目立つ行為はしたくないので今回のクラス代表戦は負けることにする。ではその負け方だが、どういう風に負けるべきだろうか……。

 

 上から目線の戦い方を考えている内に授業が終わり昼食の時間になった。なので一夏に声をかけられる前にすばやく教室から離脱して、「八卦龍」から送られてくる監視カメラの画像を確認しながら画像に殆ど映らないようにしながら移動して人が殆どいない場所に移動して食事にする事に。今日は自炊した特性の弁当である。

 俺はどうやらストレスが溜まってくるとそれを料理をして発散する癖が付いてしまっているらしく、今朝は気が付いたら無駄に手の込んだ弁当が出来上がってしまった。ちなみにルームメイトである簪さんにも作って渡しました。原作キャラには関わらないように、と考えていたのが簪さんの食生活があまりにも酷くてついつい口を出してしまった。

 食堂を利用するのは数日に1、2回で食事の殆どを携帯食糧で済まし、それで補えない物はビタミン剤等のサプリで済ましていたのだ。如何考えても年頃の女の子の食事ではない。ブラック企業に勤めている人だってもうちょっとマシな食事をするだろう。

 そんなわけで簪さんに食事の事についてちょっと注意と言うか口出しをしたら、凄いうっとうしそうな顔で「……なら貴方が私の食事を作ってくれるの?」と言われてしまい、結果俺は簪さんの朝昼晩の食事を作る事になったのだ。

 フハハハ!!料理を作って俺はストレス発散し、簪さんは健全な食生活を送れる。まさに一石二鳥の出来事じゃないか……?

 

 

 

 これって完全な餌付けじゃね?

 




さて今週の日曜日にIF編、捏造姉妹ルートを更新予定。

期待しなくていいのよ。
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