【CoC仮想リプレイSS集】箱庭と賽子   作:白鷺 葵

3 / 4
『大丈夫だ、問題しかないから』
KP.クーゴ(飲酒済み)
SKP/NPC.刹那
PL.グラハム
有って無いような時間軸:刹那とグラハムがくっついてひと段落した後
シナリオ:『セックスしないと出られない部屋』(阪中さま)を一部改変
※元のシナリオにはR-18要素がありますが、このログ内にはR-18描写はありません。せいぜいR-15描写までです。
※R-15程度の下ネタ・胸糞描写があります。


グラハムの『セックスしないと出られない部屋』(R-15)
セッションログ


クーゴ「クトゥルフ神話TRPGを始める。推奨技能は目星と対人技能。グラハム、お前は戦闘特化のキャラを作れ」

グラハム「言ってることが滅茶苦茶だぞKP!? キミの言うとおりにPCを作成したら詰みそうな気配がするんだが!?」

クーゴ「安心しろ。最低でもある程度の目星とNPCの御機嫌取りさえうまくやれば補正かかるし、どうとでもなるから」

グラハム「な、なんという暴論だ……」

クーゴ「通りを無茶でこじ開けてきた貴様が言える台詞か。ほら、KPの言うことは?」

刹那「……絶対、だな」(遠い目)

グラハム「……クーゴ。やはりキミは、“彼女”の弟だな……」(遠い目)

刹那「誰がコイツに酒を飲ませたんだ……」

グラハム「A級戦犯、後で絶対に探し出さねば」

 

 

<キャラクター作成中>

 

 

グラハム「出来上がったぞ。紹介しよう」

 

 

名前:永花(えいか) グラハム 年齢:27歳

職業:居合・抜刀術師範(スポーツ選手)

STR:15 CON:16 POW:13 DEX:16(15+1) APP:11 SIZ:14 INT:15 EDU:16(17-1)

SAN:65 幸運:65 アイディア:75 知識:80 耐久:15 MP:13

年収:450万円 財産:2250万円 ダメージボーナス:+1D4

【技能】

回避:70 芸術(日本刀):62 武道(居合および抜刀術):50 日本刀:85 跳躍:60 登攀:76

天文学:49 写真術:50 目星:65 聞き耳:55 ナビゲート:50

<職業特性>

STR,SIZ,DEXのいずれかに+1、EDUに-1。

<特性>

3-1.天気予報士:外を見てアイディアロールに成功⇒1D6+1時間の間の正確な天気を予測可能。

2-10.前職:以前は別の職業に就いていたか、幼少期に得難い体験をしている。48ポイントを多く配分可能。

 

<簡単な背景>

・日本文化に魅了されてこの国に帰化したアメリカ人が両親。彼が生まれた直後、事故によって帰らぬ人となる。以後は孤児として施設で暮らしていた。

・見目は金髪碧眼の白人だが、英語は喋れない。何も知らない人が英語で話しかけてきて困惑することがある。

・空が好き。特に青空が好きで、写真に撮っていることがある。家の中には青空の写真が沢山飾られている。

・最初はパイロットを目指していたが、「トラブルに巻き込まれたのが原因で、挫折せざるを得なくなった」過去がある。

・親友の叔父に勧められて居合と抜刀術を習った結果、才能を開花させた。現在は道場で師範代をしている。

・家にいる時は着物を着用することが多い。

 

<持ち物>

日本刀(居合・抜刀術用:厳重に管理している。1D10+DB:耐久20)、スマートフォン、財布、携帯食品

 

 

クーゴ「APP以外は高水準だな」

グラハム「本当なら、職業はパイロットにしたかった。だが、振れる技能と条件的に断念したんだ。それに、どうせ戦闘技能特化にするなら、日本刀を振るってみたいと思ったのさ」

刹那「成程な。天文学とナビゲートはその名残か。“パイロットを目指していたが挫折した”という設定的にも説得力がある。特性も相まって、それらしいな」

クーゴ「さて、お助け要員であるNPCの紹介だ。NPCの操作はSKPである刹那に一任する。好感度管理と補正もだ。方向性は予め説明してあるから、その通りに頼む」

刹那「分かった」

 

 

名前:伊良部(いらべ) 刹那 性別:女性

職業:私立探偵 24歳

STR:16 CON:16 POW:14 DEX:15 APP:10 SIZ:13 INT:16 EDU:18

SAN:70 幸運:70 アイディア:80 知識:90 耐久:14 MP:14

年収:700万円 財産:3500万円 ダメージボーナス:+1D4

【技能】

言いくるめ:85 鍵開け:85 心理学:65 追跡:50 図書館:50 目星:60 聞き耳:65

杖:75 精神分析:66 応急手当:45 回避:50 隠れる:20

<職業特性>

隠れるに+10のボーナス

<特性>

3-4.戦士。あらゆる近接武器の技能値が50になる。

???<この時点では開示されません>

 

<簡単な背景>

・中東系のクォーターだが、生まれも育ちも日本。母国語は日本語である。周囲からは「日本人にしては肌の色が濃い」と認識される様子。

・大手の探偵事務所として有名な『日本ピンカートン探偵事務所』に所属している探偵。主に護衛や調査任務を行っているようだ。

 

<持ち物>

筆記用具、財布、スマートフォン、特殊警棒(タクティカル・バトン/1D8+DB:耐久25)、鍵開けキット、虫眼鏡(目星に+10のボーナス)、ピンセット、包帯キット(応急手当に+20のボーナスor回復量に+1D3のボーナス)、携帯食品

