超次元ゲイムネプテューヌ~女神を守る守護者~   作:ほにゃー

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第4話 ツンデレ女神と写真流出!

あの後、結局ノワールとスワルトの二人はリオとネプテューヌに女神と守護者の心得を教えようとしたが書類整理をやらせれば書類をばら撒き、お茶組をさせればお茶を溢し、湯呑みを割る。

 

するとアイエフがモンスター退治のクエストをしながら心得を教えるのはどうでしょう?って提案し、リオたち六人に加え、スワルトとノワール、ヴァイスとユニの四人を加え、国境付近の現場へと移動する。

 

「今回のモンスター退治は二か所、ナスーネ高原と近くのトゥルーネ洞窟」

 

「どちらもそう難易度は高くはないが油断するなよ」

 

先頭をスワルトとノワールが歩き、今回のクエストの内容を説明する。

 

「あの~。お姉ちゃん、スワルトさん」

 

「ん?」

 

「なんだ?」

 

「えっと、誰も聞いてないけど」

 

「「え?」」

 

ヴァイスとユニに言われ、二人が後ろを振り向くと、誰一人二人の話を聞いていなかった。

 

コンパは歩き過ぎて疲れが出て少し休憩しており、アイエフがそれに付き添ってる。

 

この二人はまだいいとして、リオとネプテューヌはと言うと…………

 

「おお!これは有名な裏から見ると読めない看板!」

 

「本物を見れる日が来るなんで最高だな!」

 

看板を見つけてはしゃいでいた。

 

「お姉ちゃん、リオさん。看板ってそう言うものだよ」

 

「駄目だ、この二人。完全にゲーム脳になってる」

 

そんな二人を律儀に相手するライとネプギア。

 

「ひぃっ!?」

 

「イタッ!?」

 

「ほら、ペース落ちてる」

 

「さっさと歩け」

 

ヴァイスとユニの二人を先頭にし、スワルトとノワールは最後尾に移動し、後ろからリオとネプテューヌを木の棒で突っついて歩かせる。

 

ただし、リオだけは細長い針だ。

 

「スワルト、お前なんで針で俺を突っつくんだ!」

 

「お前はこうでもしないと歩かんだろ」

 

「もう〜、ノワールは真面目なんだから〜」

 

「悪い?」

 

「悪くはないけど疲れちゃわない?」

 

「疲れなんかなんてことないわ。私はもっともっと良い国を作りたいの」

 

「そうやって張り切るのはいいけどよ。そうやって疲れを溜め込みすぎて倒れたりでもしたら本末転倒だぞ。もっと楽に考えろって」

 

「リオの言う通りだよ。それに、私だって良い国作りたいけど……楽しい方がいいなぁ~」

 

「そうだよな。やっぱ何事も楽しんでやらないと」

 

「「お前たち(貴方たち)は楽しみすぎだ(なの)!」」

 

スワルトたちに怒られながら歩いてると、現場近くの村が見え、村人は女神ブラックハートと守護者バイオレットナイトの登場に歓声を上げ、手を振る。

 

「いけない!スワルト!」

 

「ああ」

 

すると、二人は急に変身し、女神と守護者の姿になる。

 

「え~!?変身今やっちゃう!?」

 

「する必要なくね?」

 

「女神の心得その二、国民には威厳を感じさせることよ」

 

「そして、守護者の心得その二は、女神の恥とならないようそれ相応の格好でいるだ」

 

そう言い、二人は村の方に向かって飛び、情報を聞きに言った。

 

「目の前で変身しても威厳とかなくね?」

 

「ネプテューヌ、それは言わぬが花って奴だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここがナスーネ高原ね」

 

「ええ。スライヌが大量発生していて困ってるんです」

 

高原の至る所にスライヌがおり、その光景はちょっとした恐怖映像だった。

 

「ご安心を。今回の討伐はお隣の国のネプテューヌさんとネプギアさん、リオディールさんとライディールさんが対処してくれますから」

 

スワルトがリオたちに手を向けならがそう言う。

 

「ねぷっ!?いきなり振られた!?」

 

「スワルト!そんな話聞いてないぞ!」

 

「女神の心得その三 活躍をアピールすべし」

 

「守護者の心得その三 女神の為に尽力せよ」

 

「めんどくさいなぁ~」

 

「だるいったらありゃしないぜ」

 

リオとネプテューヌはストレッチをし、そして、一歩跳躍し、高原にと降り立つ。

 

