とある雪旗は転生者   作:三十面相

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 ぶっちゃけ、駄文なんで、暖かな目で読んでください……。
 

 


失敗? 転生で許して。

 彼、雪旗硬地(せつきこうじ)は、適当に道草を食っていた。その日は普通ではなかった。彼にとっては、『特別』と言っても過言ではない程の、とてつもない出来事が、起きてしまった。

「……ん?」

 

 彼は突然暗くなった空を見上げた。すると何か『落ちてきた』。

 ドゴォォーンッッ!!! 何かが自分の脳天に当たり、自分の意識はそこで完全に遮断された。

「……ここは、どこだ?」

 

 世界は白に染まった、と言っても過言ではない程の白さ。圧倒的白さ。どこまでも続く真っ白な世界。そこにポツンと一人残された。そのことを頭で理解した瞬間。目の前に何かが現れた。真っ白な世界にたった二人の存在。

 

「……アンタ……一体誰だ?」

「……私は、『神』とでも呼んでください」

 神と名乗るその『存在』はとても神々しい光に包まれており、神と名乗るのに相応しいというのがなんとなく理解できた。

 

「そ、そうかよ……神か」

「あら、理解が及んだのですか? 私を初めて見て、そこまで冷静でいられた人間は生まれて初めてです……」

 少し微笑みながら言う。

 

「そ、それより、なんで俺はここにいるんだ? 死んだっていうのは、なんとなくわかった、ってことは、もしかして、天国か地獄に行く。審判の場所とでも言うのか?」

「えぇ、アナタがちゃんとした死に方をしていれば、そうした場所へと誘えたのですが……今回の場合は例外です」

「は?」

「あなたには、『転生』というモノをしていただきます」

「て、転生? ってことは何か? 俺はどこかの世界へと誘われるってことか?」

「まぁ、そうですね」

 

 理解に及ばないというよりは、バカバカしいお話だと思った。それでももう既に話は進んでいたの、そのまま勝手に話が進んで行く。

「……とりあえず、行き先を選んでください」

「あ……あのさ、『二次元』っていう世界にもいけるのか?」 

 頭を掻きながら言う。

「えぇ、どんな世界だろうが、行けますよ」

「だったら『とある魔術の禁書目録』って言う世界に行かせてくれよ」

 

 とある魔術の禁書目録。自分がもし行けるとしたら、ここがいいな。と最近思っていた場所だった。ちなみに前だったら、シティーハンターが良かった。その前なら、確か、ハンターハンターだった気がする。

「……わかりました。それでは、『特典』をおつけしますので、何か言ってください」

「特典?」

「たとえば、こんな能力が欲しいとか、絶対に死なない体が良いとか、まぁ、二つだけですが」

 

 そのまま、唸りながら、考える雪旗。そしてこんなことを言った。

「不死身の体と神並みの英知」

「まぁ、この世界ならその二つがあれば、ほぼ無敵でしょうね」

「そりゃ、それなら死ぬ心配はないしな、つか、俺の死に方異様すぎるし」

「あぁ、あれは、私の……ゲッフンゲッフン」

 誤魔化すように、咳払いをする。このことだけで、彼はなんとなく察しがついた。ついでに『神』をぶち殺してやりたくなったが、そのための、『転生』なんだろうと諦める雪旗。

「それでは、ご武運を」

 優しく微笑みながら、手を振る。

「腹立つわぁ……」




 思いのほか、短くてびっくり。
 
 ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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