それには訳があります
友達という存在は何なのか
あらすじ
前回は直樹と優輝は友達とは何なのか
そう言う思いや気持ちが何なのか
複雑でまだ分からないところがあるけど
その時永野優奈が現れ、彼のスマホにアドレス登録した
その訳は?
本編
優奈サイド
車の中
執事 「お嬢様、そのスマホは何ですか」
優奈 「さっき向かう途中で衝突した時にその人のスマホだと思う」
執事 「それは大変でしたね」
優奈 「確かにねぇ」
執事 「それはどうするのですか」
優奈 「とにかくその人に会えたら返すわ」
執事 「一応、電源着けて確認してみて下さい」
優奈 「分かったわ」
そう言って、スマホの電源を着けた
画面にはパターンの状態になっていた
優奈 「これってパスワードが掛かってるみたい」
執事 「それは多分、一直線に引いて見て下さい」
優奈 「どういうことなの」
執事 「おそらく、その人は半分に分けているんだと思います」
優奈 「どうして、普通なら難しくするでしょう」
執事 「その半分とは善悪に分けて行く事を表しているんだと思います」
優奈 「分かった、やってみる!」
そう言うと手を一直線に引いた
そして画面はホーム画面に変わる
優奈 「凄い、解けたよ」
執事 「良かったです」
優奈 「でも何で分かったの?」
執事 「その人は、善悪が何なのかを疑問に感じているのでしょう」
優奈 「変わった子に出会ってしまったんだ」
執事 「とにかく住所を確認して見てはどうですか」
優奈 「分かったわ」
特に興味もなく彼の住所を確認した
優奈 「分かったわ」
執事 「どんなかたですか」
優奈 「中村直樹って言うらしいの」
執事 「男なのですか」
優奈 「えぇ、とにかく彼とは同じ中学みたいなの」
執事 「本当ですか、良かったです」
優奈 「いちいち彼の家に行かなくても済むからね」
優奈はあることを疑問に感じていた
「でも、何でパスワードが半分の一直線なのかだよね」
執事 「ちょうど良い機会なので友達になってみては」
優奈 「そうねぇ、せっかくだし私のアドレス登録をしておくわ」
執事 「良いのですか、そんな事をしては何かあったらどうするのですか」
優奈 「大丈夫です、そんな事をする人ではないわ」
そう言って、登録終わらせる
優奈 「転校しても何か男子の友達っていないのよねぇ」
そう心の中で思っていた
窓の景色を見てると思い出す
「モテたり、人気者だから、調子乗っている、そんな事を周りから言われてそんなに友達がいないから 」
「やっぱり誰かと違うとその差が生まれて変わってしまうもの」
「あの時衝突した子はそんな目じゃなく何か違う目をしていた」
「そう、冷たい目だった」
「でも中学に通う場所は私の妹もいるから、余計に大変になるよねぇ」
ハァー
軽くため息を吐いた
執事 「まもなく着きます」
優奈 「分かったわ」
そしてようやく学校に着いた
執事 「では妹にもよろしくお願い致します」
優奈 「あの子とは仲が悪いから」
そう言うとその場から去った
昇降口で靴をしまい、上履きに履き替える
「周りからは凄く注目したけど普通にクラス表を確認して教室に向かう」
途中階段を登って居るとき、聞き覚えのある声が聞こえた
直樹 「イテテテテ」
優輝 「どうだ、行く気になったか」
直樹 「分かった、分かった、分かった行くから」
そう言って背中を叩く
優奈 「あの子は確か、朝に会った子だわ」
心の中でそう感じた
優奈 「ちょうど直ぐにスマホを返せると思い彼らの後を追う」
けど、途中でドアのカギを掛ける音が聞こえた
「仕方ない、職員室に言ってカギを取りに行こう」
急いで職員室まで行き、先生から屋上のカギを貰った
「余り時間がないから急いで走った」
ドア前まで何とか着き、静かにカギを開けた
ドアノブに手を掛けると声が聞こえて来た
直樹 「結局、何の為に友達があるのか、わからん」
優輝 「単純に一人は寂しいからだろう」
直樹 「それは言えてるわ、辛いし寂しいし苦しいからなぁ」
優輝 「そう言う気持ちを知っているから友達というものかがあるんだろうなぁ」
直樹 「やっぱりよくわからん」
優輝 「聞いといてそれはないだろう」
優奈 「友達とは何かを話し合っていたんだ」
「少しだけ羨ましいかな」
そう言うとゆっくり屋上に入った
直樹 「そろそろ出てこいよ、盗み聞きはいけねぇなぁ」
優輝は驚いていた
優奈 「やっぱりバレていたんだ」
直樹と優輝は声がする方向に顔を向ける
優奈 「良く築いたねぇ」
直樹 「やっぱりアンタか」
優輝 「マジかよ」
優奈 「二人が楽しく話してる声が聞こえたから来ちゃた」
本当は少しだけ話して見たかったからなの
心の中で言った
直樹 「マジかよ、そんなことでかよ」
優輝 「まずドアが閉まっているはずだけど」
優奈 「職員室からもらって来たの」
直樹 「どうしてだ」
優奈 「どっかの誰かさんの落とし物を届ける為に」
ポケットからスマホを取り出す
直樹と優輝はそれを見てびっくりする
直樹 「それ、俺のじゃん」
優輝 「何で持っている」
優奈 「朝、私とぶつかって落としたの」
直樹 「なるほどなぁ」
優輝 「直樹、お前はバカか」
直樹 「急いでいたんだよ」
優奈 「とにかく二人共、落ち着いて」
直樹 「取り敢えず助かったわ、スマホを返してくれ」
優奈 「なら一つだけ条件がある」
直樹 「条件って何だよ」
「私はまだ良く知らないから有ることを知りたい」
そう思いこう言う
優奈 「私にここの学校について教えてくれたら返してあげる」
直樹 「そんなことか、分かった放課後で良いか」
優奈 「良いよ、そこの君もよろしく」
優輝 「分かりました」
優奈 「じゃあ返すねぇ」
スマホを渡す
直樹 「電源を着けて中身を確認する」
優輝 「そんなに心配するなよ」
直樹 「ほっとけ」
画面を開いて確認していると有ることにきずいた
直樹 「アンタ、勝手にアドレス登録したろう」
優奈 「何かの縁だと思い登録したんだよ」
優輝 「凄い事をするんだなぁ」
直樹 「感心してる場合か」
優奈 「そろそろ戻るから」
そう言ってその場を去った
ここからが全ての運命に偶然などない
こうして本当の物語が始まる
結構、長いけど永野優奈にもその差が生まれて変わってしまうものとは何なのか、気になります
特に永野優奈の妹さんも登場するので楽しみです
ではまた