マイ「艦これ」(第9部)「提督暗殺」   作:しろっこ

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轟沈した赤城さんの取材をしていたら技術参謀が情報をくださいました。ブルネイでの出来事でしょうか?
かなり盛っている疑いがアリます。でも、こんなこともあったのですね。


第15話<赤城さん:おやつ紛失事件>

「バカ……ですか?」

 

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オトナ「艦これ」「提督暗殺」(みほ9ん)

:第15話<赤城さん:おやつ紛失事件>

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 赤城が暗い顔で司令に近づく。

 

「司令(美保の赤城は提督とは呼ばない)」

 

「はい?」

 

司令は冷や汗をかいているのか? 馬鹿にしか見えない。

 

「あの……気のせいかも知れませんが私の……その、オヤツが」

「……(脂汗)」

 

あいつ(司令)は何をドギマギしているんだ。

 

「昨日から減っているような気がします。司令はご存知ありませんか?」

「な、ないよ。ないなあ(よそ見)」

 

 ここで赤城はガシッと美保司令の腕をつかんだ。おお、痛そうだな!

 

「司令?」

 

 赤城が目をウルウルさせて問いかけているが司令は答えない。フフフ、答えられまい。何しろお前が隠して……おお、だんだん腕がプルプルと痙攣している。

 

正規空母だから馬力はでかいぞ……でも、赤城は優しいからな。さすがに血が止まるほどの力ではない。

 

 チッ、どうせならもっとグイグイいけ!

 

これがあの日向なら容赦なくあいつの腕をプレスするんだろうけどな……。

 

お?

 

司令がロボットのようにぎこちなく振り向いて……絶句してるぞ。面白いなあ。

 

「……」

 

赤城のやつ、メソメソと涙を流していやがる。あぁ、どうしてお前は一航戦なのに、そんなに優しいんだろうな? 少しは加賀を見習え!

 

硬直していた司令が片手で赤城の手を取った。そしてゆっくり振り向いた。さて、なんて言うかな?

 

「申し訳ない赤城さん! この通り謝る。どうしても緊急接待でオヤツが必要になったので……」

「……」

 

なんだ直ぐに自白したのか。つまらないな。

 

だが彼女の泣き顔は金剛や比叡の泣き方とは明らかに違うな。五月雨に近いタイプだ……などと感心している場合ではない。

 

 そもそも赤城も問題だ。たかが『おやつ』如きで、なんだ? このざまは。

やれやれ……司令のやつが頭を下げているぞ。10秒近く最敬礼をしていただろうか?

 

 赤城はまだ無言だな。さすがに無言の彼女を前にしたら、ちょっと怖いかも知れないが……司令が恐る恐る頭を上げると赤城は涙を拭きながら言った。

 

「ゴメンナサイ。つい感情的になってしまいました。仰って頂ければ喜んで、お出ししましたのに……ウフッでも深夜ですから無理でしたね。私も寝ていましたから日向さんも声を掛け辛かったのでしょう」

 

哀しみの表情から笑顔に戻る。瞬間湯沸かし器みたいな印象だな。

 

フッ……バカ司令め、彼女の笑顔で悩殺されているぞ。私は思わず隣の駆逐艦に語りかけた。

 

「いいか五月雨、あれが馬鹿というものだ」

 

五月雨はまじめにうなづく。

 

「バカ……ですか?」

 

司令が振り返る。

 

「何、教えているんですか!」

 

 




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※これは「艦これ」の二次創作です。
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サイトも遅々と整備中~(^_^;)
http://www13.plala.or.jp/shosen/
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PS:「みほ9ん」とは
「美保鎮守府:第九部」の略称です。
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