グレンのテストを終えてから1週間後、俺はある会議に出ていた。
ちなみにこの1週間で任務を2つ1人でこなした結果立場が大佐になりました。
俺!グレンの上司!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんなことより俺の隣でグレンが爆睡してるんだけど。天利さんが怒っちゃうよ。
「グレン・・・おい!一瀬グレン」
ああ。ついに来たよ。
「んぁ・・・ああ・・・クソ長げぇ会議は終わったか?」
何言ってんのこの人は?
「・・・」
暮人兄さんも黙っちゃったよ。
「その態度はなんだ?一瀬家の分際で・・・」
「これは柊天利様失礼しました。
なんせひどく退屈だったもので。」
「貴様・・・いい気になるのもいい加減に」
「まあまあ・・・グレンの態度が悪いのはいつものことでしょう。話を続けましょう。」
ナイス!フォロー深夜兄さん!グッジョブ( ᐛ )و
と思ったが
「俺!行っていいか?情報は後でまとめてくれよ。」
何言っちゃってんのこの人?
「話を続けましょう。
関西方面の吸血鬼たちが不穏な動きをしているようですが・・・」
ナイス!深夜兄さん!そのスルースキル最高(^^)v
「俺行っていいか?情報は後でまとめてくれよ。」
「ちょっとグレン。あんまり態度悪いと流石に僕もフォローしきれないんだけど。」
「はっ?誰がフォロー頼んだっけ?」
「・・・・・・もぉ(笑)」
「アホがいる。」
「祐也。誰がアホだよ。」
「それはグレンでしょ。」
「うるせえよ。深夜。それにこの日本帝鬼軍はお偉い柊家様が牛耳ってるんだだ!なら分家の一瀬家はお呼びじゃないだろ?」
「ならさっさと消えろよクズ!」
「・・・だから消えるっつってんだろ?祐也を連れていくぜ!」
そう言ってグレンは俺の裾を掴み引っ張っていく。
「ちょっと!グレン!」
「いいから行くぞ。」
「わかったから待って。天利さん!」
「どうした?祐也大佐?」
「自分の纏めた資料を部下に持たせるのでここは部下に任せてもよろしいですか?」
「わかった。今回だけだぞ。」
「ありがとうございます。幸(こう)」
俺が呼ぶと忍の様な姿をした部下が出てきた。
「はい。祐也様。」
「俺の資料を机の上に置いて置いたから必要な時にしっかりとみんなに伝えて。それと終わったらすぐに俺の執務室に来て結果を伝えてね。」
「かしこまりました。祐也様。」
「それじゃあ頼んだよ。天利さん。すいません。」
そう言ってグレンに引っ張られながら会議室を出ていくのだった。
「あーくそつまんなかった。
世界滅びた後も内政やら政治やら派閥争いやらあほかって!」
「仕方が無いことだよ。だっ」
トッ!
後ろから足音がした。
「バカグレン見つけたああああああああ!ついでに祐也も!」
「俺はついでかよ。」
バカが走ってやって来てそのままの勢いでグレンに飛び蹴りをしてきた。
「・・・・・・・・・・・・あ?」
と反応をして片手で足を掴んだのだ。
「俺に鬼呪装備渡さないで10日間失踪するってどういうことだあああああああああああ!それと祐也!なんで茜が月鬼ノ組の格好をしてこの部屋に向かっていた?捕まえた時に[祐也様に呼ばれておりますので申し訳ございません。それと私の名は茜ではなく三宮 幸(さんぐう こう)です。それでは失礼します。]って言われたぞ!」
「幸もついにバカに見つかったか?まぁいいかな。どうせ近いうちに会うことになってたし。」
「それにしても珍しく祐也がヘマをしたな。それとバカ。相変わらずお前はわかりやすいな。」
「?」
「確かにわかりやすいな。」
「くだらん政治の後だとちょっと面白いぞ。」
「その会議に「俺は面白くねえよ!!いい加減!俺に吸血鬼殺せる武器よこせ!!!」・・・・・・・・・」
「おまえ!そ〜んなに吸血鬼に復讐したいのか?」
「したいねっ!俺はその為だけに生きてんだよ!」
その為だけにか。
「よし!なら明日!鬼と契約するか!で!前線出してやる!」
やっぱりか
「グレン!こいつに鬼呪装備は早いよ。鬼呪術もロクに扱えないバカには前線はまだ早いよ。」
「ならそれは祐也が今週中に問題無いレベルまで教えろ。」
「わかったよ。でもそれは幸に任せるかな。」
「えっ?マジで!」
「ああそうしよう。鬼に呑み込まれたらお前の責任な?」
「無責任な。」
「おおお問題無いね!
それだよ!そういう展開をずっと待ってたんだよ!!」
「「ははは。やっぱ馬鹿だなお前。」」
珍しくグレンとハモるくらいこいつは馬鹿だよ。