「ま、スライヌぐらいなら」

 

「檜の棒でも十分だしな」

 

そして、ネプテューヌは刀を、リオはナイフを抜く。

 

「やっちゃおうか!ネプギア!」

 

「暴れるぞ!ライ!」

 

「うん!お姉ちゃん!」

 

「了解だ!」

 

ライとネプギアも高原に降り立ち、ネプギアはレーザーソードを、ライは大剣を構える。

 

「せやあああああああ!」

 

「うおおおおおおおお!」

 

ネプテューヌが先陣を切って高原を駆け出し、スライヌを一刀両断する。

 

それに続いて、リオが目にも止まらぬスピードでスライヌを一気に三体屠る。

 

ネプギアも負け時とレーザーソードを振るいスライヌを討伐し、ライはネプギアの背後から迫るスライヌを倒し、そのまま大剣の巨大さを生かし、広範囲に振ってスライヌを一気に三体倒す。

 

「流石ネプギア!我が妹よ!」

 

「やるなライ!それでこそ、我が弟だ!」

 

一匹倒すとそれに反応し、他のスライヌたちはリオたちを見て、迫ってくる。

 

そんなスライヌにリオとネプテューヌは笑みを浮かべ走る。

 

しかし、いくら倒してもスライヌが減る気配がなく、それを見たアイエフとコンパも走り出し、応援に来た。

 

アイエフは両袖からカタールという短剣を出し、スライヌを切り裂き、コンパは巨大な注射器をスライヌに突き刺す。

 

「アイちゃん!コンパ!」

 

「二人も来てくれるのかまさに百人力だな!」

 

その瞬間、先程まで何処に隠れて居たんだと言いたくなる様な数のスライヌが表れ一斉に攻撃を仕掛けてくる。

 

アイエフに張り付いて体を舐め回すスライヌ。

 

コンパとネプギアの服の中に入ってくるスライヌ。

 

ネプテューヌを押し倒し、舐めるスライヌ。

 

ライの足に絡み付き、動きを奪ってくるスライヌ。

 

リオの顔面に張り付き、呼吸と視界を奪ってくるスライヌ。

 

「変なとこ触るな!」

 

「いや~!?くすぐったいです~!?」

 

「いや!?そんなとこ入ってこないでぇ~!?」

 

「足が……!動きが……!」

 

「あはははは!!くすぐったい!笑い死ぬ!」

 

「むご~!(息が………!?)」

 

リオはぬるぬるするスライヌをなんとかつかみ、そのまま地面に叩き付け、ナイフを突き刺す。

 

「殺す気か……?スライヌ風情が………調子に乗るんじゃねぇ!」

 

リオが叫んだど同時に、アイエフの方も声を上げスライヌを投げ飛ばし、切り裂く。

 

「お前らの魂!冥界に送ってやる!」

 

そして、リオとアイエフの二人によるスライヌの蹂躙が始まった。

 

「ネプテューヌ、もう少し頑張りなさいよね」

 

「リオの奴、守護者らしさの欠片もないぞ……」

 

そんなネプテューヌとリオを見つめ、ノワールとスワルトは誰にも聞こえないようにそう呟く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分後、リオとアイエフの働きのお陰でスライヌはずべて討伐完了した。

 

討伐完了後、アイエフは力尽き、その場に座り込んだ。

 

リオはと言うと力が抜け、草原の上にうつ伏せになって倒れていた。

 

「ねぷぅ.....しばらくはゼリーや肉まんは見たくな~い」

 

「同じくだ。もし肉まんやゼリーなんか見たら絶叫して叩き潰す自信があるぞ」

 

「どうして女神化しないの!?」

 

「リオもだ。何故守護者化しない?」

 

リオとネプテューヌに近づき、スワルトとノワールが言う。

 

「でも、まあ、なんとかなったし……」

 

「他の人になんとかしてもらったんでしょ!?そんなんだからシェアが……せいぜいそこで休んでおきなさい!」

 

ノワールはとうとう怒ってしまい、そっぽを向く。

 

「リオ。お前のさっきの戦い方だが、守護者らしさの欠片もなかったぞ。あんな見っともなく大声を上げ、相手を蹂躙するかのような攻撃。あれが守護者のすることか!」

 

「戦い方に一々センスだのらしさなんか求めること自体おかしいぜ。どんな形であれ最後まで生き残った者が勝者だ」

 

