どんなに伝えても届かないもの
それは言葉であり、想いでもある
前回の内容
健康診断をやり直樹と優輝と逢沢と柴木
四人は女子更衣室を覗こうとしてしいたが失敗する
直樹は真希に悪い事をしてしまったと強く感じている
真希は、どんなに期待しても意味の無いことを知った
本編
直樹 「昨日は大変だった」
優輝 「そうだなぁ」
そこに真希が席に着いたの確認した
優輝 「どうしたんだ」
直樹 「な、なんだよ」
優輝 「何で真希を見てるんだ」
直樹 「そ、そんな事はないぞ」
優輝 「しっかりしろよ」
直樹 「ごめん」
そう言って真希の方をチラ見をする
優輝 「午後の授業は班の話し合いだぞ」
直樹 「そうなのか」
するとチャイムが鳴る
中沢 「皆、席に着いてるなぁ」
そう言って、確認した
中沢 「明後日はカレー作りで班の話し合いをする」
皆、「グループになって話し合え」
皆、机を移動させて班になる
優輝 「俺らもするか」
直樹 「そうだなぁ」
二人は机を移動させて班になる
沙織 「じゃあカレーの材料を誰が持ってくるか」
優輝 「面倒くさいなぁ」
優里 「直樹が持って来てくれるよ」
直樹 「おいおい、冗談だろう」
優里 「冗談ではありません」
そう言って笑う
直樹 「ふざけるなぁ」
沙織 「逆に火を付ける新聞紙や必要最低限の持ってくる方が良いかなぁ」
直樹 「それは、優輝にやらせてくれ」
優輝 「待ってくれ」
優里 「どうしたの」
優輝 「まだ、確認しないのか」
優里 「何を」
優輝 「それは皆で持ってくる方が良くないか」
優里 「どうして」
優輝 「楽をしてるからだ」
沙織 「真希はどう思う」
真希は、反応がない
もう一度呼ぶ
沙織 「真希」
真希 「え、あ、ごめん聞いてなかった」
慌てて反応をする
沙織 「どうしたの」
真希 「な、何が」
沙織 「何か、悩んでるよね」
真希 「そんな事はないよ」
優里 「しっかりしてよ」
真希 「ごめん、話ってなに」
沙織 「それは皆で均等に材料を持ってくる事なの」
真希 「良いんじゃないかなぁ」
優輝 「よっしゃあ」
優里 「真希が言うなら仕方ないなぁ」
沙織 「わかったよ」
真希 「そっか」
沙織 「直樹はどう思う」
直樹 「俺も良いかなぁ」
沙織 「じゃあ次は席はどうする」
優輝 「俺は後ろが良いです」
優里 「私は、前が良いよ」
直樹 「俺はどこでも良いかなぁ」
真希 「私は、後ろが良い」
沙織 「私は、後ろが良いです」
直樹 「どうやら皆がバラバラみたいだなぁ」
沙織 「じゃあ優輝は前の席に行って」
優輝 「なんでだよ」
優里 「お願い」
甘い言い方で言う
優輝はその場で倒れる
直樹 「どうやら良いみたいだ」
沙織 「そ、そうなの」
優輝は元に戻る
優輝 「わかったよ」
優里 「ありがと」
沙織 「じゃあ優輝と優里は前の席で私と真希と直樹は後ろの席で良いね」
皆が納得して返事をする
直樹 「真希」
そう呼ぶ
真希からの反応がない
直樹はもう一度真希と呼ぶ
真希 「何か用なの」
直樹 「昨日の事は済まない」
真希 「その話を言うなら放課後の屋上でしない」
冷たく言う
直樹 「わかった」
そう言って、授業が終わり放課後になる
直樹 「やっと終わった」
優輝 「早く帰ろうぜ」
直樹 「悪い、先に帰っててくれ」
優輝 「何か、真希と話があるのか」
直樹 「少しだけなぁ」
優輝 「そうか、じゃあなぁ」
そう言って、帰る
俺は真希の方を見るが荷物もなく先に行ったみたいだなぁ
そう思って俺も荷物を持って屋上に向かう
真希サイド
「私は、もうどうでも良くなってきた」
「そういう気持ちになってしまった」
「やっぱり真っ直ぐは本当か嘘か選ぶはずがない」
「それはストレートに言う」
「私の気持ちにはきずかない」
「ほんの期待は嘘を呼び込まない」
そう思っていた
そこに真希と呼ばれた
私は、呼ばれ方に身体を向ける
直樹 「昨日は、ごめん」
真希 「それがどうしたの」
冷たく放つ
直樹 「俺は、悪いと思っている、だから言わせてくれ」
真希 「それは本当の事をストレートに言うことでしょう」
直樹 「それは、違う」
真希 「昨日もそうだったでしょう」
そう言って冷たい目になっていく
直樹 「俺は、真希が真剣に聞いてくる事に嘘は言いたくないから」
真希 「それが、傷つけることだったとしても」
直樹 「そ、それは」
何も言い返せない
真希 「それでも、嘘を期待したけど意味がなかった」
直樹 「嘘に期待は信頼を無くすのと同じだろう」
真希 「違う!」
そう怒鳴って言う
直樹 「何が違うんだ!」
強く言う
真希 「私の何も知らない癖に!」
直樹 「知らないに決まってるだろう!」
怒鳴って言う
真希 「だったら何で分かろうと知ないの!」
強く言う
直樹 「分かって欲しいなら話せよ、きずかなくて分からない事にはそれを伝えろよ!」
真希 「それが出来ないのが私なの!」
直樹 「じゃあそんな俺は、どうすればいいんだよ」
真希は言葉を失ってしまう
直樹 「俺は分からない、だったら教えてくれよ」
「今の気持ちを全部、ぶつけろよ」
想いをぶつけて言う
俺は、真希の方を見ると泣いている
それを見て俺は、驚いてしまう
真希 「わ、私は、それでも言えない事があるの」
涙を拭きながら言う
真希 「それは、私がずっと一人だった、今も一人だった」
「そんな私の言葉は届かない」
泣きながら言う
直樹 「そんな事はない、どんなに泣き叫んでもそれは伝えたい気持ちがあるからだろう」
真希 「そ、そんな事はない、話しても届かない物だってある」
そう泣きながら言って屋上を出ていこうとすると
そこに動きが止められる
直樹は真希の手を掴んでいる
直樹 「今度は、離さないぞ」
真希は驚いてしまう
直樹 「言ったろう、伝えたい気持ちがあるから泣くんだろう」
そう言って、真希を抱きしめる
真希 「わ、私は、それでも言えないよ」
泣きながら抱きしめ替えす
直樹 「今すぐに、言わなくても良いから」
「それに、真希が言いたくなった時に言えば良いから」
俺は、真希の顔を見る
直樹 「それに、俺が今すぐに伝えたいのは謝りたいという言葉を伝えたいんだよ」
真希 「わかってるよ、それに向き合えない自分がいるの」
そう言って、直樹押して、屋上から出ていく
直樹 「いつかは、話してくれよ」
そう言って、帰る
End
今回は届きそうで届かないもの
それは向き合えない自分の真希自身
それを真剣に向き合おうとする直樹
絡むことのない二人がいる
では次回へ