ことりのフェラーリ355、穂乃果のハコスカ、楠の新生ブラックバードのバトルは穂乃果のハコスカの勝利に終わった。
しかし、また新たな挑戦者が一人。
フォォォォン!
森「すげーな。楠、あの海未って子。てっきりお前の横に居るだけの役割かと思ってたぜ。」
楠「侮るなよ!ウチのチームでC1と環状は一番速かったんたがら。」
園田海未「・・・。」
ヒュィィィ!
森「こいつは、久々にすげーロータリー使いを見たぜ。」
楠「んで、俺の車はどんなチューンになるんだ?」
森「とりま、550かな。エンジンは。」
楠「少なくないか?」
森「お前とは、長い付き合いになりそうだから、俺のチューンに付き合って欲しいのよ。」
楠「なるほどね。」
バタン!
森「すげーな。海未ちゃん。本物のロータリー使いじゃないかよ。」
園田海未「誉めて頂いてありがとうございます。」
森「俺もチューンのやりがいがある。」
園田海未「それで、ことりはどうするつもりなんでしょう?」
森「勿論、走るってよ。だけど、前を走る気はない。あのハコスカをいつまでも追い続けたいだけだってよ。」
園田海未「そうですか。」
森「それにしても、型おくれのFCでよくやるわ。」
園田海未「いえ、私以外にも一人。FDで本物のロータリー使いが居ましたよ。」
楠「にこちゃんか。」
森「にこちゃん?」
園田海未「そうです。矢澤にこです。私がスクールアイドルやってた時、一緒にやってた人です。」
森「なるほど。」
楠「確か、口癖はにっこにっこにー。とかだったよな?」
森(うわぁ、絡みにくそうなやつ。)
園田海未「はい。高校卒業後もアイドル活動してるみたいなのですが、空いた時間を見つけては、走ってるみたいです。」
森「なるほど。昔、悪魔のZとブラックバードを追ってたやつに似てるな。」
楠「ああ、白い32Rに乗ってたって言うやつか?確かモデルかなんかだったよな?」
森「ああ、俺もそう聞いている。」
楠「とにかく、今、C1最速はにこちゃんのFDか蒼き流星こと海未ちゃんのFCしかねぇって。」
園田海未「やめてくださいよ。楠さん。私はそんなに速いとは、思ってないですよ。」
森「いや、速いよ。少なくとも、俺よりは速い。」
園田海未「森さん・・・。」
楠「珍しいな、他人の方が速いって言うなんて。」
森「はっきり言って、C1なら海未のFCがあのハコスカに負ける要素はないよ。」
園田海未「・・・。」
森「だけど、それをするかどうかは海未、君自身が決めるんだ。」
園田海未「分かっています。」
森「OKそれがわかってたら、俺から言えることは、何もない。」
森「明日車持ってこいよ。楠も海未も。」
楠「ああ、そうするよ。」
園田海未「はい。わかりました。」
第6話end
はい、というわけで、第6話も終了です。
これから、しばらくは園田海未と悪魔のハコスカの話をしていく予定です。