超次元ゲイムネプテューヌ~女神を守る守護者~   作:ほにゃー

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久々の投稿です!


第33話 二人の出会い!全ての始まり!

「リオ、いるか?」

 

プラネテューヌの街の郊外から離れた森の中の一軒家。

 

プラネテューヌの教会職員であり、代々女神候補生と守護者候補生の戦闘指南役を受け持っている男、アルドゥバは現在の守護者候補生であり、弟子でもあるリオを探していた。

 

「あ、師匠」

 

家の裏側に向かうと、そこでリオが特訓をしていた。

 

「また勝手に戦闘訓練か。お前は随分と熱心だな」

 

「当たり前です。俺はいつか兄さんみたいな守護者になるんです。一分一秒でも時間が惜しいんです」

 

「そうか。それより出掛けるぞ。支度を知ろ」

 

「どちらにです?」

 

「プラネタワーだ。お前が弟子になって五年が経つ。そろそろ、この国の女神候補生であるネプテューヌと顔合わせすべきだと、お前の兄と、女神から言われた」

 

「わかりました」

 

リオは訓練を中断すると、シャワーを浴びて、服を着替え、アルドゥバと家を出る。

 

「うわぁ……五年でも随分変わるもんだな」

 

リオは五年で変わった街を見渡しながら、プラネテューヌをフラフラと歩く。

 

「リオ。あまり勝手にうろつくなよ。五年も経てば街並みも変わる。今のお前では必ず迷うだろう…………聞いているか?」

 

アルドゥバが振り向くと、そこにいるはずのリオがいないことに気付く。

 

「………………遅かったか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ?ここ何処だ?」

 

リオは気が付くと、見たことも無い場所に着いてしまった。

 

更に師であるアルドゥバも見当たらない。

 

「…………これはアレだな。師匠が迷子になったな」

 

何があっても自分の非を認めようとしない、リオだった。

 

「ま、その内見つかるだろ」

 

そう思い、またフラフラと街の中を歩く。

 

暫く歩いていると、公園に着き、そこで見た目的に歳の変わらなさそうな子供たちがサッカーをして遊んでいた。

 

「おーい!俺も入れてくれよ!」

 

「お!いいぜ!こっち側のチームに入ってくれよ!負けそうなんだ!」

 

「OK!」

 

リオは元気にコートの中に入り、サッカーに参加する。

 

守護者候補生として、将来守護者になる為、日夜訓練に励む彼も、まだまだ子供。

 

遊びたい盛りの子供であった。

 

「よし!人手が増えたぞ!こっから逆転だ!」

 

リーダーとおぼしき少年が声を開けると、ボールでリフティングしてる相手が声を上げる。

 

「え?なになに?助っ人?私は別にいいけど。どうせ、負ける気しないからねー」

 

その相手は少女だった。

 

「なんだ?女か?」

 

「あ!君、私が女だからって馬鹿にしたでしょ!」

 

「だって女だしな」

 

「おい、止めろって。確かにアイツは女だけど、運動神経が滅茶苦茶いいんだ」

 

リーダーの少年に耳打ちされるが、リオはフンッ!っと鼻を鳴らして笑う。

 

「大丈夫だって。こんな奴、俺の敵じゃない」

 

「言ったね!なら、勝負だよ!」

 

「受けて立つ!」

 

そして、試合が始まった。

 

リオは巧みなドリブルを繰り出し、相手を翻弄し、シュートを決める。

 

リオが入ったことで、負けていたチームは徐々に点を取り出し、とうとう同点まで持ち込めた。

 

「所詮は女だな。俺が相手になっただけでこのザマだ」

 

「む!」

 

リオは先程の少女に向かってそう言うと、少女は明らかに不機嫌になり、頬を膨らませる。

 

「頬を膨らませたって俺には勝てないよ!」

 

少女を抜き、シュートを決めようとしたその瞬間――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「必殺!ねぷねぷスライディング!」

 

少女のスライディングが炸裂した。

 

そのスライディングはリオの踝を的確に捕え、当たった。

 

「イッタァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!?」

 

今まで感じたことの無い痛みがリオを襲い、リオは地面を転げまわる。

 

