「いやーそれにしてもあのバカが気絶してから2時間後に呼び出しをくらうとわね。シーちゃん。」
「ホントにもうちょっと家でゆっくりしたかったね。ゆうちゃん。」
「とりあえず、病院に行くかな。」
そう言って手を出しその手を繋ぐシノア
「行きましょう!ゆうちゃん。」
・・・15分後病院のバカの個室についた。
「もう起きたのかよ。まだ寝てろよ。バカ!」
「ホントに空気をよんでください。バカさん」
「何だよバカって!」
「そんなことを言っていていいのか?百夜優一郎!」
「何だよ!いきなりフルネームで呼びやがって。」
「私たちがあなたの欲しいものに近づくものを持ってきました。」
「何だよ!それは?」
「新しい制服を渡しておきます。」
「友達がちゃんと作れたみたいだからな。
今日付けでバカを吸血鬼殲滅部隊に配属とする。
だから俺達はな。」
「あなたの大嫌いな仲間!ですね。」
「仕方が無いけど。」
「「ようこそ月鬼軍ノ組へ。」」
「与一もだそっていうかもう制服渡してあるけどサイズは大丈夫だったか?」
「うん。祐也君。ピッタリだったよ。」
「そうか。バカはサイズが小さくても返還は無しだからな。オレの仕事がバカのせいで増えるのはゴメンだ。与一はしっかりとがんばれよ!」
「うん!」
「という訳で」
「これからよろしくお願いしますね。」
「それじゃあ帰るか。また明日な。与一。バカ!」
「じゃあね祐也君!シノアさん。」
・・・家に帰るついでに食材を買って帰ると家に楓がいた。
「楓!来たか!」
「ようこそ!楓ちゃん。」
「お仕事お疲れ様!ゆうお兄ちゃん!シノお姉ちゃん」
そう言うと楓が俺とシノアに突っ込んできた。
「今日は三葉と一緒じゃないんだな。」
「お姉ちゃんはまだ任務で帰っていないよ。それより、ご飯を作ったから食べよ。」
こうして3人で他愛もない会話をしながら夕食を食べて次の日に備えたのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・翌日
「あ・・・あの・・・
ひゃ百夜優一郎君!
あの時は吸血鬼から助けてくれて・・・ありがとうございました・・・
あなたが好きです!!私の気持ち・・・読んで下さい!!」
そう言ってバカの前に女の子が手紙を思いっ切り突き出した。
「いや・・・
俺・・・
全然ンなことしてる暇ねぇんだけど・・・」
「やーおもしれ。バカにモテ期だよ。シーちゃん!笑っちゃうよな!」
「ホントだね。笑っちゃうね!それにしてもバカさんは学校を救った英雄さんモテモテですねー(笑)」
「やめろよ!」
「「今度はあの子を泣かせるんだ(泣かせるんですね)。」」
「今度はって何だよ!
俺ンなことしてねぇだろが。」
「まあ童貞だからな。」
「祐也てめえ!」
「でも童貞は悪ですよおバカさん。」
「だって日本帝鬼軍はカップル成立を推奨しまくってるからな。シーちゃん(*´ω`*)」
「そうだね。ゆうちゃん(*´ω`*)」
「俺の前でいちゃつくな!」
「お前に言うまでもないが「俺を無視するな!」日本は1度滅んだようなもんだからな。人口が少なすぎる。だから我ら日本帝鬼軍は残った人間を増殖させて世界の覇権を狙っている。」
「さあ産むのです
増えるのです!」
我ら日本帝鬼軍のために」
「「ビバ!不純異性交遊!」」
「ってことは祐也バカ童貞じゃねえのかよ!」
「何をいまさら( °_° )」
「仕方が無いよ。ゆうちゃん(*´ω`*)なんせ相手はおバカさんだからね。」
「そうだったよ。シーちゃん(*´ω`*)いつか、いや今すぐにでも愛の結晶を作るか?」
「いいですねえ。最近はやって無いからやりますか。ゆうちゃん(*´ω`*)」
「わかったからもうイチャイチャするな。・・・つかさ、1つ聞いていいか?」
「なんだ?」
