無限の龍と無神臓   作:超人類DX

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今更ながらキャラ壊れ。


※短いのでちょっとやり取りを増やしました。


セクハラ一誠くんと生徒会長さん

 怠惰な日々。

 無気力な日々。

 無計画な日々。

 充実させた日々。

 楽しい日々。

 目標に向かって積み重ねる日々。

 

 経てして時間というものは、ただ単にボーッとして過ごしても平等に過ぎていく。

 毎日を充実させた人生を送る者にも、俺みたいにその日その日を何も考えずダラダラ過ごす者にもな。

 

 

「えーっと……?」

 

 

 俺はどんな日々かと問われたらこう答える……それなりに充実してて楽しいと自負できるし、無気力で無計画な日々と指摘されたら否定できない、どっちつかずの中途半端な日々だってね。

 ホモ臭いストーカーと戦闘狂のバカにしつこく付きまとわれるのを適当にあしらう事に勿論充実感なんて感じやしないけど、忙しいといえばそうなのかもしれない。

 

 

「そろそろちゃんと登校してください」

 

「開幕の一言がそれって、相変わらずの真面目っぷりっすね」

 

 

 でも俺は人生を愛してる。

 生きる事自体が生き甲斐。

 一度地獄を潜ったからこそ……生きていることは劇的なんだと実感できる。

 

 

「一学年時の出席日数はギリギリで殆ど学園に通わず、また学園行事にも不参加。

そしてこの度もギリギリの進級を終えて、また同じような生活をしていると、貴方のクラスの担任に泣き付かれましたからね……。仕方なくですよ仕方なく」

 

「はー……生徒に泣きつくとはそりゃまたヘタレな担任だなオイ。わざわざご苦労様」

 

「…………」

 

 

 故に『生のJKを間近で眺めたい』って理由だけで、身分を詐称して適当な高校の試験を受けて合格したけど、暫くしたら飽きたから通うのを止めた。

 が、意外にも担任の先生は殆ど来てもない俺をちゃんと認識してるみたいで、この度は高校の生徒会長が俺の前に現れた。

 コレもまた……劇的なんだと俺は多分思う。ホントに多分だけど。

 

 

「何故来ないのですか? 学校がつまらないんですか?」

 

 

 オーフィスも居ないし、今日は気合いでも入れて繁華街を歩く外資系OLでもナンパしよーかなー……と1日の予定を確定させようとした朝に聞こえるインターホンをにホイホイと出た俺の目に飛び込んで来たのは、黒髪で眼鏡で――何かもう『如何にも』って感じの女の子。

 

 

「……………」

 

 

 最初は『え!? まさか俺のファン!?』なんてテンションを上げようと思ったんだけどさー…………

 

 

「いや別につまんないとかじゃなくてー………」

 

「? 何ですか私を見て……」

 

 

 なんつーかさー……。確かにJKなんだろうけどさー……眼鏡属性は嫌いじゃないだけどさー……。

 

 

「去年初めて見てから変わらずのおっぱい力たったの2……ゴミめ」

 

 

 足りないんだよ……。足りなさすぎるぜ戦闘力(おっぱい)が。それじゃあ俺の心は震えないぜ。

 あ、ちなみにオーフィスはゼロ……つまりゴミ以下だ。

 

 

「なっ!?」

 

 

 なのでつい思わず半笑いで胸無し子さんに言ってしまう訳で……。

 胸無し子さんも俺の小馬鹿にしつつな視線が自分の慎ましやかと言い訳にしか聞こえない――――いや無い胸に集中砲火されてると気付いたのか、途端に胸を庇いながら俺を睨みだした。

 

 

「な、何を言ってるんですか貴方は……!?」

 

 

 普段の性格は知らんけど、イメージからして如何にも優等生ですって感じがする胸無し子さんだが、これには思わずスカした仮面が剥がれて恥ずかしそうにしちゃっており、コンプレックスに触れられたのか怖い顔だ。

 

 

「いや、庇うほど無いだろキミ。

大丈夫大丈夫、俺おっぱい力無い人には紳士通り越して枯れた対応だから、自意識過剰な行動はしなくて良いぜ?」

 

 

 去年の夏の前とその後……だったかにこの胸無し子さんとは一度会ってたりするんだよね。

 何の理由だかは覚えて無いし、多分全然大した事じゃなかった気がするんでどうでも良いが、確かその時もおっぱいスカウターを使った戦闘力計測でキレられた様な……。

 

 

「な……なっ……相変わらず失礼な!