「あ、ごめ~ん(棒)!わざとじゃないんだよ(棒)」

 

少女はにやっと笑いながら少年を見下ろす。

 

「テメェ………!何してくれとんじゃあああああああ!」

 

リオは目に涙を浮かべ、蹴りを少女に放つ。

 

脛に。

 

「ギャアアアアアアアアアアア!!!」

 

少女も脛を抑え、地面を転げまわる。

 

「な……何するのさ!?」

 

「やられたら倍返しにしろって師匠から教わったんだよ!」

 

「くっ…………女の子にこんなことするなんてサイテー!」

 

「女の子はスライディングと称して踝を壊しには来ないんだよ!」

 

とうとう口喧嘩は始まり、それを見ていた他の子供たちは、サッカーする雰囲気じゃなくなったから、遊ぶのを止め、別れの挨拶をして、家へと帰って行った。

 

公園には、口喧嘩をするリオと少女だけが残された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くそっ………あの女……次会ったら容赦しねぇぞ……」

 

最終的に取っ組み合いの喧嘩をし出した二人は、近くにいた大人に仲裁され、最後にあっかんべーをして別れた。

 

「全く、喧嘩をするとは何を考えている。少しは周りの目にも気を付けろ。お前は、守護者候補生なのだぞ」

 

合流したアルドゥバから拳骨を貰い、説教を受けながらプラネタワーへと向かう。

 

プラネタワーに入り、エレベーターで最上階へと向かう。

 

「着いたぞ」

 

最上階に着き、部屋の中に入ると白いローブを着た青年が部屋の中で立っていた。

 

「やぁ、リオ。五年ぶりだね」

 

「カイ兄さん!」

 

カイディール。

 

ホワイトナイトの名を持つプラネテューヌの守護者で、リオの兄。

 

「訓練は怠ってないかい?」

 

「はい!もちろんです!」

 

「そうか。流石は俺の弟」

 

カイはリオの頭を撫でながら、アルドゥバを見る。

 

「師匠、弟がお世話になってます」

 

「礼を言われるほどの事ではない。リオは優秀だ。きっと良い守護者になるだろう」

 

「それはよかった」

 

二人が話してると奥の部屋の扉が開き、一人の女性が現れる。

 

「カイ。リオは着いたかい?」

 

黒のローブを着た、紫の髪を三つ編みにした女性。

 

名をネプティア。

 

スカイハートの名を持つ、プラネテューヌの女神だ。

 

「ティアさん、お久しぶりです」

 

「やぁ、リオ。元気そうだね。あれ?その頬の痣はどうしたんだい?」

 

ネプティアはリオの頬に痣があるのに気付き尋ねる。

 

「ちょっと転んだだけです」

 

「そっか。あまりヤンチャ過ぎるのもいけないよ」

 

「そう言えば、ティア。ネプテューヌは大丈夫だったかい?」

 

「うん。汚れてるだけで、怪我はしてないよ。あっても掠り傷程度。元気なのはいいけどね」

 

「またネプテューヌは訓練をサボって、遊んでたのだな。相変わらずのサボリ癖と脱走癖だ」

 

アルドゥバは溜息を吐き、憂鬱そうにする。

 

「それじゃ、ネプテューヌを呼んでくるよ」

 

ネプティアはそう言い残し、部屋へと戻る。

 

「リオはネプテューヌと会うのは初めてだね。仲良くするんだよ。いつか、お前はあの子を守る守護者になるのだから」

 

「はい」

 

「連れてきたよ」

 

ネプティアがネプテューヌを連れ、部屋から出て来る。

 

「こんにちは!女神候補生のネプテューヌだよ!よろしくね!」

 

元気に挨拶するネプテューヌ。

 

その姿にリオは驚愕した。

 

何故なら、ネプテューヌは、つい先ほどまで自分と喧嘩をしていた少女だった。

 

ネプテューヌもまた、リオが、喧嘩をした相手と知り、驚愕する。

 

「「あああああああああ!!」」

 

二人は互いに指を差し、そして―――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「テメー、なんでここにいるんだ!!」」

 

胸倉を掴み合って、メンチを切り始めた。

 

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