東方謎解録【謎解きノベル】 作:ナゾノヒト
【残り時間 04:00】
「あぁ、もう!」
3人は追い詰められていた。
迫る時間によって焦らされていた。
「どういうこと……訳わかんない………」
「今回はヒントもないしな………」
最終問題として出されている第2問。
それは非常にシンプルなものだった。
『うるみや』の上をよめ
この一文だけだ。
故に、難問。
ヒントがない上に、シンプルすぎる謎が、そこにあった。
「手紙をもう一度見せて!」
そういい、霊夢は手紙をもう一度見る。
いまは、手掛かりが欲しかった。
『やぁ、博麗霊夢。いかがお過ごしだろうか。
今年も暑い夏がやってきてしまった。
私の家では非常に蒸し暑く、不快な日々を送れる仕様になってしまっている。
失礼ながら、君の所でも同じようなことになってしまっているのではないだろうか。
ここで、私は思いついた。
なら、楽しい遊びでもして気を紛らわそうではないかと。
だが、弾幕ごっこではダメだ。私ができない上、汗をかいてベタベタしてしまい、さらに不快な気持ちになってしまう。
体はできるだけ動かしたくない。なら、頭を使った遊びをしよう。
なに、ちょっとしたなぞなぞだ。
でもそれだけじゃつまらないだろう?
だから、ちょっと面白い仕掛けもしてみた。それはーーー
爆弾だ。爆弾とは、いわば爆発物だ。
それをとある場所に置いておいた。時限式にしてな。
制限時間は20分。カウントダウンが始まるのはこの手紙を開いた瞬間だ。
つまり、もうゲームは始まっている。
もし、残り時間がゼロになれば………お分かりだろう?
威力はご想像に任せる。だが、幻想郷中に被害が及ぶとだけ言っておこう。
さて、この爆弾を止める方法はただ1つ。
私が提示するなぞなぞを解くことだ。
爆弾そのものは封印できない。力づくで止めようとしても無意味だ。
では、ゲームを始めようか。』
『爆弾は3番目、28番目、17番目、1番目の場所にある。
ここに嘘はない。信じて欲しい。
君の先人たちも信じることでここの歴史を繋いでいった。
やはり、先人の教えは見習うものだな。現在とは違う考えを持っている。
みんな違ってみんないい。やはりいい言葉だ。
あぁ、それと。コツは1行につき10文字ずつ書いてみるといい。』
「(なにか……なにか見落としてる……?)」
【残り時間 02:00】
時間が、迫る。
「(思い出して……なにがあった?)」
【残り時間 01:00】
そして思い出す。ひらめく。
思い出したのは……慧音の姿だった。
「…………そういうことッ!」
そして先程までその手に握られたものをぶんどったのだった。
「…………さっすがぁ♪」
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【第2問】
『『うるみや』の上をよめ』
【残り時間 00:45】