問題児たちが異世界から来るそうですよ!〜女侍なんて今時いないって〜   作:煌酒ロード

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だいぶ原作ブレイクしました。違和感とかあったら言ってください。どうにもなりませんが(笑)
それでも大丈夫だ、問題ない。って方はご覧ください


紳士の普段着はタキシードらしいけどそれって疲れると思わない?

それから春日部が黒ウサギの耳を引き抜きにかかったりそれを見たお嬢様と金髪君がそれを真似したり黒ウサギの話を聞いたりいろいろした後。取り敢えず箱庭に入りましょうと言われて、私達三人は箱庭の前まで来ていた。そう、()()()

 

「黒ウサギ、そちらの三人が」

 

「YES!こちらの四方が・・・・・・」

 

そこまで言って黒ウサギがピシリと固まる。

 

「金髪君なら世界の果てに行ったよ」

 

「どうして止めてくださらなかったのですか!」

 

「止めてくれるなよ、と言われたから」

 

「ではどうして教えてくださらなかったのですか」

 

「黒ウサギには言うなよと言われたもの」

 

「嘘です!絶対めんどくさかっただけでしょう御三方!」

 

「「うん」」

 

「止める理由も教える理由も無かったし」

 

私たちに言葉にガックリうなだれる黒ウサギ。そしてさっき挨拶をしてくれたショタっ娘君は青ざめた顔で、

 

「大変です。〝世界の果て〟にはギフトゲームの為に野放しにされている幻獣が!」

 

「幻獣?」

 

「は、はい。ギフトを持った獣を指す言葉で、特に〝世界の果て〟付近には強力なギフトを持ったものがいます。出くわせば最後、とても人間では太刀打ち出来ません!」

 

「あら残念。もう彼はゲームオーバー?」

 

「ゲーム参加前にゲームオーバー?・・・・・・・・・・・・斬新?」

 

「斬新ってかそれ最早クソゲーだよ?」

 

「冗談を言っている場合ではありません!」

 

ショタっ娘君は何を焦っているのやら、まあこの世界に来たばかりの私たちにはわからない事で焦ってるんだろう。

 

「まーまー落ち着きなって、すぐイッちゃう娘は捨てられちゃうよ?」

 

「貴方は何を言ってるんですか!?」

 

ショタっ娘君反応面白いねぇ弄ってると楽しそう。そうしているうちに黒ウサギは金髪君を捕まえに行ってしまった。そしてお嬢様がショタっ娘君に道案内を頼んでいる。そして私達は箱庭の中に入った。

 

「凄いね・・・・・・天幕の中に入ったのに太陽が見えるよ、人工で空でも作ってるの?」

 

「流石に人口の空ではありませんよ、あの天幕は中に入ると不可視になるだけです。あれは元々、陽の光の下では生きていけない生物の為に創り出されたのですから」

 

「陽の光の下ではって、こっちには吸血鬼でもいるの?」

 

「いますよ」

 

「いるんだ・・・・・・」

 

冗談めかして聞いたんだけどこの様子だとマジでいそうだね。そうこうしているうちにお嬢様が入る店を決めていた。お洒落な喫茶店で、私には到底似合いそうにない店だ。自分で言ってて悲しい。これでも女子だようん。

 

「紅茶三つと」

 

「ゴメンお嬢様。私紅茶飲めないからコーヒーお願い」

 

「そうなの?じゃあ紅茶を二つとコーヒーを一つと緑茶を一つ。それから軽食にコレとコレと・・・・・・」

 

『ネコマンマを!』

 

「はーいティーセット三つとコーヒーとネコマンマですね」

 

と笑顔でいう猫耳鈎しっぽの店員さんに私達は ん?という顔をする。しかし春日部は目を見開いて、

 

「三毛猫の言葉・・・・・・わかるの?」

 

「そりゃわかりますよお客さん。私だって猫族なんですから」

 

『ねーちゃんもいい猫耳に鈎しっぽやな。今度機会があったら甘噛みしに行くわ』

 

「やーだもうお客さんったらお上手なんだから♪」

 

そう言って奥に引っ込んでいく猫耳店員。私が1番驚いたのは、

 

「あれはコスプレじゃなかったのか!」

 

「そこ驚くところ!?」

 

だってあんな痛い格好の店員さんとかコスプレ喫茶ぐらいだと思ってたよ!現実のまさか喫茶店にそんな人がいてもおかしく無いとは思ったけどまさかマジな人だったとは思わないじゃん!?そんな力説を心の中でしていたら、

 

