その内、ゲームの方もプレイしたいと思います。
では、どうぞ!
ここはゲイムギョウ界、四人の女神と四人の守護者によって守られている世界。
近代的な街並みが立ち構えているこの世界を構成する四大国の内の一国、ここ、プラネテューヌで、この世界は新たな一歩を踏み出そうとしていた。
「ゲイムギョウ界にあまねく生を受けた皆さん、新しい時代にその一歩を踏み出せるこの日を…皆さんと共に迎えられることを、喜びたいと思います…」
紫のドレスに身を包み、長く、ドレスよりも明るい紫色の髪を二本の三つ網にして後ろで束ねた女性がレッドカーペットの上を歩き出し、その後ろから黒いコートを纏い、ボロボロのソフトハットを被り、腰には二丁の拳銃を吊ってる青年が続く様に歩く。
彼女は“パープルハート”、革新する紫の大地、プラネテューヌの守護を司る女神。
「ご存じの通り、近年、世界から争いが絶えることはありませんでした…」
彼女の言葉に合わせて、十字に建造された道の先に座っていた三人の“女神”と三人の“守護者”も立ち上がった。
それぞれの女性たちは神々しさを感じさせるほどに美しく、気品にあふれていた。
「女神 ブラックハートが納め、守護者バイオレットナイトが守護するラステイション」
銀色の長髪をなびかせて立ち上がった、黒いドレスの女性と、その後ろから白い軍服に紫の外套を羽織り、外套で右腕を隠し、腰にレイピアを差している青年がゆっくりと歩き出す。
「女神 ホワイトハートが納め、守護者スカーレットナイトが守護するルウィー」
シアンブルーの髪をした、小柄の白いドレスを着た少女が立ちあがり、同じくその後ろから赤いチャイナ服を着、手には一本の三節根を持ち、柔和な笑みを浮かべる青年が歩き出す。
「女神 グリーンハートが納め、守護者シルバーナイトが守護するリーンボックス」
グリーンの髪をポニーテールにした、白くうっすらと緑色の色合いが施されたドレスを着た女性が立ちあがり、またしてもその後ろを、騎士を彷彿させる鎧を胸部と腕、脚にのみ装着し、手には巨大なハルバードを持った青年が歩き出す。
「そして私、パープルハートが納め、守護者ダークナイトが守護するプラネテューヌ」
四人の女神と四人の守護者は中央に集まるように歩き続け、足元にパネルが出現し、四人の女神は空中を歩くように歩を進め、四人の守護者もその背中を守るかのように歩く。
「四つの国が国力の源であるシェアエナジーを競い、時には女神同士、守護者同士が戦って奪い合う事さえしてきた歴史は、過去のものとなります…本日結ばれる友好条約で、武力によるシェアの奪い合いは禁じられます、これからは国をより良くすることでシェアエナジーを増加させ、世界全体の発展に繋げていくのです…」
四人の女神が中央に集結し、手を取り合い、静かに目を閉じる……
「「「「私たちは過去を乗り越え、希望が溢れる世界を作ることをここに誓います」」」」
その瞬間、まわりから溢れんばかりの歓声が響き渡る。
誰もがこれからは平和な時代になる、そう思った。
式典が終わり、ダークナイトとパープルハートは大きなホールに天井には眩いばかりのシャンデリア、一面の壁はすべて窓になっているパーティ会場のバルコニーに居た。
「……疲れたな」
「そうね」
そう言うと、二人の体は一瞬光り、そして、パープルハートは先程の美しい女性の姿とは打って変わって、身長の低い少女へとなった。
ダークナイトは服装がコートからジーンズと黒のパーカーになり、頭には黒いヘッドフォンがあった。
「ひゃっほう!終わった、終わった!やっぱこっちの姿の方が楽でいいね!」
「全くだ。式典とか肩の凝る催し物はもう勘弁してほしいぜ」
「相変わらず、落差が激しいわね。貴方達は」
「女神と守護者の時の性格が、この時でも一割ほど残ってるといいのだがな」
そして、ブラックハートとバイオレットナイトの姿も光り、普段の姿である、黒髪ツインテールの少女と、執事服に袖を通した青年へと変わる。
「それよりさ、ノワール!どうだった?私のスピーチ!」
「ま、まぁ、悪くはなかったわ。どうせ、イストワールが考えたんでしょうけど」
「けど、テメーだけ目立つ役だったのは納得がいかねーな」
ホワイトハートが荒々しく言い、姿が光る。
「じゃんけんで決めたのは後悔してる……」
普段の姿が変わると、先程の荒々しい性格が消え、大人しく、そう呟いた。
「まぁ、いいじゃありませんか……今更言っても大人気ないですし」
グリーンハートも女神の姿から普段の姿へと変わる。
「そうそう!だって、私達、もう敵じゃなくて仲間なんだから!ね!」
パープルハートもといネプテューヌはそう言い、持っていたカクテルを突き出す。
すると、ブラックハートことノワール、ホワイトハートことブラン、グリーンハートことベールの三人も持っていたカクテルを突き出し、乾杯をした。
「本当に平和な時代がくるんだろうか……」
夜のプラネテューヌを眺め、バイオレットナイトことスワルトは呟く。
「ま、それもこれから次第だろ」
スカーレットナイトことアイクもジーンズにワイシャツと言うラフな格好になり、スワルトの隣に並ぶ。
「何にせよ、武力によるシェアの奪い合いは無くなった。これからは女神たちによる内政が今後のシェアの行方に左右するだろうね、無論、僕たち守護者もぼやぼやしていられない」
そう言い、シルバーナイトことシオンはスワルトとアイクに、それぞれのイメージに合った色のカクテルを渡し、最後にダークナイトことリオディール、通称リオにも渡す。
「今考えたってしょうがないだろ。そんなもん、その時に考えればいい」
「全く……どうして貴様はそう後の事を考えようとしないんだ」
「だが、後先考えるリオなんか想像できないよな」
「言えてるね。あれでこそ、リオって感じだよ」
「シオン……そりゃ、どういう意味だ?」
シオンを睨みつけ、リオはグラスを三人に向ける。
「ま、それは置いといて………これからはよろしくなお前ら」
「ああ」
「おう」
「はい」
四人はグラスをぶつけ合い、乾杯をする。
四つのグラスがぶつかり、ガラスの音色が響き渡る。
こうして、新たな時代の幕開けとなった。
分かり辛いかと思いますが、スカーレットナイトことアイクの守護者としての姿のチャイナ服とは、銀魂の神威が来てるようなチャイナ服です。