去年も女子のプール授業を覗いてたばかりか、私を見て鼻で笑いながら小バカにした事をまるで反省してないわね……!」

 

 

 あ、そうだったんだっけ? ちょっと思い出した。

 いやまぁ確かに失礼かもしれないけどさ……。

 

 

「いえほら……。

JKのプール事情を知りたいが故に覗いてみたら、アンタが視界に飛び込んで来てガッカリしちゃってつい……」

 

 

 『悪魔』であるキミを人間の女の子と同列に扱うってのは違うと思うぜ、俺は。

 

 

「ガッカリですって?

な、何故アナタなんかにガッカリされなくちゃならないんですか! それに私はアナタより年上なんです! その小馬鹿にするような顔を止めなさい!」

 

「あーはいはい年上ねー……はいはい偉い偉い」

 

 

 年上って……一年か半年早めに生まれただけじゃん。

 まあ、敬えってんなら敬ってやるけど? てか今敬ってみたぜ?

 

 

「くっ、やはり予想以上に手強い問題児……!」

 

「手強いて……コンプレックス刺激されて勝手に憤慨してるだけじゃん」

 

 

 そもそも無いのは事実だし、八つ当たりされても困りますと言いますか。

 まあ、フォローだけはしておこうか……仕方無い。

 

 

「まぁでも大丈夫でっせセンパイ、俺より年上だと成長の見込みは絶望かもしれないけど例外はあるだろうし……。

あ、何なら俺が揉んで大きくして差し上げましょうか? ほらよく言うじゃん、異性に揉まれると成長ホルモンが刺激されて云々かんぬん――――おっと……冗談だから射殺する直前の殺し屋みたいな顔しないでくださいよ」

 

「…………………………」

 

 

 この星の覇者は人間様であって裏から操ってる気でいる他種族(アンタ達)じゃないんだよ。故に畏まるつもりもないし、胸無し子には胸無し子なりの接し方をしてやるぜ。

 

 とはいえ、まさか只の人間である俺が自分を悪魔だって見抜かれてるだなんて、奴さんだって思いもしてないだろうからこの話は今関係ない。

 

 

「冗談だっての――俺だって揉みごたえも無いもん揉みてぇなんて思わねーっつーねん」

 

「………」

 

 

 今は只、人間に擬態した人間擬きの悪魔が、真面目な生徒会長って張りぼてを盾にしながら俺に生徒会長としての仕事をしてるだけって体だろうから、俺もそれに少しだけなら付き合うさ。

 

 

「あー……はいはいスンマセン。ふざけすぎました……て訳で用事はなんですか?」

 

「担任からの伝言で『学校に来い』と伝えに来ただけですよ、このセクハラ男……」

 

 

 話を元に戻すと、わざわざ調べて来たのか何だかは知らないが、この生徒会長さんが来た理由は担任からの伝言の伝であり、さっきまで散々バカにされたせいか、かなり不機嫌に俺を睨んでいる。

 

 うーん、そんな顔をされると余計やりたくなるんだよな……これは人間も悪魔相手も変わらないみたいだ。

 

 

「セクハラは否定しませんけど、マジな話おっぱい力がたった2しかない貴女は別に身の危険を感じ無くても平気―――――あ、はい……よく見るとスレンダーで結構美人っすねセンパイ。だからそのビンタ3秒前的動作は止めてください」

 

 

 思わずまた思ったことをそのまま声に出す俺に、今度こそ顔を真っ赤にしながらフルスイングしようとする胸無し子さん。

 別に怒ろうが痛くも痒くも無いが、流石に貧乳ネタで弄るのもちょっと可哀想になってきたので一応平謝りだけはしようと頭だけは下げとく……何だかちょっと涙目になってるし。

 

 

「ど、どうせリアスや姉と比べたら何の魅力もない頭でっかちですよ私は……貧相で」

「え、お姉さんとか居んの?

