FAIRY TAIL~帝王の力を持つ者~ 作:ゆっくりシロッコ
それでは…
~女神の白い部屋~
何一つ置かれて無い、ただただ白い部屋。ここに二人の人?がいた。一人は天使の羽根が付いている女。何を思ったのか、空中に浮いていた。もう一人は身体中傷だらけで俯いてる男。
女神「おっ。きたきた。次の暇潰し対象。」
ーん。何処だここ?俺は確か…!!
?「あ、あいつ等は!」ガバッ
男は勢いよく立ち上がり、辺りを見渡した。そこで彼が見たのは、真っ白な空間。影も存在せず、立っているのかすら分からない謎の空間だった。そして、
女神「あれ?あまり混乱しないんだね。前の転生者は状況が分からず狂ってたけど。君は違うんだね。」ニコッ
謎の生物から声をかけられた。変な羽根が生えていて、空中?に浮いていやがる。何だこいつ。…話し合いは出来そうだな。取り敢えず、情報が欲しいな。
男は女神に警戒しながら話しかけた。
?「なぁ、お前は何もんだ?そして、ここは死後の世界か?もし、死後の世界なら俺のチーム、スマートブレインがどうなったか教えろ。」
女神「何、この上から目線!ゾクゾクするねぇ。あっ、ちょ、待っ、待って!言う!言うから!その拳を下ろして!」
女神は久し振りに自分に高圧的な態度をとる奴に出逢い。少し遊びました。元々、女神はこの男を黙らせる術を持っているが、遊び心が上にきたため、この様なおふざけをした。
女神「全く、もう少し神様を丁重に扱エボラッ」バキッ
男は普通に女神を殴り飛ばした。そう、いたって普通に。
?「兎に角、神様ならさっさと教えやがれ。自称、神が目の前にいるなら多分、俺は死んだ身だ。どうなっても構わねぇ。だが、俺は皆の事が気がかりだ。ここで茶化す真似するならもう一発お見舞いしてやる!」
男は神に喧嘩を吹っ掛ける。普通、こんなことをしたら即、魂を消滅させられる。しかし、ここの女神は神の中でも変神トップ3以内に入る変わり者だ。
女神「…あはははは。良いよ。気に入った。君に色々と話してあげる。君が死んだ後、スマートブレインのメンバーは全治9ヶ月から12ヶ月の怪我をおったけど、命に別状はないよ。まぁ、君を失って皆凄い顔になってるけどね。」
ーそうか、良かった。あいつ等は無事に生きていたか。
女神「あれ?何で悔やんで無いの?スマブレの皆は絶望の中にいるのに?」
そう、今のスマートブレインのメンバーは全員、絶望していた。理由は単純。リーダーが死んだからだ。自分達に優しく、共に競い合い、恩を沢山貰った。その恩を返す前にリーダーは死んでしまったのだ。
?「確かに後悔はある。だが、俺の育てたチームはそんなに女々しい奴等じゃねぇ。あいつ等はいつか立ち直る。俺の掲げた理想。『常に進化する』を貫き前に進む。そう、俺は信じているからな。」
そう言って、男は儚げに笑った。…過去の自分に捕らわれずに進み続ける仲間を想像しながら。
女神はその心を読んだ。常に自分を犠牲にし誰かの役にたつ。人としては素晴らしい人だ。神からみたらそうは思わないが、今時こんな珍しい奴(不良なのに優しさがある)がいるとは思わなかった。
女神「へぇ~。それなりの理想を持ってたんだねぇ~。少し感動したよ。(ヒーローにでもなるつもりだったのかな?)」
?「そんな事はもう、どうでも良い。これから俺はどうなるんだ?」
男は素っ気ない質問をした。今後の事は人である自分には分からない。そして少し興味もわく。
女神「あぁ、君は転生することになってるよ。こっちの都合だけど。転生先はFAIRY TAILの世界だよ。」
ーはぁ?転生?どう言うことだ?俺は天国か地獄のどっちかに行くんじゃないのか?
女神「あぁ、君は天国とか地獄とか信じるタイプ?それなら言うけど、この天界には魂の管理する場所はあるげど、そこは次の生まれ変わり。つまり全ての魂は1度綺麗な状態に戻される。あっ、綺麗な状態って、記憶を消去することね。結果的に、天国や地獄は必要ないんだよ。」
?「し、知らなかった。じゃあ、今の俺は綺麗にされる直前なのか!?」
男は慌て出したが、
女神「いや、君は元の世界に転生は出来なくなっているから、それはないよ。まぁ、そんな事はもういいよね。さぁ、転生の時間だよ。特典は私ができる範囲内ならなんでもいいよ。」
?「…本当になんでも良いのか?」
そして、男は特典を言った。
1.真・三国無双5の呂布 奉先の姿で、呂布の武器、槍と十字の武器
2.帝王のベルト『天』と『地』
3.ホースオルフェノクになることができる(同族を食べると、食べた分の命を手にいれる。つまり、半不死状態)
4.身体能力を出来る限り上げる
5.オルフェノクの使徒再生の成功率は気持ちの大きさで変わる
女神「えっ、そんなんで良いの?もっと言ってもいいんだよ。」
?「俺の憧れたものだ。呂布や帝王のベルトの武力。あれがあれば仲間を確実に守ることが出来る。あと半永久的に不死身になれる。これ以上は望まない。」
女神「ふ~ん。まぁ、いいや。なら今から転生準備期間に入るから。頑張ってね~。」パチン
女神が指をならすと男はいつの間にか別空間にいた。目の前には『くんれんじょう』と書かれた看板が立っていた。
そう、ここは駄女神が造り出した何度死んでも蘇るクソ訓練場なのだ!彼はここのミッションを全てクリアしなければ転生できない。
?「は?今度は何処だ。」
少しすると男の頭のなかに女神の声が響いた。
女神『聞こえてる~?そこは与えた力を身に付けるための練習場だから。あと、そこで死んでも直ぐに蘇るから安心して訓練してね。それから特典に3つ付け足したから。それもそこで練習してね~。じゃ。』
先程、女神はあることに気が付いた。あの男はFAIRY TAILの世界に行くのに魔法を選ばなかった。魔法の世界で魔法を使わないなど、この女神は納得出来ず、勝手に特典を増やしたのだ。
?「はぁ~。勝手に増やすなよ。…まぁ、頑張って覚えるしかないか。」
一瞬にして、雰囲気が変わった。まるで、光が届かない極寒の地の様な感じに…
それから男はFAIRY TAILの世界に転生するため、ミッションを片っ端から潰していった。
次回はFAIRY TAILに転生です。
気長にお待ち下さい。
それでは…