とある雪旗は転生者   作:三十面相

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今回も駄文なのですが、よければ読んでください。


再び訪れる平穏

 今日は、『八月二十五日』。何も無い日だ。いや、本来ならそのはずの日だった。なのに、どうして……。

「超C級の映画がありません。なんですか、なんでこんなに超名作ばっかりなんですか!!」

「結局、サバ缶が最高な訳よ!!」

「……」

「おい、シャケ弁買って来いよ。雪旗ー!」

 あれ? おかしいな。どっちだ。どちらのフラグだ……! 死亡? 恋愛? などと考えていると麦野が急かす。

「早くしろやぁ!!」

「すみません!!」

 そのまま走り出し買出ししてくる。ちなみにスーパーの安売りのシャケ弁だ。ぶっ殺されるかもしれないと思いつつ、仕方ないと思い買う。

 家に着くと、何故か人が増えていた。上条とインデックスに土御門兄妹まで居る。

「どういうことだぁぁ!!?」

 シャケ弁を買っている間にいったい何があったと思ったが、特に気にしないことにした。

「いやぁ、もうご飯無くてさぁ。恵みを貰おうと思ったら、なんかお前がハーレム作ってるからさっ!!」

 

 上条が自分のことを棚に上げて、雪旗に対して羨ましそうにしているので土御門がすかさず、横に入る。

「それは、カミやんも同じだにゃー!!」

 と土御門と怒涛の攻めが始まる。それを無視して麦野にシャケ弁を渡す雪旗。そして注意を促す。

「おい、お前ら、いいか。もし家具とかぶっ壊したら承知しない……」

 と言う前にさっそく家具をぶっ壊した。ちなみにコップだ。

「おい……そこに直れ……」

 スタスタと近づく。怒気を含んだ声で言う。

「ま、待て! まさか、能力を使うとかそんなこと考えてないよな!? 上条さんは無能力者ですよ!?」

「お、俺もだにゃー。さ、さすがに能力で身体能力上がってるヤツには勝てないにゃー!!」

 ニコッと微笑む。それに二人が安心したが、直後……。

「反省しろぉぉぉぉ!!!!!」

 バキンッ!! と、二人を殴る。

「ギャッ!?」

「ガハッ!?」

 

 そのまま、二人は倒れる。

「ったく。さてと、増えちまったな。適当に何か買ってくるわ」

 そのまま再度買い物に行くはめになってしまう。仕方なく、近くのコンビニで適当に何か買い。再度戻る。寮に着くと、なんと凄まじい程の殺気が溢れていた。

「超私の勝ちですね!!!」

「パリィパリィってかぁ!! 笑わせんじゃねぇぞ!!」

「私にも貸して欲しいって訳よ!!」

 アイテムの面々はあまりゲームなどやらないのだろうか、などと思いつつ、とりあえずテーブルにジュースとお菓子を置く。すかさず食べるのはやはり腹ペコシスター。

「おいしいかも!!」

 バクバクと物凄い勢いだ。そして土御門兄妹は何故だか、自分達の世界に入っている。上条は家具一式を見て、すこし羨ましがっており、全員が自由にやっていた。

「……はぁ、いくらなんでも自由奔放すぎやしねぇか?」

「大丈夫。私はそんなせつきを応援する」

「あ、ありがとう」

 

 そのまま自由奔放の全員を差し置き、そろそろ飯の支度をする。ちなみに土御門舞夏に料理を教えてもらおうとしたら、案外すんなりと教えて貰えた。隣りで料理を見つつ感心している雪旗をずっと凝視してくる土御門元春。

(誰も取らないから!! 大丈夫だって!!) 

 そのまま全員分の料理を作り、今日は雪旗の寮で全員でご飯を食べた。

(たまには、こういう日があってもいいのかもな……)

 などと思いつつ、少し微笑む雪旗であった。

 




最後まで読んでいただきありがとうございます。


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