 

 

グラハム「戦闘と交渉が得意だが、探索技能も兼ね備えているマルチタイプか。【刹那】の方が有能な気がしてきたぞ」

刹那「お助けキャラだからな。攻撃も回復もそれなりにこなせる。応急手当用のボーナスもあるし、大丈夫だろう」

グラハム「NPCが心理学を持っていると、何となく嫌な予感がするな。結果によって好感度が左右されてしまいそうだ。どのような影響が出るか……」

刹那「あんたがきちんとRPすれば、悪いようにはならないと思うぞ」

グラハム「刹那……」

 

グラハム「そういえば、特性表の下が不明になっているぞ? 何故だ?」

クーゴ「さて、ではセッションを始めるぞ」

グラハム「お、おい。いささか強引では――」

クーゴ「シナリオ『セックスしないと出られない部屋』スタートだ」

グラハム「……は?」

クーゴ「だから、シナリオ『セックスしないと出られない部屋』スタートだ」

グラハム「……おい。ちょっと待て。何だそのタイトルは!?」

クーゴ「『セックスしないと出られない』……」

グラハム「待て! 何だそのシナリオタイトルは!? 完全に破廉恥じゃないか! おいクーゴ、キミは何をどうしようと言うんだ!?」

クーゴ「セッション開始だ。異論は認めんぞ。返事は?」(ガン無視)

刹那「……い、いあー」(おずおず)

グラハム「話を聞けぇぇぇぇぇぇぇ!!」(KPをゆする)

 

 

クーゴ「グラハム、RP」

刹那「諦めた方がいい。それは、アンタが一番分かっていることじゃないのか?」(KPから視線を逸らす)

グラハム「く……!」(不本意そうな顔をしてギリギリ)

 

 

 

【導入】

 

 【永花 グラハム】が目を覚ますと、そこは見知らぬ部屋のベッドの上にいた。隣を見ると、20代くらいの若い女性が身を横たえて眠っている。

 赤みを帯びた黒髪に、砂漠の砂地を思わせるような煤けた肌色。ほんのりと桃色に色づいた唇がやけに目につく。【グラハム】はごくりと生唾を飲み干し、即座にかぶりを振った。

(いかん。何を考えているんだ、私は)

 邪念に飲まれかける己を叱咤して、【グラハム】は周囲を見渡した。自分たちがいるそこは、どうやらやけにケバケバしいホテルのようだ。桃色基調で統一された部屋。

 とりあえず、ここで眠っている女性を起こした方がいいだろうか。【グラハム】は、眠っている女性の肩を軽くゆすりつつ、声をかけてみた。

「キミ、大丈夫か?」

「……ん……」

 女性は小さく呻くと、ゆっくりと瞳を開けた。柘榴石を連想させるような赤い瞳は、暫くぼんやりと【グラハム】を見つめていた。ややあって、完全に意識が覚醒したのだろう。女性ははっとしたように目を見開き、周囲を見渡す。

 現状を確認し終えたのだろう。彼女は【グラハム】の方に視線を向けた。金髪碧眼ということから、【グラハム】のことを外国人だと思ったのだろう。スマートフォンを起動し、翻訳アプリを使ったようだ。どうやら音声認識らしい。

「ええと……『あなたは誰ですか』」

「いや、日本語で構わないよ。こんな成りだが、私は日本生まれの日本育ちでね。英語が話せないんだ」

 女性のアプリが英語を示すより先に、【グラハム】は苦笑した。女性は目を丸くすると、何とも言い難そうに視線を彷徨わせる。【グラハム】は微笑み、名を名乗った。

「私は【グラハム】。【永花 グラハム】だ。○○市にある道場で、居合と抜刀術の師範代をやっている」

 

 

―――

 

 

クーゴ「刹那。【刹那】が“金髪碧眼の、居合および抜刀術師範”の存在を知っているか否か、知識ロール」

グラハム「成程な。収入もそこそこあるわけだから、ご当地では有名になっている可能性もある」

刹那「分かった」

 

知識(1D100<90)

96⇒ファンブル

 

刹那「あ」

グラハム「開幕ファンブルとは、幸先が悪いな……」

クーゴ「分かった。なら、こう処理しよう」

 

 

―――

 

「○○市……あそこか」

 女性はそう言って眉を潜める。彼女は【グラハム】のことよりも、何か別の話題に気を取られているようだ。

 【グラハム】は内心ひっそり苦笑すると、女性に問いかけた。

「キミは?」

「……【刹那】。【伊良部 刹那】だ。探偵をやっている」

 女性――【伊良部 刹那】はそう言って、名刺を差し出した。名刺には『日本ピンカートン探偵事務所』【伊良部 刹那】とある。

 

 

―――

 

 

クーゴ「グラハム。【グラハム】が日本ピンカートン探偵事務所を知っているか知識ロール」

グラハム「!? あ、ああ」

 

知識(1D100<80)

55⇒成功!

