The Warframe of Zero   作:マイみか

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思うんですけどデルフリンガーに出番はあるのでしょうか
テンノは武器コレクターなので武器は揃えたがる設定ですが

それとハルキゲニアとハルケギニアってよく間違えます



[5]外出

 決闘で負けたギーシュにメイドに謝るように言ったり、勝手に行動した使い魔を叱ったり、使い魔の謎の魔法に興味を示し絡んでくるツェルプストー家の者をあしらったりしたいつぞやの決闘から日が流れ日が昇る今日は虚無の日。

 

 特に用事はなく、使い魔も何処からともなく銃と剣を持ちだす事から武器を買ってやる必要も無い、常に近くにいるし護衛としては良いがこの前の勝手な行動もあるから満点ではない。そういえば口が見当たらないから食事を与えてないが大丈夫だろうか、そもそもゴーレムだから平気か。

 そういえばオールド・オスマンにも呼ばれて使い魔の事を聞かれたな、と当日の事を思い出しながら今日は何をするかとルイズは考える。家に帰って使い魔を見せる?今じゃなくてもいいだろう、使い魔の魔法(アビリティ)について調べるかな?、そういえば勉強に必要な道具が減ってきたな、取り寄せるかな?いやこの際だから自分で買いに行こう、たまには学園から出て気分を変えよう。

 

そう答えが出たルイズは使い魔を伴い馬の居る場所へと向かう、そうしてふと使い魔に結局名前を付けていない事を思い出す、さてどんな名前をつけようかと何度か振り返り容姿を確かめながら考える。銃を持っていたという事は割と最近作られたゴーレムなのだろうか、しかし使う魔法は先住魔法と思われるモノだとするとエルフの作ったゴーレムなのだろうか。

(あぁそうだ)とルイズは思い出す、ついでだから使い魔の銃の為の銃弾も・・・買えるのだろうか? 軍で使われる品物だから普通に街の武器屋では買えないかもしれないが確認だけでもすべきだろうか。

 

 そう考え余った時間で武器屋に立ち寄ればいいかと思うルイズだが、実際の所は木の矢や何なら"スリングショット"の"弾薬"になるその辺の石でも"投げナイフ"でもアーモミューテーションでテンノは弾薬を補充できるのでルイズが気に掛けるだけ無意味なのだ。

 

そしていざ乗馬で街へ!と行きたい所なのだが使い魔が馬に乗る方法を知らないようだ、戦闘能力は高く自我もあるが所詮ゴーレムかこれから教えていけばいいかと使い魔に指示していきある程度慣れた所で今度こそ街へと向かった。尚、また名前を付け忘れたのをルイズは街へと向かいながらの道中で思い出した。

 

 

ここはトリスタニア、トリステイン王国の王都でありルイズの現在居る場所である。

 

とりあえず使い魔たるゴーレムに[カリバー]という何と無く思い浮かんだ名前を名付けた、実はテンノが"チャット"で[エクスカリバー]という名前を必死に個人チャットで送りつけて居ただけなのだがルイズはテンノではない為半分しか受信出来なかったようだ。 そもそもテンノじゃないルイズがチャットを受信する事自体実はスゴイ事なのだがきっとコントラクト・サーヴァントの影響だろう。しかしルイズもテンノもそれを知らない、テンノとしては受信できたらいいな程度なので半分でも受信出来た事はラッキーとしか思っていない。

 

必要な品を購入しちょっとした食事もとり時間が余ったので武器屋へと足を踏み入れたルイズ、それにたいして店員の親父が胡散臭げに何処か面倒事な気がしながらルイズに話しかける。

 

「これはこれはいらっしゃいませ?貴族のお嬢様。うちにどのようなご用件で?予め言わせてもらいますがうちは貴族様に目をつけられるような事してませんぜ?」

「客として来たのよ、それ以外に用はないわ」

「は、はぁ客ですかい?それは珍しいしてどのような品物をお望みで・・・?」

「質問なのだけれど銃弾ってこういう店で買えるの?それとも武器だけかしら?」

「銃弾というと軍に採用された銃の弾ですね?こんな店じゃあ扱っておりませんよ、ここは軍と関係ありませんから」

「そうじゃあもう・・・」

 

確立は低いだろうと思っていたがやはり銃弾がこんな平民の軍と関係の無さそうな店で取り扱っている訳がなかった。 完全に冷かしになるが帰ろうとしふとカリバーを見てみれば店の品を何度か手に取ってみては構え試し振りしているではないか、ギーシュのゴーレムを真っ二つにする剣をカリバーが取り出せる(所持)事を知っているので特に買うつもりはない、なかったのだが。

 

「おいお前なんなんだぁ!?おでれーた、こいつぁとんだ化物じゃねぇか。あぁそうだ、しかも使い手だなお前、よしお前俺を買え。」

 

喋る剣を買ってくれと言わんばかりに膝をついて掲げているではないか、カリバーが。実際カリバーは買ってとチャットを送っている。いやしかし買うつもりは一切無かったルイズだが錆塗れとはいえインテリジェンスソードは珍しいが買うつもりはなかった、ギーシュのゴーレムをバターのようにサッっと真っ二つにする剣をお前は取り出せるじゃないかと言わんばかりにカリバーを睨む。

 

「あんたそれ買ってほしいの?でもギーシュのゴーレムを紙みたいにたやすく切れる剣を既に持っているじゃない。」

 

それでもカリバーは引かない、剣を掲げる位置を上げ頭をもっと下げるだけだ。カリバーは買えという個人チャットをひたすらルイズに何度も何度も送信し続ける。それに対してルイズも数を重ねた為受信しやすくなってきたのか頭の中に声が響くようで。

 

「あーわかったわよ!買うから!この声みたいなのやめなさい!ねえあんた(店の親父)この剣いくらなの?」

「その剣ですかい?それはまぁ新金貨、百枚でいいですぜ。」

 

厄介払い込で新金貨百枚の取引がされ錆ついたインテリジェンスソードを手に入れたカリバーとその主人たるルイズは武器屋から出、買い忘れた物等を確認してから学園目指してトリスタニアを出た。

 

「そういえば私の頭の中に声が響いたんだけど、あれあんたの声なの?」

(・・・・es・・・・・Y・・・e・・・)

「う~ん、やっぱり声みたいなのが聞こえるんだけど何を伝えようとしているのかがわからないわ。でもあんた喋れるならもっと前に教えなさいよ、あ、いや、まともに伝わらないのね・・・。」

 

そうして二名は帰路につく。

 

 




徹夜して書きました。
テンノ、カタリストが致命的に足りない。

ゴーレム?なのでキュルケの熱が温まる事はありません。
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