「俺こないだの吸血鬼との戦いで実力を認められて吸血鬼殲滅部隊に配属されたんだよな?なのになんでまだ高校通ってんだ?」
「俺から1つ!グレン中佐はお前の剣の技量だけは二年前からみとめている。半人前もしてはな。それと配属された理由はお前に友人が出来たからだ。まだ文句があるなら中佐に言ってくれ。」
「グレンの馬鹿!全然軍の執務室にいねぇだろうが!!どうやって文句言うんだよ!」
「中佐のことを私達に怒鳴られましても・・・」
「それに訓練は既に始まっている。」
「ちなみに訓練っていうのはあなたが心の底から欲しがっているものを手に入れるための物だよ。」
「例えば」
そう言って俺は右手に指輪をシノアも右手に鍵のような形をしたものを取り出す。
「これでしょう。」
そう言ったのを合図に顕現させる。
それを見てバカが
「そ・・・・・・そりゃあ・・・・・・」
「まずはわたしが契約している鬼『四鎌童子』と」
「俺の契約している鬼の『朱雀刀』だ。もう1本あるけどまだ見せなくてもいいや。」
「一応私達も吸血鬼殲滅部隊の一員ですからねぇ」
「これが・・・
吸血鬼を呪い殺せる・・・
鬼呪装備か・・・・・・
これがあれば俺も1人でも吸血鬼を殺せる」
「いえゆうちゃんは別として1人じゃ無理です。」
「そろそろ協調性を覚えようぜ」
「おい!シノア!祐也!
それよこせよ」
「何を言うかと思えばシーちゃんも呆れて声を出せなくなってるぞ。」
「ここまでおバカさんだとは思いませんでした。」
「うるせえよ!俺はそれを持って吸血鬼どもに復讐に行く!」
「無理だな。」
「そうですよ。他人が契約した鬼の武器は使えません。」
「だったらその武器の実力を見せてみろよ!!」
「もぉ~
一般装備で鬼呪装備と戦うなんて無理ですよ?」
そう言ってシノアは鎌を前に出してバカの攻撃を防いだ。
バカは何か驚いているようだ。
「シーちゃんこのバカを」
俺は手をシノアの前に出して
「ここは俺に任せてくれないかな?」
「わかりました。」
「ありがと(*´ω`*)・・・それとバカは鬼呪装備の力が見たいと言ったな。」
「そうだが!」
「なら見せてやるよ。死んだらごめんな。『リリ』死なない程度に殺れ!一撃で良いぞ。」
(わかったよ!祐也!雷で行くよ!)
「何だよ!その剣は」
そう言った瞬間に雷に飛ばされてバカはフェンスにぶつかっていた。
「は、ははっ!
まじですげえなそれ・・・
それさえありゃ吸血鬼なんて敵じゃねぇんじゃねぇか?」
「バカはやっぱりバカのままだな。戦場に連れていけねえは。」
「そうですね。戦場では向こうも武装しますからね。」
「この前やった奴とは別格だよ。特に貴族の連中は。」
「武装?マジで?」
「だから部隊で動くために協調性を学びましょうと中佐は仰って」
シノアが言い切る前に屋上の扉が勢いよく開く。
「た、た、助けて優君!祐也君!」
「なんだ!与一
まーたおまえいじめられてるのか?」
「なんかめんどくさくなりそうだから離れようシーちゃん(*´ω`*)」
「はい。ゆうちゃん(*´ω`*)」
そして2人で少し離れようとすると2人の耳に『開かずの間』と言う言葉が入ってくる。
「お前らは開かずの間に入った友達を助けて貰おうってことだな!」
「はい。」山中はおとなしく肯定する。
「無理だな。」
「軍管理下の一級立ち入り禁止区域を侵したんでよね?」
「そっそれは」
「言い訳はいらない。
どうせ度胸試しとかそんなところだな。」
「ですが
あそこに入ったものにはとても厳しい罰が与えられます。」
「そ・・・
それじゃあ祐二は・・・」
「軍に捕まって死刑になってるかもな。」
「吸血鬼殲滅部隊のエリートのあんたらなら助けることが」
「2度も言わせるなよ。無理だから諦めろ。」
そう言って俺とシノアが屋上から降りて行った。