茄子&麻婆事件から数日。
今日もプラネテューヌは平和だった。
最近ではおばさんとネズミが茄子農家を始めたり、胡散臭いおっさんが激辛麻婆豆腐専門店を開いたとか色々あるが、実に平和だった。
「はい。昨日は色々あって出せなかったけど、どうぞ~」
ロウロが冷蔵庫から人数分の何かを取り出し、それをテーブルに並べる。
並べられたのはプリンだった。
ただのプリンではなく、生クリームやさくらんぼなど様々なデコレーションがされており、かなり手間のかかっている。
「おお!すっごいおいしそう!」
「ロウロは料理ができるんだな」
「そうじゃないよ。お菓子作りは得意だけど、料理は全然さ~」
ロウロはそう言って隣のプルルートにプリンを食べさせる。
「えへへ~、やっぱり~、ろう君のプリン美味しい~」
「喜んでくれて嬉しいよ~」
「ぷるちゃんとろーくん、とても仲がいいです」
コンパがプリンを食べながらそう言う。
「本当に仲がいいわね」
アイエフもプリンを食べながらコンパに同意する。
「私とろう君、出会った頃から仲いいよ~」
「幼馴染だからね~」
「仲の良さなら私とリオも負けてないよ!ね、リオ!」
「当たり前だ!俺とネプテューヌの仲は、ゲイムギョウ界一だ!」
変にはしゃぐ二人にイストワールはため息をつき、アイエフやコンパはそんなイストワールを見て、苦笑いする。
「あ、仲がいいって言えば」
するとライが思い出したようにプリンを食べる手を止める。
「兄さんとネプテューヌさんは、昔、仲が悪かったって聞いたけど、本当なの?」
ライの言葉に、リオとネプテューヌは口をそろえて「「ああ……」」っと言う。
「うん。まぁ、仲は悪かったね」
「そうだな。あの時は酷かったな」
笑顔でそう言うリオとネプテューヌにライは驚くと同時に、どうしてこの二人が仲良くなったのか気になった。
「もしよかったら、その時の話、聞かせてよ」
「あ、私も聞いてみたい」
ライがそう言うと、ネプギアもそう言ってくる。
「私も興味あるわ」
「私も聞きたいですぅ!」
アイエフとコンパも手を上げてそう言う。
「ぴーも!」
「ん、聞きたい」
「その話~、聞かせて~、ねぷちゃん」
「俺も気になるな~」
ピーシェにルーク、そして、プルルートとロウロも聞いてくるので、リオとネプテューヌは顔を合わせ笑う。
「じゃ、心して聞いてもらおうか!」
「俺とネプテューヌのファーストコンタクトをな!」
「確か最初は…………」
「あ!アレだよ!互いに紹介されてさ」
「ああ、そうだったな」
二人の口から語られる出会い。
一体何があって、二人は仲が悪くなったのか。
全員がドキドキしながら次の言葉を待った。
「「出会ってすぐ互いの胸倉掴んでメンチ切りあった」」
『行き成り過ぎる!?』