 

 

クーゴ「2人とも、RP」

グラハム「分かった」

刹那「了解だ」

 

 

―――

 

 

 日本ピンカートン探偵事務所と言えば、かなり有名な探偵事務所である。大きなビルに事務所を構え、多くの探偵が所属していると聞いた。

「ピンカートン探偵事務所……聞いたことがある。かなり大手の探偵事務所だな」

「そうか」

「こんなに若いのに、探偵か。キミは凄いんだな」

 【グラハム】は素直に【刹那】に賛辞の言葉を贈る。

 【刹那】は目を瞬かせると、ほんの少し警戒を解いたようだ。

「……いや。俺は、そんなのじゃない」

 【刹那】は表情を緩ませる。けれど、その笑い方は、どこか影があるように思えた。

 

 

―――

 

 

刹那「…………」

 

ダイスロール

 1D3⇒2

(ポイント:2)

 

 

グラハム「おい、何だ今のダイスロールは!?」

刹那「好感度管理に関係している、としか言えないな」

クーゴ「続けるぞ」

 

 

―――

 

 

 ここはどこかと思案を巡らせていると、部屋にあるスピーカーから館内放送のようなチャイムが鳴る。

「あ、やっと目が覚めたかな? いやーなかなか起きてくれないからまさか死んじゃったかと思ったよ」

 声の主は全く知らない人物だ。男か女か判別できない。だが、声の主は、【グラハム】と【刹那】がここに閉じ込められているという事実を楽しんでいるように見えた。

「君たち、この部屋に閉じ込められてるわけだけど、出る方法を知りたいかい? 知りたいよね? 答えは簡単、『この部屋にいるキミたちが、この場でセックスをすること』だよ!」

 「カンタンでしょ?」と声の主は嗤った。

「ま、どーしても勃たないって言うなら他に出る方法がないわけでもないけど……でもそんな面倒な手段を取るぐらいならさっさとヤっちゃった方がカンタンだけどね。制限時間は1時間!さあ、せいぜい脱出に向けて頑張ってくれたまえよ!それじゃ!」

 放送がブツンと切れる。それきり、この場は静まり返った。

 

 

―――

 

 

グラハム「おい」(顔色が悪い)

クーゴ「2人とも、SANチェックだ」

グラハム「おい」(顔色が悪い)

刹那「……グラハム。あくまでもこれはゲームだ。遊びなんだ。だから大丈夫」(グラハムの肩を叩く)

グラハム「…………そう、だな」(俯く)

 

 

SANチェック

 グラハム:65 72⇒失敗

  SAN:65-1⇒64

 刹那:70 70⇒成功

  SAN:70

 

 

クーゴ「次は聞き耳だ」

 

 

聞き耳

 グラハム:55 32⇒成功

 刹那:65 86⇒失敗

 

 

クーゴ「グラハムはアイディアを振れ」

 

 

アイディア(1D100<75)

 76⇒失敗

 

 

クーゴ「はい、処理するぞ。RP頼む」

グラハム「あ、ああ」

刹那「了解した」

 

 

―――

 

 

「…………」

 【グラハム】は、思わず身を震わせた。先程の放送は、あまりにも不気味である。

「大丈夫か? 顔色が悪いようだが」

「ああ、平気だ」

 【グラハム】の様子に気づいたのだろう。【刹那】は心配そうにこちらを覗き込む。【グラハム】はどうにか取り繕い、笑い返した。

(……ん?)

 そこで、ふと、【グラハム】は気づく。エアコンから、どこか甘い香りが漂ってくるように思うのだ。それが何かは分からないが、嗅いでいると頭がくらくらしてくる。

 先程の声は、「制限時間は1時間」と言っていた。もしかして、1時間というのはこの香りが充満するまでのタイムリミットということだろうか? ――だとしたら、この香りが充満してしまったら大変なことになる。

 おまけに、あの声の主は言っていた。「ここから出たければセックスをしろ」などと、馬鹿げたことを。見ず知らずの若い女性に、そんな無体を強いるなんて真似は御免だ。

 【刹那】の表情は険しい。彼女もまた、先程の放送を思い出しているのだろう。気のせいか、顔色が悪いように思う。【グラハム】は【刹那】に向き直り、頷き返す。

「【刹那】。この部屋に長居するのはよくない。どうにかして、2人でここを出る方法を探そう」

 【グラハム】の言葉を聞いた【刹那】は、驚いたように目を見開いた。

 

 

―――

 

 

刹那「…………」

 

<シークレット>

心理学(1D100<65)

 56⇒成功

ダイスロール

 1D6+5⇒1+5⇒6

(ポイント:8)

 

 

クーゴ「【刹那】はこう認識したぞ。それを踏まえて、好感度管理とRP頼む」

刹那「……分かった」(どこか嬉しそうに目を細める)

グラハム「心理学に好感度か……。ひやひやするな」

 

 

―――

 

 

「……分かった」

 【刹那】は静かに微笑んだ。彼女は【グラハム】に手を貸してくれるらしい。

 

 

―――

 

 

クーゴ「それじゃあ、探索開始だ。制限時間は箱庭内の1時間、イベントおよび技能ロール1回につき5分経過と扱う。つまり、イベントが12回発生するまでの間に脱出できなければ強制的にR-18EDだ。だが、ヤっても別に悪い結果になることはない。生きて出られるから気楽にな」

グラハム「……私が『気楽にできないと知っている』から、このシナリオを回したのだろう?」

クーゴ「さあ、どうだろうな」

グラハム「悪趣味め。……こういうときは、キミも“彼女”の弟なんだと認識するよ」(苦い表情)

刹那「……どうする? 別々に探索するか? それとも一緒に探索するか?」

グラハム「時間がない。別々に行動した方が早そうだ。頼めるか?」

刹那「分かった。任せてくれ」

クーゴ「では、どこを調べるかの宣言を頼む」

グラハム「なら、私はベッドを調べよう」

 

