因みに桃李の顔は最初は怖い顔をしていますが、徐々に優しい顔になっていきます。
穂乃果「μ’sに入って下さい!」
俺は突然そう言われた。
何故こうなったのか?それは数十秒前に遡る。
この日は火曜日だったので美術部に向かう事にしていた。そして鞄を持って美術部へ行こうとした所へμ’sがやって来た。
とまあこんな感じでμ’sが俺の元へやって来た。
桃李「何で?」
俺は理由を聞いてみた。勿論入るつもりだけど、俺には誘われる理由が分からなかったので一応聞いてみた。
穂乃果「私、初めて神楽坂先輩を見た時思ったんです。この人はきっと凄い人だって。だから、μ’sに入って下さい!」
画面越しで何時も見てたから分かるけど、やっぱすげぇ。入ってくれるかも分からないのにそんな自信何処から湧いて来るんだろう、俺はそう思った。
桃李「分かった。いいよ。」
穂乃果「やったぁ!やったよ!海未ちゃん!ことりちゃん!」
海未「ほ、穂乃果!急に抱き着かないでください!」
ことり「あはは・・・」
こうして俺はμ’sに入ることになった。
それから1週間が過ぎた。あれから俺は月曜は美術部へ行き、火・水はパソコン部、その後は全部アイドル研究部に顔を出した。
そして今日も練習。だけど今日は・・・
桃李「暑い・・・」
暑い、とにかく暑い!まだ5月だぜ。暑過ぎんだろ。穂乃果も暑いって言ってるしな。
と、此処で思い出した。確かこのシチュエーションって・・・
穂乃果「そうだ、合宿に行こうよ!」
このシーンだった。
その後はなんやらかんやらあって、真姫の別荘で合宿が行われることになった。
合宿中は実に楽しかった。因みにこの合宿は5月27日から30日までの3泊4日であった。合宿期間中に俺の誕生日があって、前に言ったのを皆覚えていたのか祝ってくれた。あっ、あと先輩後輩禁止が出たのもこの合宿の時に出たな。
そう言えば、こんなことがあったな。
あれは、俺が一人で絵を描いていた時だった。俺は美術部の課題で絵をコンクールに出すことになっていた。テーマは夏だったので折角だから海の絵を描くことにした。
桃李「よし、出来た。」
絵が完成した所へ、にこがやって来た。
にこ「何してるの?」
桃李「美術部の課題で絵を描いてるんだよ。」
するとにこは絵を見て、笑顔でこう言った。
にこ「上手いじゃない!」
俺は一瞬心臓が口から飛び出るくらい跳ね上がった。
桃李「ありがとう・・・」
俺は平静を装ってそう言った。
そんな日々を過ごして行く内に、俺はにこを好きになった。元々前世でも恋に近い感情は抱いていたけど、この世界に来てから益々にこの事が好きになった。
意地っ張りな所、ツンデレな所、面倒見の良い所、良い所は数えたらきりがないほど俺はにこの事が好きだった。
あくる日の朝
今日も朝練だ。
俺はドアを開け、外に出る。そこにはにこがいた。
にこ「おはよう。桃李。」
桃李「おはよう。にこ。」
にこ「早く行きましょ。」
桃李「あぁ。」
そして今日も歩いて行く。
まさかの桃李の片思いでしたね。
次回は桃李の家に3年生組が遊びに来ます。