※原作を読んだところ、フレンダが女子高生だと言うことなので、修正させていただきました。
「
土御門はそう言う、どうやら彼女が扱っていたのは、使い捨ての原典であったようだ。
「まずは自動迎撃術式をぶっ壊して、ステイルに魔術を使えるようにする」
「それをしている間に探索外に逃げられる可能性は?」
「そんなことをするなら、初めから自動迎撃術式なんて組まないんじゃないかにゃー?」
タバコの煙を吐き出す。どうやら納得したようだ。そして土御門が言う。
「なんでもいい、ステイル。魔術を使え」
「なっ!?」
上条が驚いたが、ステイルはなんでもないような顔で了解する。
「円陣を組んだ。これでステイルが魔術を使えば、相手を逆探知できるようにした」
「そんなことをしたら、ステイルがもう一度!」
上条が反論したが、土御門の方がわざとらしく驚いた風に言う。
「一度? 何言ってるんだ? オリアナの場所がわからなければ、何度でも行うぞ?」
「てんめぇっ……!!」
ここで、雪旗が止めに入るように言う。
「おい、上条。やめろ。そもそもステイルだって、この程度のことはできるだろ?」
「その通りだ」
「オーケー。それでやろう。一つ言っておくぞ、絶対にオリアナの場所を割り出せよ?」
「わかってるにゃー」
円陣の中へと入る。そして、ステイルは言う。
「上条当麻。僕は今、君がここに居るというのが気に食わない。どうして彼女の傍に居てやらなんだ。その所為で顔を曇らせたら、全部君の所為だろう」
そして、魔術を使う。
「ぐがァァァァあああああああああああああああああ!!!!!」
場所は変わって、インデックスと小萌先生。なぜかインデックスはいつもの修道服ではなく、チアリーダーのような格好をしていた。
「うぅ……せっかくお着替えして、とうまに見せてあげようと思ったのに……」
またまた場所は変わり、バス整備場。
「円陣に反応ありとカミやん。地図持ってないかにゃー。ああ、GPSの地図があったかにゃー。それならこっちで」
「土御門ッ!!! どうしてそこまで冷たくなれんだよ!? コイツが誰の為にここまで!」
胸倉を掴みながら、上条は声を張り上げるが、土御門が反論するように返す。
「カミやん。ステイルだって魔術師、耐性ぐらいはあるにゃー」
そう言いながら、土御門から血が滴る。
「土御門……お前……!」
「これもしっかりと魔術って訳だにゃー。飛んでくる術式の魔力に反応して距離と方角を教えてくれる……魔力はきちんと使ってるにゃー。確かに俺がもっときちんと魔術が使えれば、ステイルはこんな風にはならなかった……認めてやるよ。だから絶対に俺は速記原典を破壊する。そして、オリアナも捕まえて、刺突杭剣の取引も絶対に成功させない!」
「カミやん。地図。北西302メートルに何があるか知りたい」
「あ、ああ」
そう言い、携帯を開き、GPSを使うと、その場所に驚く。
「中学校……」
雪旗がゾっとした。その場所は絹旗が居る中学校だったから。
そのまま、三人はその中学校へと向かう。当然、この格好のままじゃ入ることができない。もうそろそろで競技も始まる。
「もう、こっそりは入れないにゃー……選手としてまぎれるしかないにゃー。カミやん、雪っち。最も簡単な魔術儀式って何か知ってるかにゃー?」
「なんだ? 突然」
雪旗が言うと、土御門が言う。
「触れることだにゃー。自動迎撃術式は触れることで発動する。つまり……」
「一般人に被害が!!?」
「その通りだにゃー。ということで!」
そう言って、二人を突然押す土御門。そこは汚い水溜りだった。
「ぐげぇ……ッ!?」
「ぶべぇ……!?」
二人が同時に水溜りへと突っ込む。そして土御門も飛び込む。
会場の前には警備員が居り、嘘をついて、もぐりこむことに成功した。
「おい? この格好じゃさすがに……」
「なぁに、保健室には代えの体操服があるってのは相場なんだよ」
「無かったらどうするつもりだ……?」
「その時はその時だにゃー」
そんなことを言いながら、保健室に行き、代えの体操服があったので、助かった。そのまま競技へと紛れ込むことに成功した三人だった。
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