 

目星(1D100<65)

 96⇒ファンブル

 

 

グラハム「あ」

クーゴ「じゃあ、こうだ」

 

 

―――

 

 

 【グラハム】はベッドを調べようと近付いた。その際、天蓋に思い切り頭をぶつけてしまう。しかも、その衝撃で天蓋が落ちて、足に思い切りぶつかった。

 

 

―――

 

 

グラハム

 HP:15-3⇒12

 

 

クーゴ「では、【刹那】の方だ」

刹那「分かった」

 

 

<シークレット>

・タンス

 引き出しを開けると、パズルを発見。

1D100<INT*5

 26⇒成功

パズルを解いた

 中には木の切れ端が入っており、「NEWS」と彫られている。

 

 

クーゴ「2回目のダイスロールだ。じゃ、どうする?」

グラハム「もう一度、天蓋の向こうを目星したい」

クーゴ「いや、目星しなくてもいい。情報を開示するぞ」

 

 

―――

 

 

 【グラハム】は天蓋の向こうに視線を向ける。そこには、数字が書いてあった。書かれている数字は1だ。

(この数字には、何か意味があるのか?)

 【グラハム】は首を傾げたが、その意味は分からないままだ。

 類推するには、あまりにも情報が少なすぎる。

 

 

―――

 

 

クーゴ「改めて、2回目のダイスロールだ。どうする?」

グラハム「調べる前に、刹那に声をかける。数字のことを伝えたい。それから、テーブルとソファを調べるぞ」

クーゴ「了解。2人とも、RP頼む」

 

 

―――

 

 

「刹那。ベッドの天蓋に数字が書いてあったぞ。そっちは何か見つかったか?」

「タンスの中にパズルが入っていた。解いてみたら木の切れ端が出てきたぞ。それには『NEWS』と彫られていた」

 そう言って、【刹那】は木の切れ端を【グラハム】に見せた。それが何を意味しているのか、まだ分からない。推理するにはまだ情報が少なすぎる。

 ならば、部屋の中を調べてみる他あるまい。

「刹那。私はテーブルとソファを調べてみる」

「なら、俺はバスルームだな」

 2人は顔を見合わせた後、頷き合う。そして、手がかりを探しに向かったのであった。

 

 テーブルとソファには何の変哲もないように見える。テーブルの上にはキッチンタイマーがある。

 一時間からスタートしてカウントダウンしているようだ。探索に残された時間を表示してくれる。

 

 

―――

 

 

クーゴ「では、CON*10で振れ」

グラハム「CON*10? 何をするんだ?」

クーゴ「エアコンから何か流れてたんだぞ。1時間後に完全に充満するわけだからな。定期的に量は増えてくるぞ」

グラハム「……ああ、成程」

刹那「その一定時間が、イベント2回分――つまり、このシナリオにおける10分間という訳か」

 

 

CON*10

 グラハム:自動成功

 刹那:自動成功

 

 

グラハム「成功値が減っていくタイプか」

刹那「今のところは確実に成功するが、次はどうなるだろうか……」

クーゴ「CONが低ければもうちょっとハラハラしてもらえるんだろうがな」

 

 

―――

 

 

 

 室内に、甘い香りが充満する。一瞬くらくらしたが、2人は踏みとどまった。

 

 

 

―――

 

 

クーゴ「残り50分。改めてダイスロールを頼む」

グラハム「分かった」

 

 

目星(1D100<65)

 31⇒成功!

 

 

クーゴ「じゃあ、情報開示だ」

 

 

―――

 

 

 テーブルの下には方位磁針が置かれていた。開けると、丁度、ベッドのある方角を北と表示している。

 

 

―――

 

 

グラハム「方位磁石、ベッドの方角、ベッドの天蓋に数字の『1』、【刹那】が見つけた『NEWS』……成程な。見えてきたぞ……!」

 

クーゴ「それじゃあ、【刹那】の探索を頼む」

刹那「分かった」

 

 

<シークレット>

・浴室

 洗面台と浴槽がある。浴槽のカーテンは閉じている。

 洗面台の上には避妊具が2箱、ペペローション、イチジク浣腸。

 換気扇はつかない。

浴槽全体に目星。虫眼鏡使用(1D100<60+10)

 02⇒クリティカル!

 カーテンを開けると浴槽の壁にルージュで書かれた「9」の文字。

 クリティカル効果保留

 

 

クーゴ「では、CON*8ロールだ」

 

 

CON*8

 グラハム:自動成功

 刹那:自動成功

 

 

―――

 

 

 室内に、甘い香りが充満する。一瞬くらくらしたが、2人は踏みとどまった。

 

 

―――

 

 

クーゴ「残り40分だ。では、どうする?」

グラハム「次は……そうだな。情報共有と推理がしたい」

クーゴ「その場合、情報共有と推理で10分経過するが構わないか?」

グラハム「頼む」

クーゴ「了解。2人とも、RP頼む」

 

 

―――

 

 

