夏期講習並びに補習を通して考えた事、学んだ事をまとめてください。
秋山隼人の解答
補習には参加していないため自分で学んだことは少ないものの、明久や康太、秀吉、綾乃、島田、亮たちの成績がわずかながらも上がっていた事から担当であった西村教諭の指導力の高さなどを改めて実感しました。
教師のコメント
成程、補習には参加していなくともそういった面で補習を見ていたのですね。西村先生も秋山君の解答に涙ぐんでいました。
吉井明久の解答
西村先生の授業が最近理解出来るようになってきました、勉強に対する意欲も湧き、成績も伸びてきたのでコレを期にもっと学んでいきたいと思います。
教師のコメント
一瞬本当に吉井君の解答なのかと疑ってしまいました、ゴメンナサイ。この文面を読んだ西村先生がむせび泣いていました。
須川亮の解答
だるかった。
教師のコメント
そしてこれまでの西村先生の感動が無に帰しました。それとこの後西村先生のところへ出頭命令が出ていますので向かってください。
須川亮のコメント
なんでだぁああああああああ!!!
―3-Cエリア
さて、件のポイントに到達した隼人と優子。
「あら、私を見ても反応なさらない男子ですか」
「言い方に語弊がある、自制心がある、と言って頂きたい」
先輩(常夏は先輩だと思っていない)が相手だからだろうか、口調がやや丁寧になっている。
「成程、貴方老成しているとは言われませんか?」
「余計なお世話です、それで?ここはお通しいただけるので?」
「ええ、どうぞ」
意外にスっ、と通してくれた小暮先輩。通り過ぎざまに自分の上着を先輩へ羽織らせる。
「え?」
「どこの誰の提案であるかは知りませんが女性が安易に男性に素肌を晒すモノでは無い、このクラスはこのまま俺と優子が突破するつもりですので早めに戻って着替えると良いでしょう」
そう言って、歩き去る隼人を優子が付いていく。その背を見送る小暮先輩のつぶやきは、カメラからは聞こえない。
「秋山君・・・・ですか」
少し頬を赤く染めながら、その背を熱い視線で見つめながら・・・・それに気づいたのは優子だけだろう。
「さて、先輩方。誠申し訳無いがここは突破させて頂く」
「通れるもんならな!」
「ここではいそうですか、って通してはあげられないわ!!」
「隼人!」
「おう!」
『試獣召喚!』
日本史 2-F:秋山隼人&2-A:木下優子 VS 3-A:都築啓太VS3-A:東野朱莉
558点 319点 345点 297点
対峙する天狗、猫又とガシャドクロと雪女。
「悪いが一発行くぞ!!」
点数が200点消費され天狗を中心に竜巻が発生する、天狗は竜巻を発生させる瞬間に猫又を抱き寄せてだ。
日本史 2-F:秋山隼人&2-A:木下優子 VS 3-A:都築啓太VS3-A:東野朱莉
358点 319点 0点 0点
『なっ!?』
隼人の元の召喚獣の能力を属性を変えただけ、無駄に強すぎた。
―体育館
「うっす、ただいま」
「おう、ご苦労さん」
雄二とハイタッチする隼人。
「早速だが・・・・次のエリアなんだが・・・・」
次のエリアは英語、となれば。
「だな、晋也&紫ペア、秀吉&綾乃ペア。GO」
「ま、任せてもらおうかな」
「お兄様!!見てて下さいね!!!」
「まぁ頑張ってみるのじゃ」
「ふふふーん、私と秀吉君が一緒なら大丈夫だもんねー」
女好きとブラコン、性別秀吉とバカ・・・・どうしてだろう、不安しか無い。・・・・?突入寸前に義行が話しかけている。
「何を話して来たんだ?」
「んー、若干嫌な予感がしたからな・・・・少し離れて移動する事を晋也と紫ちゃんに勧めてきた」
まぁ・・・・基本的だが有効な対策だな、近すぎると連鎖的に失格する場合があるからな。
―3-Bエリア
先行するのは秀吉と綾乃のチームだ。ここまで特筆するような仕掛けもなく、真っ直ぐに来ている。
「待ちな!!」
現れたのは常村変態。
「木下秀吉!お前に用事がある!!」
?と疑問符を頭に浮かべる秀吉と綾乃。その瞬間に義行だけが、凄まじい悪寒を感じていた。
「良いか、よく聞け・・・・木下秀吉、俺はお前の事が・・・・・・好きなんだ!!」
「――――――――――――!!!」
この日、俺たちは初めて秀吉の、本気の悲鳴を耳にした。
―数分後―体育館
顔を真っ青にして担架に寝かせられている秀吉と巻き添え(ピーな光景を直視した)の綾乃が気絶している。
「うぅ・・・・すまぬ、あんなみっともない悲鳴を・・・・」
『いや、あれは仕方無い』
全員が口を揃えていう、告白だけでも精神的ダメージがデカイのにポエムまで朗読し始めたのだ。
「まぁ奇しくも義行の忠告が当たったおかげで晋也と紫のチームがチェックポイントまで行けたわけだ」
心配は無い、晋也の点数もそうだし・・・・紫もだ。
―3-Bチェックポイント
「さぁ先輩方、行こうか」
「ああ、勝負だ!」
「負けてられねぇな!」
英語 2-A:高本晋也&2-F:秋山紫 VS 3-A:木元慎二&3-A:古田新
466点 713点 378点 388点
三年の先輩方だってトップクラスの点数なハズなのに400越えの晋也と完全バーストな紫の点数のせいで低点数に見える。
「ちょっ紫ちゃんその点数・・・・」
「あ、言ってませんでしたか?私幼い頃から両親と海外を飛び回っていまして・・・・なので英語は日本語並みに読み書き出来るんです」
「くっ・・・・」
「ここで芋引くわけにはいかねーんだよ!!」
同時に紫の召喚獣へと攻撃をしかけた先輩たちだったが・・・・残像を残し召喚獣二体とすれ違う迷ひ神。
英語 2-A:高本晋也&2-F:秋山紫 VS 3-A:木元慎二&3-A:古田新
466点 713点 0点 0点
―体育館
「ヲイ、あの妹の点数は何なんだ」
「アイツってばさ、物心ついた時には世界各地を巡っててさ、その気になれば十一カ国語を読み書き出来るのよ、日本、中国、ハングル、マレーシア、アラビア、ロシア、スワヒリ、ドイツ、フランス、スペイン、イタリアってな」
驚愕している雄二、それはそうだろうがアレもただのブラコンでは無いのだ。
「さて、最終エリアだが・・・・明久&姫路ペアと義行&島田ペア、GOだ」
「え?僕ら?」
「待て待て、隼人とか雄二とかのペアの方が良いだろうが」
「出番がなかったのはお前らだけだ」
「ま、気楽に行って来いよ。お前らでダメなら俺か雄二のペアで攻略するからよ」
何とか納得させて二組を送り出す隼人と雄二、今、最終エリアへと二人の