マジか、それなら是非仲良しになってご紹介とかして欲し――」

 

「…………………………」

 

「……と、思ったけど生徒会長センパイもよくよく見ると結構可愛いくて、お腹一杯になったんでやっぱり結構っす」

 

「ふんだ……今更持ち上げても遅いですよーだ」

 

 

 …………。あれ、何だこの子。ちょっと可愛く見えてきたぞ? 貧乳で悪魔だけど。

 何というか、オーフィスとの会話では決して味わえない楽しさがあるというか……なんだろ?

 

 

「どうせリアスと比べたら無個性だもん……」

 

 

 あ、そうか。この子はまだ人間に近い感情を理解してるからだ。

 だから煽りに一々反応してくれるし、怒るし、笑――っては無いけど、人間っぽい会話が出来るから楽しいんだ。

 なるほど……気付いてみれば新鮮な気分だね。

 

 

「あー……あの、商店街の福引きで当てたシャボン玉セットで一緒に遊んであげるから機嫌直しましょ?」

 

「元はと言えば貴方が、私の体型を鼻で笑ってバカにしたからでしょう!?

何『子供が拗ねてめんどくさい』って顔してるのよ!!」

 

 

 そんな俺の新たな発見は露知らず、遂に『素』だと思われる口調で爆発させる生徒会長がちょっと涙目のまま騒ぎだした。

 

 

「いやだって、俺のおっぱいスカウターに嘘は――」

 

「そこはちょっとくらい気を使いなさいよ! 言わずにソッとしてよ!!

そもそもちゃんとあるもん! 何なら触って確かめなさいよ!!」

 

 

 凄い今更なんだけど、只今俺とこの生徒会長って人が会話してる場所は部屋の扉の前だったりする。

 つまり端から見ずとも酷い会話がご近所に筒抜けだったりする訳で、女子高生泣かしてるクソ野郎の絵面にしか見えない状況だ。

 

 

「無い無いとバカにして……あるもん。ちゃんとあるもん……」

 

 

 …………。いやまあ、別に聞かれて変な噂立てられても平気なんだし、そんな事よりだ――

 

 

 ふにょん

 

 

「なにゃ!?」

 

「んー? あー……? おーおー……? まあ、確かにあるにはあるね……でも2だな」

 

 

 触って確めろと啖呵切られたし、確かめさせて頂きましたよ。

 

 

「っ!? ぁ……っん……!」

 

「あー……一度で良いからこの手に有り余る程のおっぱいを揉みてぇな……」

 

 

 けれどやはり2は所詮2であり、オーフィスに無理矢理触らさせられた時を思い返せばこの眼鏡悪魔っ娘の方があるけど……胸中に渦巻くのは虚しさだけだった。

 

 

「な、何を……する、……の、ですか!!!」

 

「ぶへ!?」

 

 

 そんな夢を夢想し、隙を思いっきり晒してしまったせいで真っ赤っかな顔した生徒会長さんの右手が思い切り俺の頬に紅葉を作った。

 

 

「はぁ……はぁ……だ、誰にも触らせたこと無かったのにぃ……!」

 

「はぁ?

だってアンタが触って確めろって言ったんじゃん。それなのにビンタは理不尽じゃね?」

 

「ほ、本当に触るお馬鹿が何処に居るんですか! し、しかも自分で触るよりちょっと気持ち良かっ―――――ええぃ! とにかく痴漢行為で連行します!!」

 

 

 真っ赤な顔を涙目にしながら、へし折るんじゃなかろうかと思う勢いで俺の手首を掴んで引っ張る生徒会長。

 その言動に余裕は感じられず……最初会った時よりも素っぽくなってる様だった。

 

 

「…………。アンタって実はじゃじゃ馬だろ。生徒会長に推した連中も見た目に騙されたなこれは」

 

「貴方の変態行為に怒りが迸っているだけです! 覚悟なさい……学園に着いたら私の純潔を奪った分、奴隷の様に働かせてあげますから!!」

 