「刹那。ちょっと来てくれ」

 【グラハム】に呼ばれ、【刹那】がやって来た。【グラハム】は先程手に入れた方位磁石を指示す。方位磁石は、ベッドの方角を『北』と指し示している。

「キミは先程、パズルを解いて木片を手に入れたと言っていたよな?」

「ああ。木片には『NEWS』と刻まれていた」

「この方位磁石は、ベッドの方角を指し示している。そして、私がベッドを調べた結果、天蓋の裏に数字が書いてあった。書かれていたのは『1』だったな」

 数字という言葉に、【刹那】はポンと手を叩いた。

「バスルームの鏡にも、口紅で数字が書いてあった。『9』だったな」

「……成程な」

 【刹那】の言葉を聞いた【グラハム】は、納得した。自然と口元に笑みが浮かぶ。

 外に出るための突破口へ繋がるヒントを手にしたのだ。笑いたくなるのも当たり前だろう。

「……方角と数字……方角を英語に……」

 【刹那】も気づいたのだろう。己の思い付きが正しいか否かを確認するように、彼女は【グラハム】を見返す。

「北はNorthで、方位磁石の指す先はベッド。ベッドには数字の『1』。西はWestで、方位磁石の指す先はバスルーム。バスルームには数字の『9』」

「木に刻まれていた『NEWS』は、方角の頭文字か。対応する順番に見つけた数字を並べれば、1、×、9、×……4桁の数字が出来上がるな。それが、ここから出るヒントか?」

「となれば、数字の場所は、方位磁石が指し示す家具の場所にあるということになる……!」

 2人は方位磁石を用いて部屋を眺める。方位磁石の先には、対応する家具と場所があった。

 

 

 

―――

 

 

クーゴ「方位磁石で家具の場所を確認した結果、タンスとトイレが該当するようだ。他の場所も調べられるが、どうする?」

グラハム「【グラハム】からしてみれば、遠回りする理由が見当たらない。即座に直行するだろう」

クーゴ「どっちを調べるんだ?」

グラハム「女性に重いものを動かせとは言わんよ。【グラハム】はタンス近辺を調べるだろうな」

刹那「それは【刹那】を馬鹿にしているということか?」

グラハム「いや、【刹那】には感謝している。【刹那】が協力してくれなければ、謎解きがスムーズに進むとは思わなかったからな」

刹那「感謝と労いの言葉があったうえでの念押しならば、【刹那】は納得してトイレを調べに行くだろう」

グラハム「分かった。そのことも伝えるさ」

 

クーゴ「じゃあ、まずはCON*6で振れ」

 

 

(1D100<CON*6)

 グラハム:96 78⇒成功

 刹那:96 33⇒成功

 

 

―――

 

 

 室内に、甘い香りが充満する。一瞬くらくらしたが、2人は踏みとどまった。

 

 

―――

 

 

クーゴ「じゃあ、RPだな」

 

 

―――

 

 

「【刹那】。私はタンス近辺を調べてみる。キミにはトイレを調べてもらいたい」

「先程、タンスの中から木片を取り出したのは俺なんだが……」

「女性に重いものを動かせと命令するほど、私は酷い奴ではないさ」

 【グラハム】がそう言うと、刹那は目をぱちくりさせた。どこか腑に落ちないと言いたげな表情を浮かべる。

「アンタは俺が役立たずだと言いたいのか?」

「そうじゃない。キミのおかげで、ここから出る手がかりを集めることができた。もう少しで、2人でここを出ることができるはずだ。協力、本当に感謝している。ありがとう」

 【グラハム】は柔らかに微笑む。【刹那】は目を瞬かせた。

 

 

―――

 

 

刹那「…………」

 

<シークレット>

心理学(1D100<65)

 99⇒ファンブル

 

 

刹那「あっ」(表情がこわばる)

クーゴ「ほう。だが、シークレットで出したアレがあったな」

刹那「KP。この結果を帳消しにできるか?」

クーゴ「了解。折角だからオマケもつけよう。刹那はこう認識したぞ」

刹那「…………おい。流石にこれは」

クーゴ「嫌ならファンブル処理にするが」

刹那「分かった。帳消しとオマケで頼む」

 

<シークレット>

 1D6+1D3⇒6+3⇒9

(ポイント:17)

 

 

グラハム「…………」(ダイスが秘匿されているため、ハラハラしている)

 

 

―――

 

 

 何とも言い難そうに視線を彷徨わせた。ややあって、【刹那】は口を開く。

「それは俺の台詞だ、グラハム。アンタが力を貸してくれなければ、俺たちをここに閉じ込めた犯人の思うつぼになっていただろう」

 柘榴石を思わせるような瞳は、柔らかに細められた。

「……ここに閉じ込められた相手が、アンタでよかった」

 【刹那】が【グラハム】に向ける眼差しは、強い信頼そのものだ。

 だが、次の瞬間、彼女の表情に暗い影が滲む。

「――他の奴だったら、きっと……」

 【刹那】は零すように呟いて、かぶりを振る。そうしてすぐに顔を上げた。

「分かった。そっちは任せるぞ」

 

 

―――

 

 

クーゴ「残り25分だ。ダイスロール行くぞ」

グラハム「クーゴ。最初からアタリを付けて探すのだから、【グラハム】は注意深く、丹念に観察するはずだよな?」

クーゴ「成程な。なら、+10で補正を付けるぞ」

 

 

目星(1D100<65+10)

 44⇒成功

 

 

グラハム「よし!」

クーゴ「それじゃあ、【刹那】のダイスロールだ」

刹那「分かった」

 

 

<シークレット>

トイレに目星。アタリを付けて捜索+虫眼鏡使用:(1D100<60+10+10)

