とある雪旗は転生者   作:三十面相

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今回も駄文なのは、申し訳ありませんが、暖かい目で見ていただけると幸いです。


第二十三学区

 ステイルからの言伝で土御門が何かを掴んだという情報があったらしい。土御門と合流する。辺りもそろそろ日が沈み、景色が夕焼けに染まっている。

 そして、どうやら使途十字は、いや、やはりというべきか星座が関係してるという事になっているのだが、それ以外にも、他のギミックがある。というのが土御門の見解らしい。

 直後、電話がくる。オルソラだ。そして、どうやら発動条件も彼女が掴んだようだ。今回、その使途十字(クローチェディピエトロ)が使われるポイントも掴んでいるようだった。その後、ステイルとも合流する。

「ポイントは、二十三学区の実験空港か……でもどうやって潜り込むんだ?」

 

「ふっ、それはあれだ。今回限りのオレの特権ってヤツを使うんだぜい?」

 どうやら、警備状況を変えてもらったようだ。土御門の特権というヤツは随分と恐ろしいな、と雪旗は思ったが、今回はそれが役立った。二重スパイというのが、上手く働いたと思えばいいのだろうか。

使途十字(クローチェディピエトロ)の発動時刻は日没直後、おそらく午後六時から七時の間、二十三学区のターミナル駅までは一〇分、リミットは二十五分ぐらいしかないんだぜい?」

「その身体で大丈夫なのか……?」

 雪旗が聞いたが、どうやらこの三人で抜けられる程、二十三学区の警備は甘くはないようだ。つまり、絶対に土御門の力が必要になるという事だ。

 列車が到着する。これに乗り込めば、後戻りはできない。つまり、ここが最後に引き返す場所だ。

 

「覚悟は決まってるのか? これに乗り込めば、後は殺し合いだけが待っているんだぞ。上条当麻、雪旗硬地」

「当たり前だろ? こっちはそれぐらいの気持ちでここまで付いてきてるに決まってるだろ? ま、人殺しとかは御免だが」

「ああ、後、俺は殺し合いで終わらせるつもりは無い!」

 全員で列車に乗り込み、最後の戦いへと赴く。使途十字(クローチェディピエトロ)など成功させない為にも、これ以上の犠牲者を増やさない為にも、こんな事を終わらせるのだ。絶対に。

 隠れつつ、進む。どうやら空が飛行機などで混雑してる為、監視用の機体も巡回のルートを変化させるらしい。死角を使って、潜り込む。

 

 土御門を先頭に走り出す。先には、フェンスがある。それを土御門が掴もうとする瞬間。雪旗が上条よりも少し早く叫んだ。

「あぶない!! 土御門!!」

「ん? 何が?」

 と言ったと同時にフェンスに掴んでしまった。

「ぐあぁあ!!?」 

 電気のようなモノが迸り、そのまま後方へ飛ばされる土御門。先程、ボコボコにされた後のこれで、もう既に動けなくなっている。雪旗がステイルに言う。

「ステイルは土御門を見ててくれ、上条! これを消してくれ!」

「あ、ああ!」 

 すぐさま、幻想殺しでこのトラップを消し去り、フェンスを昇りながら、雪旗が言う。

「待ってろ、すぐに終わらせてきてやっから」

 雪旗・上条vsオリアナ=トムソン。バトルが今、始まる!

 




ここまで読んでいただき、ありがとうございます。


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