そして、花陽の車は安藤の工場に。凛の車は森のショップにあった。
星空凛「森さん、車持ってきたにゃ!」
森「おう、持ってきたか。」
森「凛、一つだけ言うぞ。シルエイティだと湾岸線であのハコスカに勝つのは無理だ。」
星空凛「うん。分かってる。」
森「そこでだ、決戦の舞台をC1にするんだ。」
星空凛「C1に?」
森「そうだ、C1にしたら一瞬の300キロで突き放す。」
星空凛「一瞬の300キロ?」
森「そうだ、本当に一瞬だ。」
星空凛「けど、C1にはそんな場所は?」
森「確かに、それに俺の言うのはC1の内回りだ。」
星空凛「内回り!?」
凛はますます、困惑する。
森「赤坂ストレート300キロだ。」
星空凛「皆が言うあの場所にゃ?けど、良いとこ250キロなんだけどにゃ・・・。」
森「だろうな、普通のチューンドなら、そんなとこだろ。」
森「だけど、俺の作る車だ。それぐらいのことはする。」
星空凛「本当に?」
森「ああ、約束する。」
森「だが、一つ確認とりたい事がある。」
星空凛「?」
森「それは、それをすればこの車は終わるかも知れないということだ。」
星空凛「・・・。」
森「それでも良いか?」
星空凛「・・・それをすれば、穂乃果ちゃんのハコスカに勝てるの?」
森「さぁな、結果は神のみぞ知るだ。」
星空凛「けど、それをしなきゃ絶対に勝てない。」
森「そうだ、だからこの車のオーナーである凛に聞きたい。」
星空凛「うん、それでお願い。私、穂乃果ちゃんに勝ちたい!」
森「分かった。それでいこう。」
森「1週間後、車を取りに来い。その時には出来てる。」
森「その後はセッティングだ。その後にバトルだ。」
星空凛「分かったにゃ!」
同時刻、安藤自動車整備工場
安藤「良いか、花陽ちゃんこの車で勝つには湾岸線での戦いでは無理だ。絶対に負ける。」
安藤「そこで、決戦の舞台をC1にする。」
小泉花陽「C1に、ですか?」
安藤「そうだ、C1のように狭くてツイスティな場所なら、4WDのトラクションを存分に発揮できる。」
小泉花陽「なるほど。」
安藤「そして、俺達があのハコスカを作った当初言っていた言葉、赤坂ストレート300キロで一気に勝負を決める!」
小泉花陽「赤坂ストレート、あの場所ですか?けど、現状良いところ250キロ前後ですけど。」
安藤「確かに、普通のチューンドなら、そんなとこだろ。」
安藤「だが、あのハコスカを仕上げた者として、それ以上の車を作る!それが、俺の考えだ。」
小泉花陽「安藤さん、ありがとうございます!」
安藤「ただし、絶対に死ぬなよ。これだけは約束してくれ。」
小泉花陽「分かってます。穂乃果ちゃんも私が死んだら、悲しむと思うので。」
安藤「それを理解してくれているなら、別に構わない。」
安藤(傭兵は恐らく、限界ギリギリのセッティングとチューンで来るはず。)
安藤(けど、俺はそれをしない。車を壊すような真似はしない。)
安藤(あいつはあいつ、俺は俺だ。)
第13話end
さてさて、皆様大変お待たせしました!
久し振りの更新です!
観てくれる方々には申し訳ないことをしたと思っております。これからもこんな感じだと思うので、首を長く待ってください。