今回も駄文ですが、暖かい目で見ていただけると幸いです。
その後、まあいろいろあったが。とりあえずは全部片付いたようだ。アニェーゼ達はイギリス清教に入ったようで。そして上条達は一応、助かっていたので、そのまま旅行を続行ができた。そうして五泊七日の旅を満喫していた。上条達だ。だがしかし上条は知らなかった。その後待ち受ける、恐怖を。
ちなみに旅行の間は雪旗はアイテム女性陣全員にパシリを受けていた。
そんなこんないろんな出来事があった。旅行も終わり、学校へと行く。ちなみに単位的な部分は気にしない。どうとでもなるし、と雪旗は思っていたが、上条的にはどうなんだろうか。そしていつの間にか、Yシャツから学生服に変わっていたりしてる。もうそんな時期か、と雪旗は遠い目だ。ちなみに雪旗は黒い無地のTシャツに学生服を着て、前のボタンを全部開けてる。ちなみに教室で静かにしていたら、上条、土御門、青髪の三人が吹寄に何かしでかそうとして、頭突きを喰らっていたな、と平和を感じていた。
学校も終わり、適当に過ごしてる。今日は一人、誰がなんと言おうと一人。寂しくは無い。絶対に。
(どうして、今日に限って誰も何も言ってこなかったんだろ? まあいいか……それにしても暇だなぁ。地下街にでも行くかぁ……)
そんな事を思っていたら、上条達に出くわす、しかも、何やら愛玩奴隷だのなんだのというふざけた事が聞こえた気がした。それを女子中学生に言ってる気がした。
「……おい、上条」
と頭に一発重たいのを喰らわした。
「いっづーっ!!? 何しやがんだ雪旗!?」
「いやいや、何やらふざけた事を抜かしてるなぁ……と」
「あれは、御坂がやれって」
「いや、私は言ってないわよ!!?」
と美琴は絶賛否定中だ。そのままもう一度、重たいヤツを喰らわした。そして聞くとどうやら大覇聖祭の時に賭けをしていたらしく、その罰ゲームとして、付き合わされそうになってるようだ。
そのまま待ち合わせをした上条と御坂だった。
今日は昼前に学校が終わっていた為、昼飯まだだったりする。また上条達はソーメンを沢山貰ったようで、いろいろと困ってるようだが、一切手伝うつもりは無かった雪旗。ソーメンをいっぱい貰っても、雪旗も雪旗で困る。今日は面倒なのでそこら辺で買ってきた弁当で済ませてる雪旗。
「……ったく、隣がうるせぇ……」
と上条とインデックスの騒ぎ具合(ほとんどインデックス)に呆れている雪旗は今日も静かに過ごしていた。そして昼飯を食べ終わると、そのまま地下街に行く為に外へ出る。時間が大分経っているが、とりあえず、最初の目的通りに地下街へ行こうと思った。特に用事がある訳じゃないが、暇だ。暇なのだとてつもなく、今日に限って誰一人相手をしてくれない。前世を軽く思い出す。
(はあ、死にたくなってきた……死ねないんだけど……後、だんだん空模様が怪しくなってきたな……?)
そんな事を思いながら、空を仰ぎ見ていた。ちなみに上条は今現在、修羅場中なのを雪旗は知らない。そんなこんなで彼は一人でとぼとぼと歩いていると、倒れてる純白シスターとこれまた白い肌に白髪。そして赤い瞳というアルビノを思わせる、幻想的な格好をしている一人の男が居た。そんな幻想的な格好をしているが、目つきは鋭い。
(……インデックスと一方通行とは……これまた奇妙な組み合わせだな……)
そのまま、そんな状況を見てると、どうやら某有名ハンバーガー店に入っていく。それをコソコソとつけていく雪旗の笑みは黒かったのだ。
そして中に入ってビックリ仰天。勢い良く注文するインデックス。
「……やべえ、遠慮を知らない人だ……」
そんな感じで見守っていたら、
(えぇ!!? なんかこっち来るんですけど!?)
