何故、雨が恐怖なのか
それは読むと分かるから
前回の内容
直樹と真希は少しだけお互いに分かり合えた気がした
友達は相談が出来るから
側に居ることを忘れては行けない
真希は、皆と居られた時間が何よりも嬉しかった
本編
優輝 「直樹の奴、遅いなぁ」
逢沢 「確かに」
柴木 「直ぐに来るだろう」
ドアを開ける音が聞こえた
直樹 「な、何とか着いた」
逢沢 「お、来たか」
逢沢と優輝と柴木はハモった
「何故、濡れてるんだ」
直樹 「傘をささないで来たからなぁ」
逢沢 「アホか」
直樹 「急いで来たんだよ」
柴木 「何があったんだよ」
直樹 「と言うか、クラスの皆がどんだけ見てんだよ」
優輝 「お前の濡れた姿を見てるんだよ」
柴木 「お前は体つきが良いからなぁ」
直樹 「そうかよ」
そこにチャイムが鳴る
キーンコーンカーンコーン
逢沢 「後でなぁ」
逢沢と柴木は急いで自分の席に着いた
中沢 「 皆、着いてるなぁ」
先生は普段と変わらず点呼をとる
中沢 「雨が降ってるが風邪を引くなよ」
そう言って、先生は教室をでた
優輝 「大丈夫かよ」
直樹 「な、何とか」
ハークション
くしゃみをしている
直樹 「やべぇ」
優輝 「体育着はないのか」
直樹 「今日は、授業がないだろ」
優輝 「確かになぁ」
沙織と優里が来た
沙織 「大丈夫なの」
直樹 「何とか」
優里 「平気じゃないでしょう」
直樹 「だ、大丈夫」
ハークションとくしゃみをする
優輝 「そもそもそんなに急いでるなら傘をさす暇があるだろ」
直樹 「ちょっと傘を貸してしまったんだ」
優輝 「貸してやるのは良いが自分を考えろ」
直樹 「め、面目ない」
優里 「とにかく、帰るまでには雨が止むと思う」
沙織 「今日は1日雨だけどね」
直樹 「そ、そうか」
優輝 「とにかくまたあとでだなぁ」
そう言って皆が席に着く
「俺は、とにかく終わらせて早く帰ろう」
そして放課後へ
直樹 「何とか終わった」
優輝 「どうする」
直樹 「何がだよ」
優輝 「傘がないだろう」
直樹 「忘れてた」
優輝 「この際は誰かに傘を借りろ」
直樹 「一緒に帰れないのか」
優輝 「少しだけ用事があるからこのままいく」
直樹 「マジかよ」
優輝 沙織や優里と帰ろよ
直樹 「無茶を言うなよ」
そこに沙織と優里が来た
優里 「私達がどうしたの」
直樹 「一緒に帰れないかと話してたんだ」
沙織 「無理だよ」
優輝 「何でだよ」
沙織 「部活があるの」
直樹 「そうか」
優輝 「とにかく駄目やなぁ」
優里 「じゃあ私達は行くから」
そう言って、何処かに行ってしまう
優輝 「俺も行くなぁ」
直樹 「そうか、じゃあなぁ」
優輝 「おう」
そう言って、先に帰ってしまう
「俺は、どうするかねぇ」
「悩んでても仕方ない」
「とにかく誰か探してみるか」
何もなく、適当にぶらぶら校内を回っている
1時間後
「誰もいない」
「ヤバいぞ」
そこに、声をかけられた
由美 「大丈夫」
直樹 「あ、先輩」
由美 「どうしたの」
直樹 「俺は、傘を持ってないから帰れないだけ」
由美 「傘を持ってないの」
直樹 「それより、由美先輩こそ何故ここに」
疑問に聞く
由美 「私は、受験で調べてたの」
直樹 「そうだったのか
由美 「私の事は普通に呼んで平気だから」
直樹 「わ、わかった」
由美 「それより、一緒に帰らない」
