雨夏side
「だめよ……」
今リアス先輩が一誠と兎雛とにらみ合っている、先程からミッテルトとアーシアを助け出したいと兎雛と一誠が言い出したんだ。
だか俺も困っている何故ならこの学園での生活が、今までに無い兎雛の良い変化をもたらしている。
兎雛の兄としては喜ばしいのだが……今のオカルト研究部は立場上は無力だ。
「待ちなさい! 兎雛!?」
「悪魔って欲望に忠実で、契約を絶対に守る存在なんだよね……だったら今僕は堕天使とか関係無くミッちゃん…いやミッテルトが欲しい………それに約束も契約だよ………それに例え神だろうと堕天使だろうと約束は約束だからね、僕は悪魔では無いけど、今の僕の魂のあり方は本物よりも本物だよね」
兎雛はリアス先輩が待ちなさいと言う中、止まることなく部室の出口まで歩き出す、その瞬間部室の扉が開かれる。
「ふむ……面白い変化だやはり私の目には間違いは無かった」
扉を開けて入って来たのは身嗜みの悪い白衣の少女である平賀 芽亜里こと博士だった。
「兎雛よ願いを言え私は貴様のその願いを叶えてやろう」
博士の奴は、胡散臭い笑みでそう言う。
「……僕は友達のミッちゃんを助けたい、ミッちゃんとの約束を果たしたい」
兎雛は博士にそう叫ぶ、兎雛は早くミッテルトの元に行きたいんだろう。
「クククそれでこそ兎雛よ……貴様の願い確かに聞き届けた」
博士は相変わらず芝居の掛かった態度でそう言うとリアス先輩の元に歩いて行く。
「お初にお目にかかるなルシフェルの妹よ、私は
リアス先輩は博士の言葉を聞いて驚くと同時にオカルト研究部のメンバー達は警戒の体制に入る。
「それでそのあなたが何故私の領土にいるのかしら? 」
オカルト研究部が総勢で警戒するなか、博士の奴は楽しそうに笑いながら水晶を取り出す。
「なぁに兎雛は個人的に興味があってな……」
そう言うと博士は手紙を取り出すとリアス先輩に渡す、リアス先輩は手紙を読むと舌打ちをする。
「……急用が出来たわ…………朱乃っ! 」
リアスは姫島先輩を呼ぶとそのまま転移を開始する。
「待って下さい! 部長!?」
「一誠……あなたは
そう言うとリアス先輩は姫島先輩と共に転移した。
「ククク一誠よ良い王をと巡り会えたな……素直ではないが許可を出したようだぞ」
「えっ!?」
博士わ愉快そうに笑いながらそう言った。
「では行こうか馬鹿共の尻拭いに」
芽亜里side
私は平賀芽亜里しがない博士だ私は今リアス・グレモリーの眷属達と教会を目指している。
すると道中、で兎雛が止まった堕天使の気配に気付いたのだろう。
「皆先に言って僕は約束を果たさなきゃ行けないから」
兎雛はそう言うと我々の前に立ちふさがる堕天使と睨み合う、なるほど彼女が以前言っていたミッテルトか……ククク兎雛に変化をもたらした堕天使………事の終わり次第引き入れると仕様。
「一誠手出しは兎雛の侮辱になる今はお前がするべき事をするのだ」
私は一誠にそう言いくるめ教会へと向かい、教会の内部に入る。
「いやぁようこそ地獄の三丁目へっ今から俺様がってえっ!?何でアザゼルの愛人さんがいるんすかっ!?」
ふんっ相変わらずだな……確か彼も兎雛と中が良かったな兎雛の衣服に取り付けていた盗聴器からも連絡先まで交換してたくらいだ………ククク今日はなかなか良い収穫だ…駒王学園へ技技サーゼクスに話を付けるリスクを背負ってまで、転校させたかいがあると言うものだ。
「なあに無能な部下を処罰しに来ただけさ」
「げぇっマジっすか! 」
ククク訂正だなこいつは面白い人材だこれも雨夏の特製と言う訳か……やはり退屈しないいずれ来るであろう私の計画の糧となって貰おう。
「私としてはフリード・セルゼン……君を高くはかってるのだよ……どうだ今は退散してくれるなら君の処罰だけは取り消してもいいぞ」
私は飴をくれてやるさすがの奴もこのような飴を貰えば……
「えっマジっすかっ!?シスターちゃんはこの教卓のしたよ~~ん、そんならバイっちゃ! 」
フリード神父は閃光玉を投げて撤退したか、しかし撤退してくれとは言ったがアーシア・アルジェントの居場所まで言えとは言ってないぞフリード神父よ、おやっこの気配は……クククなるほどな。
予めアーシア・アルジェントの経歴も調べて置いて正解だったようだ。
「一誠私は少し用事が出来た先に行ってくれ」
「平賀……ありがとな」
一誠はそう言うと子猫が教卓を蹴飛ばした後、地下に入って行く。
