とある雪旗は転生者   作:三十面相

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今回も駄文ですが、暖かい目で見てくだされば、幸いです。


雪旗硬地&上条当麻vsオリアナ=トムソン

 先に動いたのは、オリアナ。単語帳を一枚、咥えて、吹き出すと、空気の塊のようなモノが襲い掛かってくる。上条はそれを右手で殴り、破壊しようとしたが、どうやら簡単には消えてくれなかったようだ。

「上条! 伏せろ!!」

 

 上条がとっさに反応する。そして、光線の如く、光の粒子が風を消し去る。どうやら竜王の息吹の威力調整もできるようになっているようで、風だけを綺麗に消し去る。身体から噴水のように血が吹き出るが、それらすべてを無視して、血まみれの状態でぶっ飛ばしにいく。かなり不気味で恐怖を煽る状態で走り出すから、オリアナの方も少し、引いているようだ。

「それでも、あの聖人はやっぱりこないようね?」

 

 どうやら、それだけは常に気にしてたようだが、雪旗だって、聖人レベルまで行かなくても、能力で身体能力は凄まじいモノになる。それを駆使しつつ、魔術も扱えるのだ、身体に負担はかなり大きいが、この際気にしない。

 一気に駆け抜けると、オリアナが先に向かった上条に蹴りを喰らわせる。腹部に喰らわせた後、横腹にも食らわせ、横へ大きく吹っ飛ばす。雪旗は接近戦では勝てないと思ってるようで、常に何かの魔術で近づけないようにしている。

 

(チッ、厄介だな!)

「てめぇ!! 何が目的だが、いまだによくわかんねぇけど! こんなふざけた真似したんだ。そのツケはかなり大きいぜ!!」

 雪旗が魔術を無視して、猪突猛進する。それを見て、大きく後退するオリアナに対して、雪旗はブーストのように、地面に蹴りを入れて、速度を上げ、一気に一発叩きこむ。

「くっ!!」

 軽い防御体制に入られたが、それでもダメージは大きいだろう。能力込みでの初殴り、彼女的にもそこそこ効いているようだ。上条もさらに追撃するように殴りかかり、ダメージをさらに食らう。

「くっ!」

「こんな使途十字だの、ふざけた真似しやがって、絶対にこんなふざけた事は止めるぞ!」

「あら、ふざけた事だなんて、これは科学と魔術の壁を取りさげ、世界中の人々を幸せに導く事ができるかもしれないのよ?」

 

 上条は反論するように、言う。

「いいな、それ。それがなんとなく言い事ってのは、わかった。だけど! 俺が困るのは! ここで今、大覇聖祭が潰されちまう事なんだよ!!」

「お前は知らないだろうが、この大覇聖祭がどれだけ、みんなにとって大事か。これを奪う権利は誰にも、お前にも無いんだよ!!」

「その程度じゃ揺らがないわよ? それくらいで傷つくようなら、はじめから動いて無いわよ」

 

 きっと向こうにも向こうなりの正義というモノがあるのだろう。だけど、それでも、彼女は失敗を犯している。無関係の一般人を傷つけるという失敗を犯してしまっている。つまりは結局のところ、それじゃ意味が無いのだ。それだけだと彼には通じないのだ。

「それ、お前が傷つけた姫神の前でも言えるのか?」

 それに一瞬だけ彼女の何かが見えた。おそらく彼女も彼女で好きでやった訳じゃないというのは、知ってる。だけど、それでもやってしまったのだ。だからこんな事は止める。こんなモノしか生まないのならば、絶対に止める。

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございます。


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