直樹 「な、何故に」
由美 「傘を持ってないでしょう」
直樹 「それはそうだけど」
由美 「じゃあ一緒に帰ろう」
「特に断るつもりないから良いか」
直樹はそう思っていた
直樹 「わかった」
由美 「じゃあ昇降口にいるから」
俺は、急いで自分の靴を持って3年棟の下駄箱に向かった
由美 「そんなに急がなくても良かったのに」
直樹 「少しだけ早く来ないと思っただけだから」
そう言って、靴を履いた
由美 「凄い雨だよ」
直樹 「た、確かに」
由美 「じゃあ行こうか」
傘を開いて直樹に渡す
直樹 「あれ、どういう事だ」
疑問になっていた
由美 「こう言うのは、男子がやるでしょう」
直樹 「わ、わかったよ」
そう言って、傘をとる
由美 「何か、相合い傘だね」
直樹 「た、確かに」
俺は、思った
「何か、相合い傘って誤解をするよなぁ」
「特に女子はなぁ」
そう思っていると溜め息をしてしまう
ハァー
由美 「私と帰るのが嫌だったの」
直樹 「そ、そんな事はない」
由美 「だって溜め息をしてたもん」
直樹 「寧ろ、嬉しいわ」
由美 「そっか」
そう言って、直樹の左手にしがみつく
直樹 「な、なぁ」
顔を赤くなってしまう
由美 「どうかしたの」
直樹 「と、特に」
直樹は思った
「ヤバいぞ」
「由美先輩のあれが腕に当たっていてヤバい」
「感触が伝わって来やがる」
「保つんだ田中直樹」
「これしきで負けるなぁ」
由美 「何か、様子がおかしい」
直樹 「そ、そんな事はないぞ」
慌てて対応に移った
直樹は心が読まれたのかと思ってしまう
由美 「じゃあ何か話そう」
直樹 「別に構わないけど」
由美 「直樹は好きな人はいないの」
直樹 「ストレート過ぎるけど」
由美 「結構モテるでしょう」
直樹 「それはないから」
由美 「あら、結構3年の方で噂だよ」
直樹 「どんだけだよ」
由美 「優奈が良く知ってるよ」
直樹 「優奈は財閥の娘だからなぁ」
由美 「友達だから」
直樹 「へぇー」
由美 「何か、反応が薄いけど」
直樹 「そ、そんな事はない」
由美 「全くだよ」
直樹 「逆に由美もモテるだろう」
由美 「そんな事はないかなぁ」
直樹 「俺だったら告るは」
由美 「例えば」
直樹 「言わないと駄目なの?」
由美 「聞かせてよ」
直樹 「分かったよ」
由美 「ありがと」
直樹 「俺は、由美が好きだ」
「どんなに思うだろうがこの気持ちがいや増すばかりだ」
「平たく惚れた、付き合ってくれって感じだ」
由美 「あ、あ、」
顔が赤くなりすぎて言葉が出ない
直樹 「大丈夫かよ」
由美 「ご、ごめん」
直樹 「そうか、しっかりしてくれ」
由美 「ち、ちょっと離れすぎだから」
慌てて直樹の方に行く
しかし、良からぬ事が起きる
由美 「あ」
そう言って思いきっり転んでしまう
由美 「いたたた」
直樹 「大丈夫か」
急いで由美の元に行く
由美 「どうしたの」
直樹が顔を赤くしている
「私は、自分を見てみる」
ワイシャツが濡れて透けている
由美 「な、ヤバい」
恥ずかしいくなって慌てて、手で隠す
直樹 「大丈夫か」
そう言って、手を差し出す
由美 「見たでしょう」
直樹 「な、何が?」
由美 「見たのね」
直樹は由美に本気のビンタを食らってしまった
バッーチーン
と鳴り響く
End
今回はドンマイです
女子と相合い傘は危険ですね
では次回へ