超次元ゲイムネプテューヌ~女神を守る守護者~   作:ほにゃー

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第27話 二度目の衝突事故!新しい女神と守護者!

「あらぁ、守護者にしては随分過激ね。品性の欠片もないわ」

 

「そんなもの、テメーを斬るには必要ねぇよ」

 

そう言うと、リオは剣でアノネデスに斬り掛かる。

 

すると、アノネデスは手を振ると、モニターの画面が急に変わり、一斉にスワルトに襲い掛かる。

 

スワルトは冷静に襲い掛かるモニターを一枚一枚破壊していく。

 

「うわあああ!!上から来るよ!」

 

「気を付けろ!」

 

リオ達にも襲い掛かるモニターにネプテューヌとリオは軽くボケに這い知りながらも破壊していく。

 

ちなみに、破壊してる最中「あ、このモニター、よく見るとギャルゲー風になってる」と気付いたのはリオとネプテューヌのみだった。

 

「楽しかったわノワールちゃん。あ、写真を公開するってのは嘘だから安心してね」

 

「逃がすかカマ野郎!」

 

スワルトはアノネデスの後を追おうとするが、モニターに行く手を阻まれ、追い付けずにいた。

 

部屋を後にしたアノネデスは、浮きながら廊下を移動する。

 

その足取りは軽く、何処か嬉しそうな上場をしていた。

 

「生ノワールちゃんに会えたんですもの、アジトの一つくらい、ドリームズカムトゥルルルルルゥゥゥゥ!」

 

最後を巻き舌風に言いながら、抜け道の扉を開ける。

 

「ん?」

 

出口を出た瞬間、アノネデスの視界になにやら小さな影がぴょんぴょんと飛び込んできた。

 

飛び込んできたのはクラたんで、素早い動きでアノネデスに近づくと足元から上に向けてどんどんよじ登って行った

 

「ちょ、何!? 何!? ヤダヤダ! どっか行ってぇ!?」

 

突然現れたクラたんに、アノネデスは動揺し追い払おうとするが……

 

「あ~~~~!! クラた――――――ん!!」

 

するとルークを引きずったピーシェがアノネデスに目がけて思い切り飛び掛かり、鳩尾にきれいな体当たりを決める

 

「ぐふぉおお!!?」

 

アノネデスの口から地の声が漏れ、そのまま倒れ込む。

 

「あー!! ピーシェとルークにクラたん!!」

 

「あ、ダメでしょ二人とも!」

 

「ニヤ、なんかすごいカッコいいパワードスーツだ!」

 

「ニア、注目するのそこじゃない」

 

「すみません!」

 

「ごめんなさい!」

 

「悪気はないんです!」

 

「許してください!」

 

ロムとラム、ニアとニヤがやって来て、それに続いて、ライとネプギア、ヴァイスとユニがピーシェが体当たりし、倒れているアノネデスに謝る。

 

「まったく………どんなしつけしてるのよ…………ん? ピーシェ、ルーク?」

 

アノネデスは苦しそうにしながらも体を起こし、ピーシェとルークを見る。

 

「あんたたちの名前、ピーシェとルーク……?」

 

「うん! ぴぃだよ!」

 

「ん、るーく」

 

肯定するピーシェとルークに、アノネデスは特に何の返答を返すこともなくじっと、ただ彼らを見つめる

 

その時、ユニがアノネデスが持っていた鞄から、一枚の写真を拾い上げる。

 

どうやら、ピーシェに体当たりをされた時に落して、その衝撃で鞄が開いてしまったらしい。

 

「これってお姉ちゃんの写真…………ああ!アンタが盗撮犯ね!」

 

「Ooooopus!? お気に入りをプリントアウトしていたのが、仇に!!」

 

ノワールの姿を映した写真を見てアノネデスが盗撮犯だと見抜いたユニは、怒りの表情を露わにするとすぐさまその体を光で包み、己の体を女神としての姿になった。

 

「………許さない!」

 

銃をアノネデスに向け、今にも引き金を引く勢いだった。

 

すると、アノネデスの背後の扉が爆発し、そこから鬼も裸足で逃げ出しかねない形相のスワルトが現れた。

 

「に、兄さん……?」

 

「このカマ野郎……俺から逃げられると思うなよ?」

 

スワルトはヴァイスたちに気付かず、剣をアノネデスの首に当てる。

 

「待て!落ち着け、ヴァイス!殺しちゃダメだ!」

 

「殺したら守護者と言えど問題だぞ!」

 

「いつも冷静な君らしくないよ!」

 

今にもアノネデスを殺しそうな勢いのスワルトをリオ達が必死に説得する。

 

「………チッ!」

 

スワルトは渋々、剣を首から離し、鞘に仕舞う。

 

「………はいはい、諦めるわよ」

 

アノネデスは逃げきれないと判断し、大人しく投降した。

 

その後、やって来た警備兵にアノネデスを引き渡し、事件は解決した。

 

「………見た?」

 

ノワールはユニに、自分のコスプレ写真を見たのかを尋ねる。

 

「えっと………見てな「見たよ!」

 

そこでラムが正直に手を上げて言う。

 

「コスプレってなぁに?」

 

ロムも無邪気にコスプレの意味を聞いて来る。

 

「コスプレってうまいのか?」

 

「ニア、お腹空いてるんだね」

 

お腹が空いてるニアに、ニヤがそう言う。

 

