無限の龍と無神臓   作:超人類DX

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ろ、ロリコンの時間だぁぁぁっ……その2

ってだけです。


仲直り後のイチャコラ

 仲直りしてからの一誠がちょっとだけ優しい。

 結局子作りはしてくれなかったけど、その代わり我の事を気にかけてくれる様になった。

 

 あの雌悪魔ばかり見てたのが我は気に入らなくて、つい怒ってしまったけど、それのお陰で一誠は優しくなった。

 

 嬉しいという気持ちは既に知ってる。

 だからこそ今我は嬉しくて……。

 

 

「一誠――好き♪」

 

「お、おう……」

 

 

 もっともっと一誠と一緒に居たい。

 我の心はその気持ちに支配されて、今日も一誠とお外にお出掛けしてる時もくっついていたい。

 

 

 ヒソ……ヒソ……。

 

 

「あ、違うっす、これ妹の物ねだりの常套句なだけなんで……!」

 

 

 我は一誠が好きだから。

 

 

 

 

 一誠は地味に困っている……という訳でもないが、それでも微妙に困っていた。

 というのは、冥界から帰還し、その前辺りから機嫌を損ねたオーフィスと仲直りしてからの密着度が今まで以上に強くなったからだ。

 別に一誠としては慣れた話なので、鬱陶しいとは思えど引き剥がす真似はしてこなかった。

 が、今もそうなのだが、一緒に出掛ける先々でも自宅と何ら変わらずに、さも心の底から嬉しそうに微笑みながら密着されると、流石にやめて欲しいと一誠は思うわけで……。

 

 

「何、アレ?」

 

「まさかロリコン……?」

 

 

 繁華街にオーフィスを連れながら躍り出た一誠だが、手を繋ぐ処か腕に全てを預けて密着してくるのと、数分単位で好きだ何だと言うせいで、偶々すれ違う若き女の子からドン引きさせる視線を向けられるのだ。

 

 

「……。一誠?」

 

「あ、おう……」

 

 

 ロリコン男、警察に通報、変態等々……。

 青制服の公僕に職質すらされる始末であり、オーフィスに一応のフォローを貰ってるお陰で補導される事は無いが、それでも一誠的には地味に精神ダメージが大きかった。

 

 

「……。ハァ」

 

 

 とはいえ、一誠も一誠でこんな様子を見せてはいるもののほぼ開き直ってる所がある。

 例えばだ。今日のこのお出掛けにしても、ただフラフラする為のお出掛けでは無く――

 

 

「お、これなんて良いな」

 

「ん」

 

 

 オーフィスの着る服を買いに来たという明確な目的があった。

 因みに只今居るお店はゴシックロリータ専門店だったりする。

 

 

「オーフィスは基本黒で固めるのが一番似合うんだよな。フリフリした奴とか」

 

「よく分からない。けど一誠がそう言うのなら我は間違いないと思う」

 

 

 オーフィスの衣装を用意するのはある時からずっと一誠だった。

 そして用意をする様になる前のオーフィスはゴスロリっぽい服装だった為、一誠としても一番親しみがあるせいなのか、用意するのはほぼゴスロリだった。

 とはいえ、最近は買う事も殆どせず、専門雑誌とサイトを読んで勉強した結果材料さえあれば自作まで可能になる程だったりするので、今日のこの買い物に関してはかなり久々だったりする。

 

 

「試着って出来るのかな……あ、すんませーん、ここの服って試着とか出来ます?」

 

「はい出来ますよー

宜しければ試着までご案内しましょうか?」

 

「うぃっす。

おいオーフィス、取り敢えずこれ着てみれ」

 

「うん」

 

 

 全体的に黒で纏まったフリッフリのゴスロリ衣装を試着させる一誠に店員はプロ故に笑顔だが、どう見ても兄妹には見えず、内心『ロリコン……?』と一誠に対して思ってたりするが、そこはやはりプロ故に一着でも高い物を買わせようと、財布の持ち主たる一誠に色々とおすすめする。

 

 

「お客様には此方もお似合いかと~」

 

「む? ……いや、ピンクは無いっすね。

どっちかと言えば黒か白で纏めたタイプが……」

 

