とある雪旗は転生者   作:三十面相

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 駄文で申し訳ありません。見ていただけたら、幸いです。


七月二十日。ついに、物語は動き出す?

 今日は七月二〇日。簡単に説明すると、今日がインデックスと初めて出会う日でもある。雪旗硬地(せつきこうじ)の寮の部屋が上条のすぐ隣というのを昨日知ったばかりで、いろいろと面倒なことに巻き込まれるんじゃないだろうか。と心配しているが、絶対に巻き込まれるだろう。というか多分自分から行きそうな気がする。それだったら、『イレギュラー』が混じるんだったら………悲劇を回避してやろうじゃないかと雪旗は思った。

 

 

 今回の犠牲は上条当麻だ。彼は記憶のエピソードを司る部分が綺麗さっぱりと無くなるのだ。それを考えると、やはりそんな悲劇を避けることができれば、今回に限っては誰一人として、傷つかず、事が済むのではないのだろうかと、雪旗は楽観的に考えていた。

 

 

 それからしばらく経ち。インデックスがどうやら外へと出て行ったようだ。彼女がこちらに来るのは、大体夕方ぐらい。さすがにここら辺に改変をいれてしまうと、後々、面倒なことが起きてしまう危険性が出てくるので、ここは原作通りにインデックスには悪いが斬られてもらおう。

 

 

(なんか、考えている内に自分が外道に感じるぜ……)

 こればかりは仕方ない。犠牲なのだと、無理やり自分を納得させる雪旗。彼にとってはそこまで気持ちの良いモノではない。しかし今回に限り、こんなチャンスが回ってきたのだ。決して、今の自分以外にはできないと考えるのは傲慢かもしれないが、それでも自分以外にできないのならば、自分は傲慢と言われようが偽善と言われようが、立ち上がると心に誓った。

 

 

(随分、格好つけてるけど、所詮、目立ちたがりって訳だよな……)

 

 頭を掻きつつ、自分を卑下する。とりあえず夕方までは暇なので、適当に遊びにでも出かけようかと思い、寮の外へと出て行くのだった。

 

(そういや、いろいろと忘れてたな……ここら辺のことを覚えておかないと、後々大変なことになるわ……)

 神の英知もそこまで優れているわけではないようだ。

「……暇だ」

 何か面白い出来事は落ちていないか……そんなことを考えながら、適当に辺りをうろうろして回る。結局見つけたのは女子に絡んでるスキルアウトぐらいだった。ちなみにそのスキルアウト達には、丁重にやめるように言い。彼らも快く引き受けてくれた。なんと言う。自らのカリスマ性に畏れいるぜ……。(実際はほとんど武力行使)などと、バカみたいなことを考えていると、黒い修道服を着た男が目に入る。

 

 

 多分、自分に用事がある訳ではないと思う。本当に偶然、目に入ったのだ。すると黒い修道服の男もこちらを見る。修道服なのに黒いというギャップに少し笑いを堪えつつも、その黒い修道服の男に近づいて行く。

 

 

「……おい、お前。なんか変な感じだな。何かここで問題でも起こそうとしてんじゃねぇか?」

「…………貴様には関係のないことだ。勝手に口出ししてくるな……私は、一刻も早く。ある少女を見つけねばならんのだ」

「ある、少女? 一体誰のことだ? まさか『学園都市』の超能力者の中の誰かか?」

「そんなモノではない」

 当然、雪旗は彼が誰を探しているのかは検討はついている。おそらく、これに察知してステイルと神裂も動き出している頃だと思う。

 

 

 だったら、自分にできることなどないだろう。

 そう考え、特に用事もないが、話を続ける。

「……もしかしたら、俺は知ってるかもしれないぞ。お前のが探してる人……お前の格好から見るに、おそらく探してる少女ってのも同じよう

な服装をしてるんじゃないか? だったら、きっと目立つと思うぜ?」

 

「ならば、私でも見つけることは容易いだろう」

 そのまま、彼は面倒事はごめんだと思ったのだろう。そろそろ、引き上げようとこんなことを言った。

「……私は、そろそろ、行く。いい加減、そこを退いてくれないか」

「最後に一つだけ聞く。お前は何を考えてる。もし、学園都市に何かしようとしたら、俺はお前をぶっ飛ばすぞ」

「それは、お互いの為にするべきではないな。後々に面倒なことになるぞ」

 そのまま黒い修道服の男は雪旗を無視してどこかへ行く。

(魔術の一つも見れなかったな……若干楽しみにしてたのに……。アイツもイレギュラーなのか? それとも語られてないだけで存在はしていたのか?)

 

 考えはどこまで行っても堂々巡りになるだけで答えなど出るはずもなかった。




 もう少し、頑張りたいと思います。
 ここまで見ていただき、ありがとうございました。
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