ビビリながら、彼はとりあえず周囲をキョロキョロするが、周りに誰もいないし、席も窓際の為、特に取りに来るようなモノの無い。徐々に自身の体温が低くなるのを感じる。そしてついに辿り着く
「おい、オマエ……何見てンだァ?」
「あの、そちらの連れ……俺の知り合いなんすよ……ていうか、俺の事、覚えて無いか? まあ黒髪ツンツンの方は覚えてるかもしれないけど……」
「はァ……?」
怪訝そうな顔をこちらに向ける
「あァ、オマエ、あの時の三下かァ……」
「あぁ? テメェ俺が本気出してなかったから勝っただけで、調子に乗ってるんじゃねぇぞ? これからテメェより強いヤツわんさか出てくるんだから、体を鍛えとけや、モヤシ野郎……?」
なぜここで反抗してしまったのか、言葉が最後まで出た瞬間に気付く雪旗。だが、向こうはそんな事待ったなしだ。首に手を掛け、チョーカーに電源を入れる。完全に殺る気だ。
「調子乗ってンじゃねェぞ三下がァァァァ!!!」
店が壊れるっつの!! と内心叫びつつも、とりあえず雪旗は本気で止めに入る。彼の弱点はチョーカーだが、それ以上に鉄壁の防御の反射がある。だが、魔術に対しては、完全に初見の為、上手く反射する事ができないだろう。一瞬で竜王の息吹を飛び出そうとするが、ここで一つ、思う。もしもここで暴れたら、どうなるか。答えは簡単だ。尋常じゃない被害が出るだろうし、下手したら、インデックスが傷つくかもしれない。それだけは避ける為、襲い掛かってくる一方通行に対して、そのまま受ける。そのまま窓ごと、破壊され、外へと飛び出す雪旗と一方通行。一瞬でギャラリーが集まってくるが、知った事ではない、外に出た瞬間が勝負だ。雪旗はそのまま反射を貫く
「はぁ、はぁ……やりすぎだっつの……」
「オ、オマエ……何をしやがった?」
一方通行にしてみれば、反射を破るだけの攻撃を受けた事自体信じられなかった。あの時、あのツンツン頭の少年にも破られたが、まさか他にもそれをできるヤツが居るとは一方通行も思わなかっただろう。
「……ったく、教える訳ねぇだろ。それより、さっきは悪かったよ。ほら、仲直りの握手だ」
「……チッ」
握手は拒絶、だが、どうやらさすがに暴れる事はもう無いようだ。
「……はあ、お前さ、あんまり反射に頼りすぎるの良くないと思うぜ? 他にもやりようはいくらでもあるんだからよ」
「……」
そのまま雪旗の助言も無視して、杖を取り出し、チョーカーの電源を切り、また歩き出す。彼自身、別の用件があって今は忙しいのだろう。
「あ、そういや、地下街行こうと思ってたんだっけ、三人で行くか?」
「はァ?」
「うん! 行くかも!」
こうして奇妙な組み合わせで行く事になった。
「オイ、待て。俺はまだ一緒に行くなンて――」
そんな事を言ったが、引っ張られ結局三人で行くことになった。一方通行は忌々しそうに雪旗の方を見てくるが、雪旗は特に気にした素振りすら見せない。
(時間ってやつはたっぷりあるからなぁ……)
そんなこんなで地下街まで辿り着いた。久々の地下街だが、あの時は地下街で事件があったが、今回は地下街では事件は無い。そういえば、御坂妹がここで上条と会ってた気がする。
(確か、最後に助けたのが、10031号だから……そうか、一人助かってたっけ)
そうして、地下街を歩いていると、案の定と言うべきか、雪旗は上条と出くわす。
「よぉ、上条と……ちっちゃい御坂?」
そこには小さな御坂美琴に似た女の子が居た。もちろん雪旗は知っている。一方通行のヒロインである打ち止めだ。考えてみれば、初めての対面である。
「えぇっと……あなたは確か、あの人にボコボコにされてた人!!」
ズビシッ! と人差し指で指され、しかもかなり不名誉な覚えられ方をしてる。一応、助けに入ったのに、特に功績は残せていないので、こういう不名誉な覚えられ方をしたのだろう。少し悲しくなっている雪旗だったが、とりあえず上条にインデックスが来る事を伝えた。
「そっか。わかった。サンキュ」
「おう」
こうして各々、帰ることになった。雪旗はもう少しだけ地下街に居る事にした。そうこうしてる内に辺りは暗くなっていた。しかも雨が降っているという状況だ。
(チッ、傘ぐれぇ、持ってくらよかったぜ)
その時、一本の電話が鳴った。
「はい、もしもし?」
「超、助けてください……」
「は?」
「麦野を超助けてください!!!」
絹旗の悲痛な叫び。一体何があったか、焦燥感に駆られながらも、雪旗は冷静に今、どういう状況でどこに居るのかを聞きだした。
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