飛ばされた場所はログインした場所と同じ場所だった。
「ここは〈始まりの街〉の広場か?」
二人も俺の言葉に納得する。
すると、俺達以外にもここへ飛ばされた人達が集まってきた。
「しかし何でいきなり飛ばされたんだ?」
「おそらく、バグの謝罪とかじゃないかな、ログアウトが出来ないためしばらくお待ち下さいとか」
しばらくすると、空の色が変わり、ロープを被った大きなキャラクラーが出てきた。
「ようこそ、私の世界へ
私の名前は茅場晶彦という
君たちは現実世界へ戻れない
ここでのゲームオーバーが死につながる
これはゲームであって遊びではない。」
いきなり現れて一体何を言っているんだこいつは?
茅場晶彦,,,確かこのゲームの作者かつナーヴギアの作製者だっけな
「まぁ、慌てるなって言っても無理があるだろう。
私からのプレゼントがある
どうぞ使ってくれたまえ。」
するとアイテムの中に手鏡があった。
俺はその手鏡を使ってみた。
使ってみると手鏡から強い光に当てられた。他のやつも同じように強い光に当てられている
光が弱まって、俺の周りを見るが大きな変化はなかった。
「大丈夫かハク?」
「誰だ、アンタ?」
ついそう返してしまった。
「おーい、ハクは大丈夫だったか?とこでキリトは知らないか?」
今度は知らない男性に声をかけられた。
「もしかして、二人、キリトとクラインか?」
少年と男性の二人に言った。二人は頷いた。
「ということはそっちの少年がキリトか?かなり中性な顔をしているな」
「じゃあ、この男性がクライン?随分とドンマイな感じになったな。
「「ハクは変わらな過ぎ」」
名前以外はほとんどそのままにしたからな
「気にいってくれたかな私からのプレゼントは?
ちなみに強引にナーヴギアを外したならば
ナーヴギアの電圧でそのまま死ぬ
現実世界で警告したにも関わらず
死んだ人間が既に200人以上を越えた」
そう簡単に言いやがった、人の命を何だと思っているんだ。
他の奴らもガヤガヤと文句を言ってる。
「現実世界に戻る方法が1つある
ゲームクリアである100層到達である
無事にクリアできる事を望むよ。」
そう言い終えると、ロープを被ったキャラクラーは消え空の色が元に戻った。
他の奴らは今の状況をまだ呑み込んでいないみたいだ。
広場はパニック状態になっていた。
「二人ともこっち来て」
キリトに手を引かれ、建物の裏まで来た
「この辺りのモンスターは直ぐに刈られる。俺は今直ぐに別のところへ行く、今ならまだ混雑になるまでに行ける。二人はどうする?」
「悪いキリトよ、俺以外に五人この世界で会う予定がある。そいつらを置いて次には行けない。」
そうクラインが言うとキリトは何ともいえない顔になった。
「キリトの言葉はありがたいが、まだこの街でやり残した事がある。直ぐに追い付くから行き方だけ教えてくれないか?」
そう言うとクラインは、「それなら俺も」と言った。
キリトは道を教えたら、直ぐに次の街へ行こうとした。
「キリト、死ぬなよ。」
「っ、それはそっちもだろ。」
「キリトっ!お前の顔かなり好みだぜ。」
「クラインも、その顔の野武士面似合っているぜ」
そう言って俺達3人は別れた。