ソレは動いた、契約のキスをきっかけに動作を開始した。
コントラクト・サーヴァントを終えたゴーレムはゆっくりと重すぎた腰を上げ立ちあがったのだ。おお!その佇まいは幾多もの戦場を超えてきた一騎当千の戦士かの様な堂々としたモノだった。とてもじゃないがゴーレムには見えない、実は生きているのでは?
「う、動いたわ!やった!」
ルイズも起動するしないの賭けに勝ててご満悦である、やっぱりドラゴンとか幻獣のが良かったがそれでも動かない置物よりは動くゴーレムのが使いようはある。
「コントラクト・サーヴァントは成功のようだ。どれルーンを見せてもらおう」
そう言って
「ふむ、見た事のないルーンだ・・・興味深い。さて、皆もう日も暮れるから学園に戻ろっ!!?」
確かにゴーレムが指示もなく行きなり動いたら驚くだろうが杖を構える程なのか、いや、よく見ればいつの間にか見た事のない剣をその手に構えているではないか!金の装飾がされた部分を掴み奇妙な形状をした銀色の刀身を持った剣を! 剣を何処から持ってきたのかは謎だがこの剣、一目見ただけで素人にも分かるような非常に危険な雰囲気を醸し出しているのだ、緑色の電気が流れその刀身は凍り付いているように見える。そして明らかな業物だ。
ゴーレムは剣を構えたままゆっくりと首を動かして周囲を確認しているようで何処か隙が無いように見える、帰ろうとしていた生徒達は恐怖よりも興味が勝ち暫し様子を見る事にした。
「ちょっと!その剣何処から持ってきたの!私の言ってる事が分かるならその剣をしまいなさい!」
「ミス・ヴァリエール、危険だ、警戒されているから近づいちゃ駄目だ。」
ゴーレムはルイズの指示をはっきりと理解したのかしま・・・わない、構えるのは止めたが手に持ったままだ。目は無いが周囲を警戒しているのがなんとなく分かる。だがルイズは自身の言葉を理解しているのだと確信し
「もう一度言うわ、その剣をしまいなさい。手に持っちゃダメよ」
暫しの沈黙が流れたが、やがてゴーレムはその剣を背中まで持っていき、剣が消えた。その光景を見ていた皆は驚く、いきなり剣が跡形もなく消えたのだ。背中に持っていったら消えたのだ。
「先住魔法?」「ゴーレムが?」「なんだいまの」「何あのゴーレム」
少し畏怖の念が混じった声が聞こえる、正体は宇宙の超科学技術なのだがハルキゲニアの住民には知る由もない。行き過ぎた科学は魔法と同義なのだろうか。
「あなた、私の言ってることがわかるのね?今日はもう遅いから帰るの、ついてきて。向こうに見える学園まで行くのよ、剣はもう持たないで。
コルベール先生、私の指示は聞くらしいです、もう大丈夫だと・・・思います。」
「わかった、帰路は私もついていこう。さぁ皆、日も暮れるから学園へ戻ろう」
生徒達は一斉に帰り始めるが何度か後ろを確認しゴーレムを見ている。それほど武器がいきなり消えるというのは馴染みの無い事だろうか。
それからは何事も無くルイズは自身の部屋に戻る事が出来た、歩いて帰る以上時間はかかったが帰路の途中指示を聞くかの検証を兼ねていたので気が付いたら学園に着いたようなものだった。
剣はSkana Prime 勿論フル強化で状態異常は腐食と氷が付与されています
実はプライマリとセカンダリそして近接を透明状態で持っています
でもSkana Primeってそこまで強くn
ゼロ魔の世界なら切るだけで相手を腐食させつつ凍らせる剣は脅威かもなのでバランスは取れているんじゃないかなと思います、Lv1の敵に使えば真っ二つですし。
感染属性の武器はないです、感染がテクノサイト大流行に繋がったら嫌なので。さもなくばハルキゲニアが混沌に包まれます
ところでルイズの口調上手く真似れてるでしょうか