「俺が言ってるのはそう言うことじゃない!俺たちの行動一つ一つが女神への信頼に繋がるんだぞ!」

 

「わかったよ。次から気をつける」

 

「お前な……………もういい。残りは俺とノワールで片付ける。ノワールもそれでいいか?」

 

「構わないわ。誰か!トゥルーネ洞窟まで案内して!」

 

スワルトとノワールは怒ったまま村人の案内でトゥルーネ洞窟へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「せやあああああああああ!!」

 

「はああああああああああ!!」

 

スワルトとノワールは洞窟内のモンスターを倒しながら奥へと進む。

 

すると岩壁が立ち塞がり、行き止まりになっていた。

 

「行き止まりか」

 

「戻りましょう」

 

来た道を引き返そうとしたその時、正面から一体のモンスター、エンシェンとドラゴンが現れる。

 

「エンシェントドラゴン!?」

 

「どうしてこれ程のモンスターがここに!?」

 

二人が驚いていると、エンシェントドラゴンは二人に向かって攻撃をする。

 

二人は攻撃を交わし、剣を構える。

 

「中々、強そうじゃない!」

 

「すぐに終わらせる!」

 

武器を手に、ドラゴンに突っ込もうとすると一体のモンスターが突如現れ、ノワールに突進する。

 

「きゃっ!?」

 

「ノワール!?」

 

スワルトは急いでノワールを受け止めるも、予想より強い力で突き飛ばされたノワールを受け止めきれず、二人は岩壁にぶつかる。

 

それと同時に、二人の体に異変が起き、守護者化と女神化が解け、普段の姿に戻る。

 

「なっ!?変身が!」

 

「そんな……どうして……!」

 

そんな二人に構わずエンシェントドラゴンは、二人に近づく。

 

「くっ!」

 

スワルトはノワールの前に立ち、剣を構える。

 

エンシェントドラゴンはそんなスワルトに向け、爪を振り下ろそうとする。

 

「「ライダァァァァァァァァァァ!ダブルキィィィィィィィィィィク!!」」

 

突如、現れたリオとネプテューヌが飛び蹴りを放ち、エンシェントドラゴンを蹴り飛ばす。

 

「やっほーい!」

 

「まだ生きてるか?お二人さん」

 

「ネプテューヌ!リオ!」

 

「あれ?なんで変身解けてるんだ?」

 

「それが急に……二人とも!後ろ!」

 

攻撃してきたエンシェントドラゴンの攻撃を刀とナイフで受け止める。

 

「ノワール!スワルト!変身って言うのはね!」

 

「こう言う時に使うんだよ!」

 

リオとネプテューヌが同時に爪を弾く。

 

「「括目せよっ!!」」

 

そして、リオとネプテューヌは、守護者“ダークナイト”と女神“パープルハート”に変身した。

 

「女神と守護者の力!」

 

「しっかりと目に焼き付けろ」

 

ダークナイトになったリオはハンドガンを両手に持ち、エンシェントドラゴンに発砲する。

 

ハンドガンとは思えない威力の弾がエンシェントドラゴンに当たり、エンシェントドラゴンの頑強な鱗を削り破壊する。

 

そして、無防備となった体にパープルハートになったネプテューヌが剣で切り裂く。

 

「決めるぞ!ネプテューヌ!」

 

「ええ!」

 

ネプテューヌは踏み込み連続斬りを叩き込むと同時に、リオはハンドガンをクロスさせ左手を縦に、右手を横に振りながら引き金を連続で引く。

 

十字の様に弾丸がエンシェントドラゴンの体に突き刺さり、最後に中心に向かって引き金を引く。

 

リオの最後の一撃と同時に、ネプテューヌは頭上からエンシェントドラゴンに一撃を入れる。

 

「クロスノヴァ!」「クロスコンビネーション!」

 

二人の攻撃が同時に決まり、エンシェントドラゴンは倒され、消えた。

 

エンシェントドラゴンの消滅を確認すると、リオとネプテューヌは二人の隣に降り立つ。

 

「べ、別に助けてもらわなくても私たちだけでなんとかなったわよ」

 

ノワールは素直にありがとうと言えず、そっぽを向いてそう言う。

 

「でしょうね。でも、助け合うのが仲間だわ」

 

「べ、別に仲間なんて」

 

「なら、どうして態々国境近くのクエストを選んだんだ?」

 