「忘れてぇ~~~~!!」

 

ノワールの叫びが、工場内に響き渡る。

 

すると、隅っこの方でお腹が空いて落ち込んでるピーシェとルークをネプテューヌとリオが見つける。

 

二人は近づき、ピーシェとルークにある物を差し出す。

 

「はい!ピー子!」

 

「ほら、ルーク」

 

ネプテューヌはピー子にプリンを、リオはルークにチョコレートを渡す。

 

「こっそり持ってきたんだ。食べる?」

 

「うん!ぴー、たべるぅ!」

 

「あ、でも半分こだよ?」

 

「うん!ねぷてぬと半分こ!」

 

「ルークにはこれ一枚やるよ。ゆっくり食べろ」

 

リオはルークに板チョコを渡すと、ルークはそれを暫く見つめ、包装紙を取り、半分に割る。

 

「りおでる、半分こ」

 

「いいのか?」

 

ルークはこくりと頷き、ずずいっとチョコレートを差し出す。

 

「ありがとうな、ルーク」

 

リオはお礼を言い、チョコレートを受け取った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねえ、ユニ.....コスプレをやってる私って.....嫌よね.....」

 

ラステイションに帰って来るなり、ノワールはユニにそう尋ねた。

 

姉としての威厳、女神としての手本となるべき自分の隠していた趣味が原因でユニとの関係を悪くしたくない、これはノワールの重大な決意と葛藤の末の答えだった。

 

「もし、ユニが嫌なら……私、やめても……」

 

「お姉ちゃん、やめないで?」

 

ユニはノワールの趣味を否定することもなく、その趣味をやめるということそのものを否定し、優しく微笑む。

 

その様子にノワールは戸惑うが、ユニは言葉をつづける

 

「そう言うことが出来るのって、お仕事に余裕があるからでしょ?」

 

「………そ、そうね、最近時間が出来たから……」

 

「それって、アタシがちょっとは役に立てるようになったから、かな……なんて思って」

 

最近のユニは奮闘し姉であるノワールのサポートを頑張ってきた

 

だから姉が趣味を楽しむ時間ができたことを嬉しく思い、ユニはノワールのその趣味を受け入れたのである

 

「……うーん、それはどうかしら?」

 

「え……?」

 

だが、それに対し、ノワールは何か考え込むような仕草を見せる

 

「………ちょっと所じゃない、すっごく頼りにしてる」

 

「………お姉ちゃん!」

 

意地悪な返答の仕方だったが、ユニにとってそれは何よりもうれしい返答に、二人はどちらからともなく笑顔を浮かべ、笑いあう。

 

「あ、そうだ。スワルト!」

 

ノワールは隣で夕陽を眺めていたスワルトに話し掛ける。

 

「なんだ?」

 

「えっと、そのね………工場で言ってくれた言葉、すごく嬉しかった。ありがとう」

 

ノワールは少し恥ずかしそうに、スワルトにお礼を言う。

 

「ま、アンタの事だから、自分は守護者の務めを果たしただけって言うだろうけどね」

 

「………まぁ、それもある」

 

ノワールの言葉に肯定しながらの、僅かに否定をする。

 

「だがな、それ以上に、あのカマ野郎の行動も許せなかった。ノワールの楽しみを踏み躙るような行為……くそっ!思い出すだけどムシャクシャする!」

 

「兄さん、落ち着いて」

 

荒れる兄を宥めながらヴァイスは、ノワールの方を見る。

 

「ノワールさん、コスプレいいじゃないですか。楽しそうだし、何より、良く似合ってましたよ。だろ、兄さん」

 

「ん?まぁ………そうだな。似合ってはいた」

 

「そ、そう?」

 

ノワールは嬉しそうに頬を掻き、笑う。

 

「どいてどいて!どいてぇぇぇぇぇぇ~~~~!」

 

「そこのお兄さぁ~ん、危ないよぉ~」

 

すると上空から、女の子の焦った声と気の抜けた男の子声が聞こえ、スワルト達は上を見上げる。

 

「「あれ?デジャヴ?」」

 

思わずスワルトとノワールがハモる。

 

そして、本日二回目となる落下してくる人間との衝突事故が起きた。

 

騒ぎを聞き告げ、リオ達もやってくる。

 

「さっきの音何ってねぷぷっ!?」

 

「どうした!?一体何事だってはあああ!!?」

 

「空から……人が!?」

 

「珍しいこともあったもんだね」

 

「珍しいも何も、今日、これで二回目よ」

 

「最近は人間が降ってくる天候もあるんだな」

 

声と音を聞きつけてやって来たリオ達。

 

そこにはとても柔らかい雰囲気を持った女の子と眠たそうしている男の子がいた。

 

「あはは、いった~い」

 

「あ~死ぬ所だった」

 

女の子は笑いながら、男の子は他人ごとの様にそう言う。

 

「「だ、誰?」」

 

ネプテューヌとリオが思わず、ハモる。

 

「あたし~?あたしは~、"プルルート"っていうの~、プラネテューヌの~、女神だよ~」

 

「俺はロウロ、一応プラネテューヌの守護者やってま~す」

 

「……………プラネテューヌの?」

 

「女神と……守護者?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ええええええええええええええええ!!?』

 

柔らかな雰囲気を持つ少女"プルルート"、眠たそうにしている男の子“ロウロ”の自己紹介にリオ達は驚きの声を上げるのだった。

 

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