超次元ゲイムネプテューヌ~女神を守る守護者~   作:ほにゃー

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第9話 赤面アイエフ!謎の赤い十字結晶!

ある日のこと、リオ達はベールとシオンの誘いに寄り、リーンボックスに来ていた。

 

そして、ベールたちの計らいに寄り、リオ達はリーンボックスの誇る歌姫“5pb”のライブに来ていた。

 

普段はアイドルに興味のなさそうなリオやスワルト、アイクも初めて聞く歌に思わず聞き惚れていた。

 

「アイドルなんてって思ってたが、こうして聞いてみるといいもんだな」

 

「ああ。正直侮っていた」

 

「流石はアイドルって所だな」

 

「てかさ、私達を呼んだベールとシオンは?」

 

ネプテューヌの言う通り、本来なら招待主であるベールとシオンが全員を案内するはずだったのだが、時間になっても二人は現れず、仕方なくリオ達は当初設定されてた予定通りライブに来ていた。

 

「ライブが終わったら直接教会に行きましょう」

 

ノワールの提案に全員が頷き、一先ずは5pbの歌に集中することになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライブが終わりリオ達はリーンボックスの教会へ行き、ベールとシオンを探し始める。

 

職員に聞くと、二人は何処にいるのか分からないとのことだった。

 

一応仕事自体は終わらせてあるので、問題は無いのだが、リオ達は取り敢えず、何処にいるのかも分からない二人を探すため、教会内を歩いていた。

 

「ライブに招待してくれたのはいいけど、肝心のベールとシオンが居ないなんてどういうことなの?」

 

「きっと何か事情があるのよ、きっと」

 

「で、何処にあるのよ?ベールとシオンの部屋は?」

 

ノワールとベールが話していると後ろの方ではニアとニヤ、ラムとロム、そして、リオとネプテューヌの六人が扉を一つ一つドアノブを弄って部屋を探していた。

 

「あ!開いてる」

 

その時、ネプテューヌが触れた扉の一つが開き、ネプテューヌの声に全員が振り返る。

 

ネプテューヌは部屋の中を覗くと、声を上げた。

 

「うおおお!」

 

「なんじゃこりゃ!」

 

リオも中を覗き込み、声を上げる。

 

中はゲームやフィギアが置かれ、ポスターが壁中に張られている。

 

「何が……あったですぅ?」

 

「荒らされた後みたい……」

 

「と言うより………」

 

「散らかってるな」

 

スワルトの言う通り、部屋の中は荒らされてるのではなく、散らかってるだけだった。

 

そんな部屋の中にリオとネプテューヌはずかっずかっと入り込み、物色する。

 

「おお!これは十八歳にならないと買えないゲーム!」

 

「ちょっと!小さい子もいるのよ!」

 

「何言ってるんだよ、アイエフ」

 

リオは18禁のゲームを一つ手に取り、アイエフに見せる。

 

そのパッケージを見て、アイエフは顔を赤くする。

 

「子供の成長にはこういうのが必要不可欠なんだ。若いうちから正しい性知識をだな「だからって私に見せるな!」

 

アイエフの蹴りを受け止めつつ、ゲームをネプテューヌにパスする。

 

「いいな~。私、見た目的にどうしても買えないんだよね~」

 

「ネプテューヌ。何のためのネット通販だ?」

 

「あ!そっか!ネットで買えばいいのか!」

 

アイエフの蹴りや拳を受け止めつつ、助言するリオにネプテューヌは納得する。

 

「ねぷ子!アンタにはまだ早いわよ!精神的にも、肉体的にも!」

 

「ほお?なら、何がどう無理なんだ?」

 

「そ、それは…………!」

 

リオの質問にアイエフは更に顔を赤くする。

 

「それは……その………!」

 

もじもじとし、目を泳がせていると、アイエフは気付いた。

 

リオとネプテューヌがにやにやしていることに。

 

「き、貴様らは!」

 

袖からカタールを出し、二人に振る。

 

「お前らは冥界の神の審判を受ける必要はねぇ!私がその魂、奪ってやるわ!」

 

厨二発言全開にし、リオとネプテューヌに襲い掛かる。

 

「それにしても、ベールさんとシオンさんは何処にいったんだろ?」

 

「そうだな」

 

兄と姉が殺されかけているにも関わらず、ネプギアとライは部屋を見渡す。

 

『後方の部隊は何をしていますの!?』

 

『ちっ!このままだとジリ貧になる!』

 

「「んっ?」」

 

その時、奥の部屋から聞き覚えのある声に、ネプギアとライは気付く。

 

扉をこっそり開け、中を覗くと、そこには背中合わせに椅子に座りながら、ヘッドフォンを付け、ゲームをしているベールとシオンが居た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「つまり時間まで一時間ほど時間があったからちょっとだけゲームをしようとしていたと?」

 

「そうなんだ。そしたら、丁度攻城戦が始まってて」

 

「抜けられなくなったのですわ」

 

目の前で笑いながらそう言う二人にスワルトは呆れながら溜息を吐く。

 

「ライブの後はホームパーティって聞いてるのだけど」

 

「その準備は出来てるのか?」

 

「ホームパーティ?」

 

「準備?」

 

ブラントアイクに尋ねられると、二人は忘れた様子を見せるが、すぐに思い出した。

 

「も、もう少しで城を落とせますから」

 

「その後ですぐに……ね?」

 

そう言いながら、二人は手元のコントローラーを操作しながら横目で画面を見る。

 

「……こういう人だったのね」

 

「まさかシオンまでそうだったとは……」

 

「ま、まぁ趣味はひとそれぞれだし……」

 

「ゲームが趣味とは聞いてたがここまでとはな………」

 