「おんやぁ?誰かと思えば東区最底辺コミュニティ〝名無しの権兵衛〟のリーダー、ジン=ラッセル君じゃあ無いですか。今日はお守り役の黒ウサギは一緒じゃ無いんですか?」

 

「僕らのコミュニティは〝ノーネーム〟です。〝フォレス・ガロ〟のガルド=ガスパー」

 

なんかピチピチタキシードの変態がいた。

 

「・・・・・・・・・三つほど質問いいかなタキシードの人」

 

「何でしょう?ジェントルマン」

 

おい・・・・・・

 

「まず貴方は誰?」

 

「おっと失礼。私としたことが名乗っていませんでしたね。私は箱庭上層に陣取るコミュニティ〝六百六十六の獣〟の傘下であるコミュニティ〝フォレス・ガロ〟のリーダーをしているガルド=ガスパーと申すものです」

 

「じゃあ次。紳士ってタキシードが私服なの?暑くない?」

 

「その通りですよジェントルマン。紳士たるもの、人前に出る時、衆人の目にある時。例え妻の前でもタキシードを着こなし、見目麗しくあらなければなりません。」

 

「ふーん。わっかんないや。じゃあ最後、なんで私たちの前に来たの?どう見ても仲いいから声かけましたって空気じゃないんだけど」

 

「いえね、このジン=ラッセル君が異世界から人材を呼び出したと言うのでね、どんな方々が来たのかと確認しておこうと思いまして、次はこちらから質問しても宜しいですかなジェントルマン」

 

「却下、ここに紳士は貴方しかいないから」

 

ガルドが一度ほうけた顔をした後、私の方をまじまじ見て、

 

「これは失礼レディ。再び質問宜しいかな?」

 

「どうぞ」

 

「貴女方は自分の入ろうとしているコミュニティの現状を理解しているのかな?」

 

全員が首を横に降る。ジンは苦しそうな顔をしていた。

 

「知らないよ」

 

「では僭越ながら私から説明を」

 

その後ガルドが説明してくれた大雑把な内容は、

 

 

ジン君のコミュニティは昔最大のコミュニティだった。

 

魔王にやられ、名と旗印を奪われた。

 

そして今は子供しか残っておらず。黒ウサギが稼ぐ僅かなお金でやりくりしている。

 

 

そういう事だった。ジン君が苦そうな顔をしているという事は全部事実なんだろう。それを話してくれなかったのは、話してしまうと逃げられてしまわないかと不安だったんだろう。

 

「今の話を考えたう上で言います。レディ達、私のコミュニティに来ませんか?」

 

卑しい笑みでガルドが笑う。

 

「返事は今すぐにとは言いません。貴女方には呼び出されてから三十日間の自由が約束されています。彼のコミュニティと私のコミュニティを視察してからでも」

 

「結構よ」

 

最初に否定をしたのはお嬢様。それを聞いてガルドが少しイラついた表情を見せる。

 

「失礼ですがレディ。理由を聞かせてもらっても?」

 

「私はジン君のコミュニティに入るけどそうね、春日部さんは?」

 

「私は別にどっちでも、私は友達を作りに来ただけだから」

 

「なら私がなってもいいかしら」

 

「・・・うん!」

 

「な、何故・・・」

 

「私久遠飛鳥は裕福だった家も、約束された将来も、おおよそ人の望みうる全てのものを支払って此処(箱庭)に来たのよ?今更小さな組織の末端に落ち着けと言われて魅力を感じるとでも?見くびらないで欲しいものね」

 

「では、そちらのレディは・・・・・・?」

 

「私はどうでもいいんだよね。一つゲームでもしようか」

 

その場の全員が唖然とする中、ガルドが

 

「良いでしょう」

 

「ん、オッケー」

 

そう言うと茶色の〝契約書類(ギアスロール)〟が現れる。

 

 

〝ギフトゲーム名「ハンティング」

 

・プレイヤー一覧 ガルド=ガスパー

 

てゲームマスター 御剣涼刀

 

・プレイヤー側勝利条件 ゲームマスターの捕獲

 

・プレイヤー側敗北条件 ゲームマスターを見失う

ゲームマスターの殺害

 

・ゲームマスター側敗北条件 プレイヤーに捕獲

プレイヤーの殺害

 

・ゲームマスター勝利時、プレイヤーは全ての罪を認め、刑に服する事

 

・プレイヤー側勝利時、ゲームマスターの隷属

 

上記を尊重し誇りと御旗の元、ギフトゲームを開催します。

 

〝 〟印〟

 

ギフトゲームが始まる




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