 79⇒成功

・入って右側の壁にひっそりとポストカードが貼ってある。ポストカードには『0』の数字。

 

 

クーゴ「グラハム。RP」

グラハム「任された!」

 

 

―――

 

 

 【グラハム】はタンスを調べてみた。今までの法則と方位磁石の方角を信じ、タンス周辺を丹念に捜索する。それが功を制したようで、タンスの後ろに何か文字が書かれているのに気付いた。

 タンスを動かそうと手をかけてみる。すると、異様に軽い。これならば、女性でも簡単に持ち上げることができただろう。【刹那】のことを気遣ったつもりだが、杞憂に終わったようだ。

(このことは言わない方がいいだろう)

 【グラハム】は苦笑しつつ、タンスを動かす。木製タンスの裏側には、『8』の数字が刻まれていた。

 

 

 

―――

 

 

クーゴ「そして、CON*4ロール」

 

 

(1D100<CON*4)

 グラハム:64 93⇒失敗

 刹那:64 60⇒成功

 

 

グラハム「う……!」

クーゴ「おお、ようやく失敗か」

グラハム「……キミ、嬉しそうだな」

クーゴ「ああ。でも正直な話、もうほとんど意味がないがな。それじゃあ、RPに移るぞ」

 

 

―――

 

 

「ぐ……!」

 甘ったるい香りに、【グラハム】の体がぐらついた。纏わりつくようにむせかえる香りは、【グラハム】の理性を削ぎ落していく。体の底から滲むのは、欲望だ。――だが。

 強靭な意志で、それを屈服させる。しかし、所詮、無理矢理押さえつけただけに過ぎない。頭がぼうっとする。

「【グラハム】!? おい、大丈夫か!?」

 トイレを調べ終えたのだろう。【刹那】がトイレから出てきてすぐ、【グラハム】の異常に気づいて駆け寄ってきた。

 彼女に心配をかけるわけにはいかない。【グラハム】は無理矢理笑って見せた。そうして、話を逸らすように、先程手にした情報を伝える。

「……ああ、平気だ。それより、数字は見つかったか?」

「見つかった。壁のポストカードに、『0』と」

「こちらはタンスの裏に『8』とあった。それを、木の破片と方角に照らし合わせれば……」

 半ば荒くなりつつある呼吸を押し殺し、【グラハム】は類推する。

「数字は、1、8、9、0だ」

「この数字を使える場所を見つければいいんだな。セオリー通りだとすれば……」

 【刹那】の視線は、扉の方に向けられている。扉には、何かを入力するタイプの鍵が取りつけられていた。

 

 

―――

 

 

クーゴ「どうする? 出るか? それとも、もう少し探索してみるか?」

グラハム「……【グラハム】は、もうここに留まっていたくないだろうな。【刹那】にも、『ここから出よう』と促すぞ」

刹那「【刹那】も特に異論はない」

クーゴ「それじゃあ、RP頼む」

 

 

―――

 

 

「ここから出るためのヒントは手に入れたんだ。もうここに用はない」

「そうだな。早く出よう」

 【グラハム】と【刹那】は顔を見合わせ、頷いた。そして、扉に数字を入力する。

 1890と入力すると、電子音が鳴り響く。赤く点滅していたランプが緑に変わった。ロックが解除されたらしい。

 さあ、ここから出よう――【グラハム】が扉に手をかけたとき、不意に服の袖を掴まれた。振り返れば、【刹那】がこちらを見上げている。

「……どうかしたのか?」

「ありがとう。俺を助けてくれて」

 【グラハム】が問うと、【刹那】は静かに微笑んだ。赤い宝玉は柔らかに細められる。浮かぶのは、深い感謝。

「【グラハム】。アンタがいてくれて、本当に良かった」

「それはこちらの台詞だよ。ありがとう、【刹那】」

「……ここから出た後も、また会えるか?」

 ぼそり、と、【刹那】は呟いた。だが、すぐに、「アンタがよければ」と付け加える。

 柘榴石のような瞳は、どこか不安そうに【グラハム】を見上げていた。

 ……返事など、決まっている。

「私もだ。ここから出たら、また会おう」

 【グラハム】も、目を細めて頷く。それを見た【刹那】も、嬉しそうに口元を綻ばせて頷いた。

 【グラハム】はドアノブに手をかけた。ドアを開けると何事もなかったかのように開く。ドアを開けるとまぶしい光が差し――

「ちぇっ、パスワードを見つけられちゃったのかあ。……まあいいか、また別の人を連れてくればいいしね」

 男か女か判別がつかない声が響いた後で、世界が反転する。

 目を開けるといつものベッドの上だった。

(……夢?)