「純潔て……。自分から差し出しといてそれは無いでしょ? とんだ詐欺だぜ……」

 

 

 人間だったら間違いなく好きになれるタイプなだけに……ちょっと残念だな。

 いや別に悪魔が嫌いな訳じゃないんだけどね? ただほら……なーんか違うんだよなぁ……。

 

 

「なぁ、そういえばリアスって言ってましたけど、アンタあの紅髪おっぱいさんの知り合いなの? じゃあどうせならあの人の命令で働きた――――」

 

「……………………なに? 何か言った?」

 

「いや……何でもないッス。

あのところでさっき揉んだ時、若干感じてたりしました? なんか声が微妙にエロ―――いでぇ!? す、脛を無言で蹴るのは拷問だ!」

 

「うるさいうるさい! 黙って連行されなさいこの変態! 変態!! 変態!!!」

 

「いでで!?

ちょ、待って! 街中で罵倒されながら蹴られる趣味は無いし、第一そんなマゾでも無いぞ!

というか、確かめろなんて痴女めいた台詞を吐いたのはアンタだろーが!」

 

 

 いやホント嫌いじゃないタイプなんだけど……あ、そっかおっぱい力が足らんせいだわ。間違いない。

 

 

 

終わり。

 

 

 

 何時も家でTVを見ているか、雄と雌が裸で抱き合ってる本を変な顔して読んでる筈のイッセーが今日は居ない……。

 

 

「すんすん……」

 

 それだけなら別に良い。待ってれいれば帰ってくるのを我は知っているから。

 でも今回は事情が少し違う気がする。

 それは、我だけがイッセーの傍らに居れる筈なのに、我の知らない雌の匂いがするから……。

 

 

「イッセーが『がっこう』って所に行って帰ってきた時と同じ雌の匂いがする……」

 

 

 我はイッセーとずっと一緒。

 だからイッセーと同じ人間の身体となって傍らにこれからも居るつもり。

 けど最近になってイッセーが他の雌にだらしない顔をするのを見ると、我は『嫌だ』思うことが多くなった。

 

 特に知らない雌の匂いを付けてる時が一番嫌だ。

 

 

「…………………………………………………………………………………………………………………………………………………。イッセーが帰って来たらその匂いを消して我の証を付ける。やり方はこの本で見たから大丈夫……ふふ」

 

 

 どうするべきか……簡単な事だ。

 知らない雌の匂いを消せば良い……我自身で上書きすれば良い。

 そうすればこの不快感は無くなる……。

 そうすればポカポカする……。

 

 

「練習……イッセーの脱いだばかりの服をつかって練習。我がイッセーにするように、イッセーが我に……ふふふ♪」

 

 

 楽しみ――早く帰ってこないかな。

 

 

オーフィスたん。

 犬を思わせる嗅覚でイッセー不在の部屋に他の女の存在を察知して意味深に笑う。

 

 今度こそ終わり。




補足

『おっぱいスカウター』

その名の通り、バストサイズを数値化できる特殊技能。

おっぱいに対する執念がイッセーにこの技能を習得させたのだが、それがモテない原因だと残念ながら彼は知らない。


その2
「『触って確めろと言われた』『だから触って確かめた』『故に俺は全然悪くない』『ちなみにふにょふにょ程度にはあった』」


と供述しており、反省の色は無かった。
 まあ、相手が人間の女の子じゃないからってのもありますが、基本的に他種族の女の子相手には割りとこんな対応です。

まあ、それ故に一部惹き付けてる訳ですが……。


その3

生徒会長さん達以下悪魔は一誠の正体を察知してません。
本当に只の人間だと思ってます。

まあ、生徒会長さんはそれに先んじて接触し、その時から軽く往なされたせいで『ムキになって』一誠を更正させようと考えてますが……まあ、今回の事で。


そして一誠を相手取ると子供化する。


その4

一誠との触れ合いのせいで、あらゆる意味で心が人間っぽくなりつつあるオーフィスたん。

そして一誠のせいで要らん知識ばっかり吸収して無自覚に若干ロリえろいオーフィスたん。


……………うん。
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