私は近付くからする気配の主に光弾の銃を仕様する、光弾丸が放たれた先に隠れていた悪魔が姿を表す。
「何で分かったんだい? 」
「ふん上手くリアス・グレモリーの眷属が気配に紛れていた様だが私は誤魔化せ無いぞ……悪趣味の悪魔よ」
私は目の前にいる悪魔を横目で凝視しながらそう言ってやる。
「……まあいいよ目的を達成するにはまだ時間はある余興といこうじゃないか
悪魔もそう言うと教会を飛び出すこれは少し楽しめそうだな試作品の実験にもなって貰おう。
兎雛side
僕は勢い良くミッちゃんを蹴り飛ばす、ミッちゃんは勢い良く吹っ飛び近くの木に身体を叩きつける。
「かはっ! ……まさか全力すら出せないほどっすか」
木に背を持たれながらミッちゃんはそう言う。
「ミッちゃんを止める為にためらったら失礼だと思ってね」
まあこれは今出せる全力だ、ミッちゃん相手にこれ以上の実力を出せばミッちゃんの肉体が持たないしね。
「正直ここまで一方的だとむしろ清々しいっすね」
「後、僕なりに博士にミッちゃんの処遇を軽くしてもらえる様に頼んでみるよ博士ならアザゼルさんとかに顔が聞く見たい出し」
実際に博士とは親友だし、博士なら僕の我が儘を聞いてはくれるだろう、あわよくば処罰を取り消して貰おう。
「……博士ですか……まさかとは思いましたが……あの白衣の少女ってやっぱり平賀芽亜里様なんすか? 」
様? 上手くは分からないけど博士ってそんなに偉いのかな?
「僕の親友の博士は確かにその名前だけどそれがどうしたの? 」
ミッちゃんはそれを聞いて何か顔が青ざめ出したよどっとうしたの!
「ハハッ……まさかあの方の愛人と親友とかマジっすか」
うわぁ何か笑い方が乾いてるよ、大丈夫かなぁ…?
「えっと……僕はミッちゃんの事を今は親友だと思ってるよ……でもミッちゃんは違うのかな? 」
もしそうだったら僕はどうするんだろう、せっかく親友って言える様になったのに、ミッちゃんにはまた軽蔑されちゃうのかな。
「いやいや……むしろうち何かが親友でいいのか聞きたいくらいっすよ」
「……むぅ……むしろミッちゃんには僕の事を名前で呼んでもいいと思っている位だよ」
本当に博士は何いつの間にか偉くなってるのミッちゃんかしこまって困っちゃうよ!
「……いいんすか? 1度でもうちは……」
「それ以上は言わないっ! 僕がいいって言ってるんだからいいの!!後拒否権は無いからね! 」
全く……多分こうでも言わないとミッちゃん納得しなさそうだもん…ハァ………
「……フフッそうっすか……そうっすね兎雛が堕天使でお姉様と合うよりも早く出会えたら間違い無く崇拝してたっすよ」
「むっそれって今の僕は魅力無いって事? 」
ミッちゃんそれは失礼だよ僕はお兄ちゃんに見て貰いたくて魅力的になれる様に日々努力してるのに。
「いやいや兎雛が人間だから惚れてる位ですんでるんすよ、魅力無い訳無いじゃないっすか……むしろ女としてこっちが自信無くしそうっす」
いやいや言い過ぎだよ……それに惚れてるって口説いてる? 残念だけど僕のハートはお兄ちゃんに奪われてるから無理だからね。
「……ミッちゃん? 」
……どうやら寝ちゃった見たいだね、しょうがないなぁ背負ってでもしてイッチャンと合流しよう。
芽亜里side
「フハハハ無断だよ僕の結界を破る何て不可能なのさっ!!」
現在奴は結界に引きこもり私が放つ光の弾丸を防いでいる。
「ふんっそろそろか? 」
今の奴は結界の引きこもり自分が優位と思っている動く事は無いだろう。
「おやっどうしたもう諦めたのかい? 」
「そう言う事だな……だから奥の手である試作品の弾丸を使わせて貰うよ」
私はそう言うと弾丸をセットするそしてセットのさいに銃の『隠された機能』を機動させる。
そして私は奴に標準を定めると2度引き金を引く。
「ーーッガハッ!?」
ふっ結界に引きこもっている貴様では避けられ無いだろう、何故なら私のこの銃には、己が精神とリンクさせ私が定めた座標に、放たれた弾丸を転移させる術式が施されているのだからな! いくら防御し続けても零距離では防げまいよ。
さらに私の銃弾には撃ち抜いた対象が酷い位の戦闘狂が暴走しても眠らせれる術式が施されている。
対、戦闘狂の馬鹿の為にあいつに頼まれて私が開発した銃弾だ。
予想通りに目の前の悪魔は見事なまでに眠りに着いたか……いずれはする予定の和平の件もある、あいつの計画の為に記憶は改算しておくとしようか。