「では此方は……」

 

「うぉ!? これは結構イケますね……」

 

 

 かなり限られた客層故に、次々と勧めてはあーでもないと繰り返している内に、こってこてのゴスロリ衣装へと着替えたオーフィスがヌッと出てきて一誠の袖をクイクイと引っ張る。

 

 

「一誠、着たよ?」

 

「お……? ふむ、やっぱり目に狂いは無かったな」

 

 

 オーフィスの姿を見て満足そうに頷く一誠。

 機動性は最悪なフリフリの黒ドレスに、白のニーソ……。

 勧めたのが一誠だというのもあって、どう見ても本人の趣味にしか思えない選定だが、褒められたオーフィスは嬉しそうにしているので、そこに突っ込みを入れる野暮な者は居なかった。

 

 

「あ、店員さん、これ着たまま買っても?」

 

「勿論ですよ! では此方の5点と合わせて計6点で宜しいですね?」

 

「イエス」

 

 

 やはり一誠は潜在的にロリコンなのかもしれない……。

 しかしそれに突っ込みを入れる勇気のあるものは居ない。

 だって突っ込んだら漏れ無くぶちのめされるから。

 

 

「ふぅ、やっぱりお前にしてみれば買い物はつまらなかったか?」

 

「そんなこと無い。

一人だったらそうかもしれないけど、一誠と一緒だから皆楽しい」

 

 

 結局計8万以上も使ってオーフィスの服を買いそろえた一誠は、そのまま家に帰ると、早速買った服を量産しようと生地を調べつつ、部屋着用のゴスロリ衣装に着替えたオーフィスと話をしていた。

 自分の物は全くといって良い程無頓着で、服にしてもチェーン店のバーゲン品で済ませるのに、オーフィスの着る物は数十万単位だろうがポンと金を出す。

 

 一誠曰く『いや、オーフィスに似合うもんだから買うしかねーだろ?』との事らしいが、それがほぼゴスロリ衣装なものだから箪笥と圧迫しまくりだ。

 

 前にオタクの聖地なる街にゴテゴテゴスロリ衣装のオーフィスと一緒に行ったら、変態に誘拐されかけた事もあるくらいなものだから、金の掛け具合が半端じゃない。

 

 

「そっか……何つーか、買っておきながら言うのも変だけど、着るの嫌だったら言えよな?」

 

「大丈夫。我も結構気に入ってる」

 

 

 一誠はオーフィスと出会ってからずっと一緒だ。

 そして以前のオーフィスの姿がどうであろうと、一誠にしてみれば今のオーフィスが――いや出会った頃のオーフィスこそが自分にとってのオーフィスだった。

 

 だから頑なに姿を変えることを嫌がる。

 そのせいでロリコン扱いされる。

 だがある意味そのロリコン扱いされるのも真理なのかもしれない。

 何せ……これこそ地味なカミングアウトだが、ある意味一誠はこの幼女姿のオーフィスに対して時たま母性を求める時がある。

 

 そのせいで余計ロリコン扱いされる訳で……。

 

 

「そーいや、ひんぬー会長のチームがボイン先輩に勝ったらしいぜ?」

 

「ふーん……それで?」

 

「いや、勝っちゃったせいで俺、奴等の目の前で公開似非プロポーズをしなきゃならんらしいんだが……」

 

 

 わざと嫉妬心を煽る事すらしてしまうものまた……何かを思ってなのだ。

 

 

「別に好きじゃない相手に言うのは簡単だけど、お前的にどうよ?」

 

「………。好きにすれば良い。我は別に怒らない」

 

「ほーん、じゃあ俺の子供でも孕めや……って言っても?」

 

「!? それは嫌! 一誠の子供を孕むのは我だけ……!」

 

 

 自宅の部屋で、先日ソーナ達がレーティングゲームに勝ったという話題で一誠が煽るのをオーフィスが急に必死になって一誠の公開似非プロポーズの台詞を修正してくれと懇願しつつ引っ付く。

 その余りの必死さに思わず吹き出してしまった一誠は、出会った時とは比べ物にならないくらいに感情豊かになったな……と思いつつ、不安そうな顔のオーフィスの頭を撫でながら口を開く。

