南ことり[あの一つ聞いても良いですか]
森[ん?なんだ?]
南ことり[森ちゃんも、あの安藤さんもそうですけど、悪魔のマシンとか、なんかいわくつきの車みたいに扱うのは何故ですか?]
森[ああ、それな。実はあの車は誰にも使えない車だったんだ。]
南ことり[えっ・・・。]
思わず、ことりは言葉を失う
森[別に俺たちは、特に車に特別なことをしたわけじゃない。だが、あの車はまるで意志が在るように走るんだ。]
南ことり[それって、前に首都高エリアにいたっていう悪魔のZと・・・。]
森[そうだ。まんま悪魔のZと同じ特性だったんだ。]
南ことり[けど、やっぱり腑に落ちないなぁ。どう考えても私の355のほうが速い気がするんだけど。]
森[・・・L28改3.1Lツインターボエンジン]
森が静かに言った。
南ことり[えっそれって・・・。]
森[そうだ。偶然にも、俺たちも悪魔のZと同じエンジンを作ったんだ。]
森[無論、それだけが原因とは思えない。]
森[だが、現に数々の事故を起こしてオーナーが変わっている。]
南ことり(なんだろう、その車の話を聞けば聞くほど嫌な予感がする。)
森[どうした?ことりちゃん。急に黙って?]
南ことり[ううん!何でもないよ!]
森[もしかして、そのオーナーに心当たりあるとか?]
南ことり(ギクッ)
森[まぁその解体屋に行けば、すべて分かるはずさ]
南ことり[・・・。]
そして、その解体屋に着いた。
森[ここだな。行こう。]
南ことり[はい。]
森[すいません。誰かいませんか?]
店員[はい。なんでしょう?]
森[ここにちょっと前まであったと思うんだけど、オレンジのハコスカを買い取ったやつを知りたいですけど。]
店員[オレンジのハコスカ・・・あー!あれか!ちょっと待っててください。すぐ調べます]
森[頼みます。]
数分後・・・
店員[えーと、高坂穂乃果さんですね。]
南ことり[穂乃果ちゃんが!?]
森[なんだ、知り合いか?]
南ことり[はい。高校の時スクールアイドルってのやってて、その時の実質のリーダーというかセンターというか・・・。]
森[なるほどな。でその子、車買う時なんか言ってましたか?]
店員[ああ、確かオーラを感じたとか言ってたな。]
森[・・・危険な兆候だ。]
南ことり[えっ・・・。]
思わず立ちすくむことり。
森[ことりちゃんにとって、その高坂って子は大切なんだろ?]
南ことり[はい・・・。]
森[だったら、追うんだ。そのハコスカを]
南ことり[えっ!]
森の発言に思わず戸惑うことり。
森[そういう車なんだ、自分より速いやつが出てきたら、その車は終わる。もう走れなくなる。]
南ことり[・・・わかりました。負けたままじゃ終われないし、そのハコスカを追います!]
森[よし、ことりちゃん、車入れろ。俺が一から十までチューンする。]
南ことり[えっまだ速くしないと追い付けないんですか?]
森[ああ。]
?[残念だが、森。それは俺の役目だ。]
森[お前は!]
第1話終わり
はい。というわけで第1話無事完成です。
はい悪魔のハコスカというのは、おもっきり悪魔のZがベースになってます。
なのでチューンも基本的に一緒です。
あらかじめご了承下さい。