 【グラハム】は目をこすりながら体を起こす。

 だが、先程まで【刹那】と一緒にいたという感覚は、まだ胸の底に残っている。

 そして、「あの奇妙な部屋から出たら、また会おう」という約束も。

 

 

―――

 

 

クーゴ「さて、幸運振れ」

グラハム「こんなときにか!?」

クーゴ「補正は+17だ」

グラハム「……っ」(祈るような表情で)

 

幸運(1D100<65+17)

 48⇒成功

 

 

―――

 

 

 ふとベッドサイドに視線を向ければ、あの部屋で【刹那】から貰った名刺がひっそりと存在を主張している。

「【刹那】」

 【グラハム】は小声で少女の名前を呼んだ。甘い響きが胸を満たす。

「約束、だからな」

 【グラハム】は微笑み、体を起こした。

 今日は休日、道場は休みである。【グラハム】は身支度を整えると、スマートフォンに手をかける。名刺にかかれている電話番号をタップし、電波を飛ばした。

 程なくして、電話は繋がる。

『もしもし。日本ピンカートン探偵社所属、伊良部 刹那です。どちら様ですか?』

「永花 グラハムだ。……()()()()()()『初めまして』と言うべきかな?」

 聞こえてきた声に口元が綻んだのは、気のせいではない。【グラハム】は微笑めば、受話器の向こう側にいる【刹那】が息を飲む音が響いた。

 ややあって、受話器の向こう側にいる【刹那】が微笑む気配がする。【グラハム】もまた、胸の底が温まるような熱を感じていた。

 

 2人は確かに日常へと帰ってきた。

 けれど、2人はその日常に、微かに変化を投じる。

 

 ――そうして、新しい日常が始まりを告げた。

 

 

―――

 

 

クーゴ「はい、『セックスをしないと出られない部屋』、ハッピーエンドだ。おめでとう」

グラハム「っし!」(ガッツポーズ)

クーゴ「しっかり守り抜いたな」

刹那「…………ふ」(嬉しそう)

 

 

クーゴ「さて、大成功または大失敗による、技能値成長の時間だぞ」

グラハム「【グラハム】が目星のファンブル1回だな」

刹那「【刹那】はどうなる? 一応NPC扱いなんだろう?」

クーゴ「NPCからPCにしろ」

刹那「……は?」

クーゴ「今回のセッションでハッピーエンドになったのと、好感度が高い状態という得点だ。むしろ、今後も【刹那】にはお世話になってもらう予定だった」

刹那「……そ、そうか」

クーゴ「という訳で、【刹那】も成長ロール頼む。目星クリティカル、心理学ファンブルだな」

グラハム「もしや、心理学でファンブルが出たのは……」

クーゴ「2人とも、ダイスロール」(威圧感)

PL一同「…………」(頷く)

 

 

<グラハムの成長ロール>

・目星

 1D10⇒1 目星:66

 

<刹那の成長ロール>

・目星

 1D10⇒10 目星:70

・心理学

 1D10⇒2 心理学:67

 

 

グラハム「最大値が出るとは、刹那はダイスに愛されているのだな」(しみじみ)

刹那「まさかの最低値か。アンタ、ダイスの女神に好かれてるんだか嫌われてるんだか分からないぞ」

クーゴ「そんでもって、クリア報酬のSAN回復だ。暗号を解いて脱出したことによる2D3に、暗号入力ノーミスクリアボーナスで1D2だ」

 

 

<SAN回復>

グラハム

 2D3⇒5 1D2⇒2

 SAN合計:64+7⇒71

 

刹那

 2D3⇒4 1D2⇒1

 SAN合計:70+5⇒75

 

 

クーゴ「おめでとう。2人とも黒字だな」

グラハム「現実では著しくすり減らされたがな」(顔色が悪い+遠い目)

刹那「だ、大丈夫か?」

グラハム「何とかな。少なくとも、キミが気を揉む程ではないよ」

 

クーゴ「あーあ。SANチェックと好感度管理の罠を踏まなかったし、【グラハム】がCON*nチェックに失敗したのも謎を解き終わった後だったし、折角エグイの用意してたのに」

グラハム「……あまり聞きたくはないんだが、キミが仕掛けていた罠とは一体?」

クーゴ「【刹那】の過去に関わる話。テレビを調べるのと、『高好感度でCON*nチェック失敗』または『高好感度で脱出方法が見つからないまま、残り時間10分を切った』時点で出てくる予定だった」

グラハム「……シナリオタイトルからして嫌な予感しかしないぞ。なあ、何が出てくるんだ。一体何が出てくると言うんだ……!?」(戦慄)

クーゴ「それじゃあ、セッションお疲れさまでしたー……Zzzz」(爆睡)

グラハム「ああっ!? 話を途中で切るんじゃない! ……ああもう、こうなったら明日まで眠ったままか」(呆れ)

刹那「そして記憶も残らない、と」

グラハム「困ったものだよ。本当に」

 

グラハム「なあ、刹那。キミ、SKPだろう? クーゴの言っていた罠を踏んだ場合、何が起きたんだ?」

刹那「TVの場合は、【刹那】が複数人の男たちに無理矢理犯されているAVが延々と流れる」

グラハム「……は?」(表情を強張らせる)

刹那「好感度が高い状態でCON*nロールに失敗したり、高好感度で脱出方法が見つからないまま残り時間10分を切ったりした場合は、【刹那】は【グラハム】を助けたい一心で『自らと性行為をするように』誘ってくる」

グラハム「…………は?」(顔色が著しく悪くなる)

刹那「【伊良部 刹那】は、幼少期はカルト教団に所属する狂信者だった。彼女を含んだ一族全員がカルト教団に所属していた。その際、教義によるサバト由来の性的暴行を受けており、純潔なんてとうに踏みにじられていた。【刹那】が16歳のとき、ひょんなことから教義に疑問を持つようになり、カルト教団を潰す決意をする。周囲の協力を得てカルト教団を壊滅することに成功したが、結果的に、家族や友人を死なせてしまった。その際に、彼や彼女たちからかけられた言葉を気にしている。そのため、自身に関する優先順位が著しく低い」

グラハム「…………」(顔面蒼白)