アイクとブラン、スワルトとノワールがそう言うと、リオとネプテューヌは呆れだす。

 

「まったく駄目女神と駄目守護者だね!」

 

「全くだ!もしかしたら、俺達より駄目かもな!」

 

「「「「それは無い」」」」

 

スワルトとノワール、アイクとブランの四人の台詞がハモる。

 

「ねぷっ!?凄い息が合ってる!?」

 

「お前ら打ち合わせでもしたのかよ!」

 

「でも、どうします?まだ時間が掛かるようですけど?」

 

落ち着きを取り戻したアイエフが尋ねるとノワールは少し考え始める。

 

数分後、メイド服を着たノワールといつもの執事服を着たスワルトが全員の前に立っていた。

 

「さぁ!準備を始めるわよ!」

 

「ちゃっちゃっと終わらせるぞ」

 

「えぇ~!私たちは準備するの!?」

 

「俺達一応招待客だぞ!」

 

「口より手を動かせ!」

 

文句を言うリオとネプテューヌにスワルトはハタキを手に言う。

 

「まず、アイエフとコンパ、ネプギアとライの四人は買い出し!他は掃除よ!さぁ!張り切ったやるわよ!」

 

「で、出た!こういう時妙に張り切るタイプ………!」

 

「嫌われる委員長タイプだな。それで結果的にクラスに馴染めなく、ハブられる奴だ」

 

「リオ、それ以上は地雷だよ」

 

「そこ!ちゃっちゃと働く!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴァイス&ユニ

 

「ああ!」

 

「どうした、ユニ?」

 

ユニが声を上げ、近くで掃除をしていたヴァイスが尋ねる。

 

「ヴァイス!どうしよう!?これ、落して壊しちゃった………」

 

ユニが涙目で見せてきたのはバラバラになったフィギアだった。

 

「ユニ、大丈夫だ。これは元々腕や足のパーツが外れるタイプの奴だ」

 

「そうなの?」

 

「ああ。だからちゃんと嵌めれば元通りになる」

 

「わかった!」

 

ユニは落ちたパーツを拾いそれをくっ付け直す。

 

「出来た!」

 

そう言うユニの手の中にはパーツが変なところに着いてるフィギアがあった。

 

「………ユニ、それ付けるとこ違う」

 

「ええ!?」

 

 

 

 

アイク&ブラン&双子兄弟&双子姉妹

 

「この雑誌、ルウィーでは見かけないわね」

 

「恐らく、リーンボックスだけで販売してるんだろうな」

 

アイクとブランは掃除そっちのけで雑誌と本に没頭し、ニアとニヤ、ロムとラムは本に落書きしていた。

 

 

 

 

リオ&ネプテューヌ

 

「あ!これやりたかったゲームだ!」

 

「よし、やろうぜ!」

 

「掃除はどうする?」

 

「サボればいいだろ?働きアリの法則だ」

 

「なるほど!流石リオ」

 

サボってゲームをしようとしてると、二人の背後に二人の陰が現れる。

 

「何が流石なんだ?」

 

「あんたたち、掃除は?」

 

「いや、これはその……」

 

「ちょっとした息抜きで……」

 

「「すぐに掃除しなさい(掃除しろ)!」」

 

「「はい!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部屋掃除チームが屋敷内でてんやわんやしてる頃、買い出しチームは分かれて買い物をしていた。

 

アイエフとコンパは単独で買い物に向かい、ライはネプギアと一緒に買い物をしていた。

 

「………ね、ネプギア。それ、重くないか?重いなら、俺が持つけど………」

 

「大丈夫だよ!心配してくれてありがとう、ライ君!」

 

ネプギアの微笑みにライは顔を赤くしてそっぽを向く。

 

(ライ君、またそっぽ向いてる…………うう……やっぱり私嫌われてるのかな………)

 

ライのその態度をネプギアは嫌われていると捕えていた。

 

(ユニちゃんやロムちゃん、ラムちゃんには普通に接してるし、お姉ちゃんやノワールさん、ブランさん、ベールさんとか他の人にも普通なのにどうして私だけ…………)

 

ネプギアは俯いて溜息を溢す。

 

すると、地面に十字の赤い結晶が落ちてるのに、気付きしゃがむ。

 

「ん?ネプギア?」

 

ライはしゃがんだネプギアに気付き、ネプギアの手元を覗く。

 

「これ……なんだろう?」

 

ネプギアはそれを手にする。

 

すると次の瞬間、ネプギアは持っていた買い物袋を落とし、苦しそうにする。

 

「ネプギア!」

 

ライは声を上げ、ネプギアの肩を揺する。

 

「ネプギア!しっかりしろ!」

 

ライはネプギアに声を掛けながらネプギアの手にした結晶を見る。

 

(あれに触れたら、ネプギアが急に苦しみ出した………なら、これが原因か?)

 

ネプギアの手から結晶を取り、それを見る。

 

(見た感じ、ただの赤い結晶なんだが…………うっ!?)

 

するとライの体から急に力が抜け、持っていた結晶を落とす。

 

「はぁ……はぁ……!い、今のは………!」

 

「それに触るなっちゅ!」

 

すると後ろから喋るネズミが現れ、結晶を引っ手繰り逃げ出した。

 

「ギアちゃん、ライ君、どうしたですか?」

 

「わ、分かりません」

 

「急に体の力が抜けて………」

 

「貧血です?でも、女神さんと守護者さんが貧血だなんて聞いたことないです」

 

ライは急に力が抜けた原因があの結晶にあると考えたが、また確証が持てずそれを黙っていた。

 

そして、その結晶を引っ手繰って逃げたネズミ。

 

ライは、何故かとてつもなく嫌な予感を感じていた。

 

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