リオは銃をホルスターに納めながら聞く。

 

「そ、それは早く帰ってもらおうと………」

 

「私たちが活躍すれば噂は国境を超えプラネテューヌに届く」

 

「そうなれば俺たちはシェアを回復できる……だろ」

 

「ありがとう、ノワール、スワルト」

 

そして、リオとネプテューヌは変身を解き、普段の姿に戻る。

 

「でも!やられそうになった女神のことも報告しなきゃね!」

 

「ついでにやられそうになった守護者のこともな!」

 

先程の落ち着いて雰囲気から一転し、普段の性格になった二人はスワルトとノワールを放置し、全力で出口へと向かう。

 

「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」

 

「俺たちは仲間なんだろ!」

 

結局、エンシェントドラゴンは四人が合体技を使い倒したことになった。

 

プラネテューヌに戻り、シェアクリスタルを確認するとシェアクリスタルは輝いており、シェアが増えていることを示していた。

 

「凄い!流石はノワールさんとスワルトさん!」

 

イストワールの言葉にリオとネプテューヌは思わずずっこける。

 

「そこは流石ネプテューヌさんとリオさん!じゃないの!」

 

「そうだぞ!今回、結構頑張ったぜ!」

 

「ネプテューヌさんとリオさんの功績だと言うこと、私はまだ疑ってます」

 

「そりゃ無いぜ、いーすん」

 

「いーすん何気にひどーい」

 

『きゃあああああ!!』

 

その時、外の部屋からネプギアの声が響き、リオとネプテューヌ、イストワールは部屋を出る。

 

「ネプギア!どうしたの!」

 

「お姉ちゃん、私の写真が……!」

 

パソコンの画面には、この間のスライヌ討伐の時、スライヌにやられたネプギアの写真があった。

 

「ライ、これはどうしたんだ?」

 

「実は、何故かネプギアのこの写真がネットに流出していて………」

 

「確かこれって広報用には使わなかった写真だよな。使わない写真は削除したはずだけど、どうして流れてるんだ?」

 

リオが顎に手をやり考えていると、ネプテューヌが思い出したように手を叩く。

 

「そうだ!確か、幾つか私のメアドに写真移したっけ」

 

「ネプ子、アンタまさか送り先間違えたんじゃ」

 

「まっさか!」

 

アイエフに言われ、ネプテューヌはNギアを操作し、送り先を確認する。

 

「あ、国民向けのメルマガアドレスに送ってた」

 

「でも、コメント、なんだが好評です」

 

コンパがパソコンを操作してコメント欄を見せる。

 

『ビジュアルショック』『脳天直撃』『まだまだ行けるぜ!プラネテューヌ!』などと書かれている。

 

「まさか、シェアが上がったのは」

 

「ネプギアの写真のお陰だな」

 

「凄いよ、ネプギア!」

 

「そ、そうかな?」

 

するとネプテューヌは何かをひらめき、写真を見つめる。

 

「つまり、もっと写真を公開すればシェアもどんどん上がるね!」

 

「え?」

 

「ネプギア!シェアの為だよ!」

 

ギャアギャアと騒ぐ、ネプテューヌを放置し、リオはアイエフにあることを頼む。

 

「アイエフ。確か、諜報部にネットを扱った部署もあるよな。この写真の削除と、これ以上の流出を抑えてくれ。おそらく他のサイトに転写されてる可能性もある」

 

「別にいいけど、流石に個人でコピーしてたり、紙媒体に記録されてたら手の出しようが無いわよ」

 

「できる範囲でいいよ。頼む」

 

アイエフにそう言うと、ライはリオに近づく。

 

「兄さん、ありがとう」

 

「いいよ、別に。流石の俺も、ネプギアの写真が流出するのは可哀想だし…………こう言う写真は、俺が楽しむ為にあるもんだしな」

 

そう言い、リオは懐から一枚の写真を取り出す。

 

それは、この間ラステイションでネプギアに手を繋がれ顔を真っ赤にしているライの写真だった。

 

「ぬあっ!?そ、その写真……いつの間に!」

 

「知らなかったか?俺のNギア、高解像度で、長距離撮影可能なんだぜ」

 

「それを消せ!」

 

「やーだね!」

 

リオを追いかけるライとライをからかいながら笑うリオ。

 

ネプギアの写真を流出しようとしてるネプテューヌと、それを止めようとするネプギア。

 

プラネテューヌは今日も騒がしかった。

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