 

 

「言う訳無いだろ。

そもそもそんな言ったら空気が凍りつくしな」

 

「本当に言わない?」

 

「言わない言わない。

流石にあのひんぬーに言う勇気はねーし、適当な事でも言って誤魔化すぜ」

 

 

 撫で撫でとオーフィスの頭を撫でながら苦笑いする一誠。

 やはり彼は基本的にロリコンに近い性質なのかもしれない。

 

 

 

終わり

 

 

オマケ……もしかしたらの。

 

 

 人間の少女としてほぼ変わらないまでにその身を作り変えた無限の龍神。

 その少女は同じ無限を持つ少年に惹かれ、やがては欲しがり……そして愛した。

 

 それ故無限の龍神は彼に愛されたいと思った。

 自分の事を好きにしても良いと何時でも、勉強して獲た知識を基に少年に迫った。

 けれど少年は全く相手にしてくれず、偶に良いところまで行っても至る事は決してなかった。

 

 故に龍の少女は決心した……。

 

 

「雌悪魔……お前に提案する。

我が最初という条件を守れるなら……お前にも一誠の子を産む権利を譲る」

 

「……。それはまた……願ったりかなったりですね」

 

 

 気に入らないけど、自力で一誠に対する恐れを吹き飛ばした悪魔の小娘と共謀する決意を。

 つまり――

 

 

「ぐお!? て、テメ……な、なにを……?」

 

「失礼一誠くん。

なに、ちょっとオーフィスと私と一緒に気持ちよくなってくれるだけの簡単なお仕事ですよ……ふふ♪」

 

「……………。一誠の子供……我は欲しい。だから……ごめん」

 

「はぁ!?」

 

 

 こういう事だった。

 

 

「ばか野郎! 落ち着けぇぇ!! よく考えろ! つーかオイひんぬー会長! アンタあの兵士の小僧がいんだろーが!!」

 

「あの子ならこの前の戦役を経て姉のセラフォルーと将来を約束しましたけど?」

 

「はぁ!? な、な、なんだと……ま、まさかの勝ち組、だと?」

 

「我としてはあんまり気は進まなかったけど……これ以上なにもしてくれないと、我はおかしくなっちゃう。

だから雌悪魔と手を組んだ」

 

「まさかオーフィスから提案されるとは思いませんでしたよ。

まぁ、アナタとの子供を授かるのであるなら願ったり叶ったりですので喜んで引き受けさせて貰いましたわ」

 

 

 こういう事……龍神少女と悪魔の少女が油断しまくりな少年を後ろから襲い、ベッドに縛り付けているという絵面で察して貰えるだろう。

 

 

 

「だから一誠……しよ?」

 

「一応知識だけなら心得てますが、何分未経験ですので拙いところもあるでしょう。

けど精一杯ご奉仕しますから……ね?」

 

「おいヤメロ。マジで考え直せ、俺相手に盛るとか自殺行為だぞ! だからやめ――おい!? 脱ぐな、そんな顔で寄るな! マジでやめ――」

 

 

 

 

 

 アレーッ!?!?

 

 

 

 

 

 

 数か月後……異様にお腹がポッコリと膨らむ龍神幼女と悪魔の少女の幸福に満ちた表情と、何とも言えない渋い顔をしつつも腹を括った少年が居たとか……。

 

 

 未来は変わる……終章・家族作りエンド。

 

かみんぐすーん……。

 

 

 

 

 

 

嘘です




補足
ゴスロリ衣装に金掛けまくる。

必要なら自作してまで着せる。

その後空気がそうなったら抱き締めて貰って甘えさせてもらう。


 相手は勿論、龍神幼女。
 さて、これはロリコンなのか紳士なのか……。


その2

未来がIFのIS編……とは限らないってパターン。
それ即ち腹括りエンド。

ちなみに、貴族悪魔の次期当主を孕ませたせいでちょっとしたゴタゴタがありましたが、彼は例の如く開き直って黙らせました。

その後、子持ちの親同士という事で匙きゅんと妙な友情が芽生えたとか……。

ちなみにご友人二人はニタニタしながら煽ったら、チェーンソーを振り回しながら追いかけ回されたとか。
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