刹那「カルト教団を抜けてからは、紆余曲折あって、日本ピンカートン探偵社で探偵をするようになる。表向きは大手探偵社所属の探偵だが、その実態は、非公式の抗神組織に所属するエージェントだ。主にカルト的被害や神話的事象の解決のために働いている。しかしここ最近は、“何者かの手によってラブホテルらしき部屋に閉じ込められ、同じ部屋に閉じ込められた相手に無理矢理犯される”というリアルな悪夢に見舞われていた。因みに、この夢は『時間内にセックスした』EDに関わっているな」

グラハム「つまり、【刹那】は、このシナリオを周回していたということか? しかも、【グラハム】意外との男は、夢オチだろうと、結果的に【刹那】と……」(顔面蒼白)

刹那「そうらしい。だから、他の男たちとは違う手段を模索し、言葉通りに見つけた【グラハム】は、【刹那】にとって特別な存在だ。いや、性行為ではない脱出手段を模索した時点でも、【刹那】にとっては嬉しいことだからな。故に【刹那】は、好感度が高い場合、【グラハム】が負うであろうダメージを少しでも和らげようとして夢オチEDに持ち込もうとする」

グラハム「…………刹那」(顔面蒼白のまま、ボロボロ涙を流す)

刹那「おい、アンタが泣いてどうするんだ」

グラハム「敢えて言わせてもらおう。……泣いているのは、私だけではないよ」

刹那「――そうか。アンタのこれは、【グラハム】の涙でもあるわけか。……優しいな、アンタ“たち”は」(抱きしめて背中を撫でる)

グラハム「キミ“たち”こそ、優しすぎるんだ」(抱きしめ返す)

 

 




≪リザルト≫

名前:永花 グラハム 年齢:27歳
職業:居合・抜刀術師範(スポーツ選手)
STR:15 CON:16 POW:13 DEX:16(15+1) APP:11 SIZ:14 INT:15 EDU:16(17-1)
SAN:71 幸運:65 アイディア:75 知識:80 耐久:15 MP:13
年収:450万円 財産:2250万円 ダメージボーナス:+1D4
【技能】
回避:70 芸術(日本刀):62 武道(居合および抜刀術):50 日本刀:85 跳躍:60 登攀:76
天文学:49 写真術:50 目星:66 聞き耳:55 ナビゲート:50
<職業特性>
STR,SIZ,DEXのいずれかに+1、EDUに-1。
<特性>
3-1.天気予報士:外を見てアイディアロールに成功⇒1D6+1時間の間の正確な天気を予測可能。
2-10.前職:以前は別の職業に就いていたか、幼少期に得難い体験をしている。48ポイントを多く配分可能。

<簡単な背景>
・日本文化に魅了されてこの国に帰化したアメリカ人が両親。彼が生まれた直後、事故によって帰らぬ人となる。以後は孤児として施設で暮らしていた。
・見目は金髪碧眼の白人だが、英語は喋れない。何も知らない人が英語で話しかけてきて困惑することがある。
・空が好き。特に青空が好きで、写真に撮っていることがある。家の中には青空の写真が沢山飾られている。
・最初はパイロットを目指していたが、「トラブルに巻き込まれたのが原因で、挫折せざるを得なくなった」過去がある。
・親友の叔父に勧められて居合と抜刀術を習った結果、才能を開花させた。現在は道場で師範代をしている。
・家にいる時は着物を着用することが多い。

<持ち物>
日本刀(居合・抜刀術用:厳重に管理している。1D10+DB:耐久20)、スマートフォン、財布、携帯食品



名前:伊良部 刹那 性別:女性
職業:私立探偵 24歳
STR:16 CON:16 POW:14 DEX:15 APP:10 SIZ:13 INT:16 EDU:18
SAN:75 幸運:70 アイディア:80 知識:90 耐久:14 MP:14
年収:700万円 財産:3500万円 ダメージボーナス:+1D4
【技能】
言いくるめ:85 鍵開け:85 心理学:67 追跡:50 図書館:50 目星:70 聞き耳:65
杖:75 精神分析:66 応急手当:45 回避:50 隠れる:20
<職業特性>
隠れるに+10のボーナス
<特性>
3-4.戦士。あらゆる近接武器の技能値が50になる。
4-9.邪悪な一族、カルティスト、神話生物、クリーチャーの子孫。元カルト教団所属。

<簡単な背景>
・中東系のクォーターだが、生まれも育ちも日本。母国語は日本語である。周囲からは「日本人にしては肌の色が濃い」と認識される様子。
・大手の探偵事務所として有名な『日本ピンカートン探偵事務所』に所属している探偵。主に護衛や調査任務を行っているようだ。正体は抗神組織の一員。
・元々一族がカルト教団に所属しており、彼女もその被害に合う。心身ともにかなりのダメージを受けた。現在は回復している。
・カルト教団を壊滅させるために、家族や友人を裏切った。結果、カルト教団の壊滅と引き換えに天涯孤独となる。
・家族や友人の死、および死の間際になった彼らから向けられた呪いの言葉を気にしている。そのため、自身に関する優先順位が著しく低い。

<持ち物>
筆記用具、財布、スマートフォン、特殊警棒(タクティカル・バトン/1D8+DB:耐久25)、鍵開けキット、虫眼鏡(目星に+10のボーナス)、ピンセット、包帯キット(応急手当に+20のボーナスor回復量に+1D3のボーナス)、携帯食品
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