elona 死に戻り不可の不思議世界   作:アームズ

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elona 赤い月、赤い湖、赤い、赤い…part1

 

 あなたは、ギルドマスターの部屋で居眠りしていた。

 

 そんなあなたは、ある音で起きることになった。

 

 ゴドンッ、と言う、重量のある何かが落ちた音が部屋に響いた。

 

 あなたはその音を聴いて起き、それを目視して確認した。

 

 それは、『かつてあなたの愛銃だった』物。

 

 あなたがこれを使わなくなって、既に数十年。

 

 壁にかけてあったのだが、支えが外れてしまったようだ、直すのも手間だし、まだ眠気がとれてないので、もう一眠りしてから直すことにした。

 

 あなたは、もう一度ソファで寝る事にして、ゆっくりと眠りに落ちていった。

 

■■■

 

##*※×

 

×*#前 ×※#野営地

 

※*部* コード▽▲ム『9』

 

記録

 

■■■

 

 ……、起き…、お…い…、おい起きろ。

 

 あなたは何者かに呼ばれ、眠りから覚める。

 

「よーう、そろそろ時間だぞ、仮眠はそれまでにして仕事の準備始めろよー」

 

 あなたの事を呼んでいた男は、銃を担ぎ、あなたの前から消えた。

 

 あなたはそれを見終えた後に、一緒に眠っていた『愛銃』を拾い上げ、装備の確認をする。

 

 あなたが使う武器は、『愛銃』、グレネード、持続燃焼型グレネード、スモークグレネード、C4やグレネードランチャー等、それらを迷彩服のいたるところに装備する。

 

 あなたが装備の確認をしていると、隣から突然

 

「いよっ、元気かい、坊主。」

 

 と言う声が聞こえてきた。

 

 そこには、頭部が寂しげで、ちょっとの白髪があるだけの、また、ヒゲも白い、歳めいた老人がいた。

 

 あなたは挨拶を返し、その老人を『No.8』と呼んだ。

 

「おーおー、徹底してるねぇ、ならワシも『No.9』って呼ばせてもらおうかのぉ。」

 

 あなたは頷き、装備の確認を再開する。

 

「お主の武器は、ワシらの部隊の中でも、一番に強いとされる銃じゃ、その力、見させてもらうぞぉ。」

 

 No.8は慣れた手付きで、銃の分解、組み立てをして、銃のコンディションを良くする。

 

 あなたも装備の確認を終えて、部隊の集合場所に向かう。

 

■■■

 

「来たか、No.9、…No.8は?」

 

 後少しだ、すぐに来るだろう。

 

「了解した、No.3、No.9にも例のを。」

 

「は、はいNo.1、どうぞ、作戦指令書です。」

 

 あなたよりも年は上だろうが、弱気な性格の女性、No.3から作戦の概要が書いてある紙を貰う。

 

「ほっほっほ、待たせたの、ワシが最後かな?」

 

「そうだNo.8、作戦指令書をNo.3から貰ってくれ。」

 

「ど、どうぞ…」

 

「ほっほっほ、すまんのぅ、嬢ちゃん。」

 

 あなたを含め、9人のメンバーが全員集まり、作戦説明が始まる。

 

「よし、これより説明をする、よく聞いてくれ。

 

 まず敵陣営は、先の攻撃…大部隊による連続狙撃により、バリケードを作り、その裏に立てこもる形で避難をした。

 

 そこで我々がグレネードを持ち、敵に一気に近づき、グレネードで一気に殲滅。」

 

「発言良いか、No.1」

 

 突然手をあげ、喋り始めたのはNo.7

 

「発言を許可する。」

 

「それは狙撃専門の俺もか」

 

「いや、お前には後方で観測主(スポッター)をして貰う、あと、時々でいい、敵の狙撃だ。」

 

「了解した。」

 

「…先程も言った通り、グレネードを持ち、一気に近づく、その為にお前らには強制脚力増強剤を渡す、こいつで一気に近づき、グレネードで殲滅だ。」

 

「その後のプランは?流石にグレネードだけじゃねぇだろ?」

 

 次に声を出したのはNo.5と呼ばれている男だった。

 

「当然…と言いたいが、殆どがグレネードだけで殲滅するように言われている、必要に応じて銃撃戦を…と言うぐらいだ。」

 

「な…」

「それ、かなり危険じゃないか?」

「ふざけんなよ、一部隊だけで特攻して全滅させろとか、どんな指令だよ!」

 

 部隊のメンバーが各々(おのおの)に思ったことをぶちまける、そしてそれに対しNo.1は…

 

「お前たちの言いたいことも分かる、だが傭兵である以上、命令は絶対だ、違うか?」

 

 その言葉に全員が黙りこむ。

 

「…リーダー、提案をしたい、許可をくれ。」

 

 沈黙を破って喋ったのはNo.6だった。

 

「…良いだろう、提案を許可する。」

 

 その言葉を聞き、No.6は綺麗な髪をかきあげながら立ち上がり、作戦提案をする。

 

「まず、敵陣営のスナイパー、見張りを早急に狙撃、奴等の目を奪い、その後、合図とともに散開したメンバー全員で敵陣地を一気にグレネードで破壊する…

 

どうだろうか、リーダー、この作戦は効果的だと思うが。」

 

「…狙撃要員はどうするんだ。」

 

「それに関しては…No.7とNo.8にしてもらいます、あとNo.9に狙撃をしてもらい、その後グレネードによる爆撃に参加して貰おうかと。」

 

「No.9、出来るか。」

 

 あなたは無言で頷き了承する。

 

「…よし、では今の作戦通りに進めるぞ。」

 

 その言葉を聞き、メンバーが全員立ち上がり、それぞれの愛銃を拾い上げ、No.1が一言言う。

 

「各自に命令だ、死ぬな、以上、準備にかかれ!」

 

 それを合図に、メンバー全員が準備を始める。

 

■■■

 

『こちらNo.2、指示を。』

 

「そのまま前進、突き当たりを左へ行って、十字路みたいになってるところの手前で止まって。」

 

『了解』

 

 No.7はスナイパーライフルのスコープを覗きながら、メンバーの通信に答えていく。

 

『こちらNo.6、指示をお願いします。』

 

「No.6はその場で待機していてください、しばらくしたらそちらにNo.1が合流するので、その後No.1と行動してください。」

 

『了解、待機します。』

 

「敵のスナイパーが潜んでおる、No.9、狙撃を頼めんかのぉ。」

 

 あなたは頷き、スコープを覗いてターゲットを探す。

 

「透明レーザーサイトを飛ばすから、ゴーグルを着けえ。」

 

 あなたは指示に従い、ゴーグルを着ける。

 

 すると、赤く光る1本の線が見え、その先に人と思わしき何かを見つける。

 

 あなたはスナイパーライフルの引き金(トリガー)に指をかけ、照準を定める。

 

 狙いを定め…一秒…二秒…三秒…時間がゆっくりと流れ、照準が相手の頭を捉えたその瞬間に。

 

 引き金を引き、敵の頭を撃ち抜いた。




《強制脚力増強剤》
無理矢理、脚の筋肉を増強させ、足を早めたりするための薬。

ただし、当然のようにデメリットもあり、薬の成分の影響で寿命が縮むと言われている。
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